2014年4月7日月曜日

畑の側の4本のシンボルツリー3年目の春。

下の写真は3年前植えた当初の畑の側のシンボルツリー。
最初はシンボルツリーの向こうの畑地がスケスケ状態。さすがに寂しい。
この場所が茂って畑で仕事をしている私の姿が余り目立たなくなるといいと考えていた。
最初植えた4本の木は、左からシマトネリコ、黄色モクレン、ヤマボウシ、そしてイロハモミジだ。
久留米の植木屋さんで買った4本の苗木を軽のバンにギュウギュウ詰めて、家人は座るところも無い状態で運んできた思い入れのある木々だ。
これくらいの大きさの木になると、植える時の穴には水が溜まるぐらいにたっぷり水をやってから植えるのだそうだ。
そんなことも知らない素人仕事で、植えて間もなくは水の吸い上げが悪くそのまま枯れてしまうのではないかと心配した。また、強風に枝があおられる姿には、少しでも予防しようと支柱も立ててみたが不十分な感じだった。


下の写真は大変な1年間を何とか生き延びた、2年目の春(去年)のシンボルツリー。



今年は3年目なのでどの木もグ〜ンと元気になることを期待していた。
さあ、新緑が出てきた3年目の春はと言うと、下の写真のような感じだ。
4本のシンボルツリーとその周りの草木で目隠し効果は出てきたようだ。
4本の木ともに今のシマトネリコくらいの大きさになるとほぼ理想に近づくのだが。
元気なシマトネリコだけはこれ以上大きくならない方がいいので昨年剪定をしてみた。

最初に植えた4本の木の中で奥に見えるシマトネリコだけはグングン大きくなリ、昨年少し剪定をおこなった。

黄色モクレンは若干木は大きくなったが、枝の元気が足りない。
そのためか花の咲く時期が遅れているようだ。
枝が細いと、そこに咲く花も小さい?
花がいっぱい咲き、多くの葉が茂らないと黄色モクレンの木はちょっと寂しい。
イロハモミジは風にやられて、枝先がかなり弱っている。
一見、元気なように見えるが、ここは木の中央部分。
枝先の樹勢は衰えている。特に上の方は強い風の影響か元気がない。
また、理由は分からないが最初の年に見られたような微妙な色の紅葉も見られない。
ヤマボウシは背は少し高くなった。しかし、こちらも樹勢は余りよくない。
そのためか昨年は赤い実を食べることが出来なかった。
ヤマボウシは昨年の葉が少し残った状態で新芽が出てきている。
この秋は実を食べようと構えているのだが、どうなるかまだ?だ

シンボルツリーを植えたこの場所は、一年中強い南風が吹く場所。
4本の木のなかで元気のない3本は、やはりそれが一番堪えているのだろう。

ただ、足下を見ると、色々な花が賑やかになってきた。



4本の木の間に植えた小さな木達も元気だ。
マンションのベランダでここ数年花をつけなかった弱ったバラを移植した。
写真では分かりにくいが、なかなか元気になっている。
その向こうにはあとで植えた小さなオリーブの木がどんどん成長している。

こちらはアーモンドの木、この木も元気に成長している。
今年は初収穫を楽しみにしている。

これは、3月から花を付けている利休梅。もうしばらく花を楽しめそうだ。

これらの小さな木と足下にある元気な花達、さらに雑草の協力もあり、この場所の目的の一つ、“目隠し効果”は少しは理想に近づいている。

これまでの木々の成長を見ていると、もちろん元々の木の力も違うのだろうが、この場所に合うもの、合わないものもあるようだ。特に風に弱い木にとってはここはなかなか大変なようだ。
ただ、イマイチ元気のない3本の木も、周りの木が茂り風よけになり、後ろの棚にカボチャ等がしっかり茂ればさらに風の影響は少なくなってくるだろう。
また、落ち葉や枯れ草が、この場所に自然の腐葉土を作り、木に栄養を与えていくだろう。

ということで、4本の思い入れのある木々には来春はもっと成長した姿になってくれることを期待しよう。

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