しかし,卵胞を使っての孵化実験。
これまで私の考えでは、一つの卵胞にほとんどは1個の卵、たまに2個の卵があるくらいで、卵胞を使っての孵化実験はおおよそ卵の孵化実験と考えてよいと思っていた。
ところが、先日のブログに詳しい方からコメントを頂き、卵胞には1〜3個の卵が入っていて、1個の卵胞から3匹の赤ちゃんが生まれることもあるとのことだ。
これまで私は卵の孵化実験と称して、様々な時期に、様々な数集めた卵胞からどれくらいの赤ちゃんが生まれるか? 特に時期的な孵化率はどうなのか? などを実験してきた。
それらの実験結果から、大雑把な孵化率は分かるのだが、とても、正確な卵の孵化率ではなかったわけだ。
例えば、昨年末設定した300個の卵胞での孵化実験では90%くらいの孵化率(30個の卵胞が残っていたので)としていた。この時赤ちゃんミミズは300匹をはるかに超えていた。残った卵胞の数を数えるなんて、やってはみたが、30個という数は恐らくかなりいい加減と思われる。だから、この時の実験で1個の卵胞から2〜3個の赤ちゃんが生まれたのは間違いないが、90%とした孵化率はとてもいい加減なのだ。
ただ、この90%という孵化率は我が家でこれまで実験した孵化実験で最も高いものだった。
そこで、今回の実験ではその時から2ヶ月程遅れて真冬の時期に産卵された卵胞がどれくらい孵化するかを見てみようと思っていたのだ。
しかし、正確な孵化率を出すことが不可能と分かってやる孵化実験は面白くない。
ということで、400個集めた卵胞からの孵化実験は中止することにした。
その代わり、最近この観察小屋から生まれた小さな赤ちゃん35匹を選抜した。
3月末卵胞だったので、その後生まれた赤ちゃんは4月1日生まれとした。 |
さあ、これらの赤ちゃんシマミミズで新たな寿命実験のスタートだ。
観察小屋のNoは今使われていない寿命実験3ということにした
生まれた時期を4月1日と仮定した。
35匹での新たな寿命実験の次のチェックは6月1日前後(2ヶ月目)としよう。
さて、畑の側の花壇ではフリージアが咲き始めた。
昨日の畑の側の花壇。昨秋に球根を植えたフリージアが一斉に咲き始めた。 |
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