2014年4月12日土曜日

雑草収容コンポストにミミズ君と1000個程の卵胞を入れてみた。この秋には大量のミミズ堆肥と多くのミミズ君に出合えることを夢見て。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

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こちらは畑の側に置いて雑草を詰め込んで堆肥化させようとしているもの。
去年は丁度この時期から夏の終わり頃まで草を詰め込んで、冬の2月頃内容を取り出した。
大体堆肥に成りかけていたが、そこまでなるのにも結構な時間が必要なことが分かった。
最近も、大量の草が出始めたので今年もこのコンポストに活躍してもらおうと思う。

ならば、もう少し早めに堆肥化させるために,ミミズ君の力を借りたらどうだろうか?

幸い、我が家にはシマミミズがいっぱい居る。
ということで、このコンポストで新たなるトライを始めた。
まずは、50匹くらいの大人ミミズをこのコンポストに放り込んだ。
500匹くらい大人ミミズ入れてみたかったが、もし失敗全滅になると怖い。
それにこの時期、他のミミズ小屋もそこまでミミズが増えていない。
まずは50匹に少しでもミミズ堆肥を作ってもらおう。
みみず君には余裕はなかったが、卵胞はいっぱいある。
そこで、最近観察小屋に溜め込んでいた1000個くらいの卵胞も中に放り込んだ。
これらの卵胞から赤ちゃんが孵化して,大きくなって雑草の堆肥化を助けるまでには4ヶ月くらいはかかるだろう。
もし、この条件で卵胞が孵化して、大量のミミズ君が出現し、大量な雑草を堆肥化することが出来るのなら、このタイプのコンポストを新たに年1回大量堆肥を収穫するタイプの新たなミミズ小屋として機能させることも出来そうだ。
無事孵化したミミズ君が、雑草を餌として順調に成長すると、繁殖も始めるだろう。
すると秋頃には、このコンポストの中が大量のみみず堆肥と大量のミミズ君になっているに違いない。

ミミズ君の餌になる雑草はしばらくは満タン状態だ。
これまで雑草をみみず君の餌としてチェックしたことが何度かあった。
結論的には
広葉雑草の方がイネ科雑草より餌としてはよい
雑草をシマミミズは食べるが、雑草だけではシマミミズ君に取って余りよい餌にはならない。これまでの実験ではミミズ君が余り太らなかったのだ。

また、これまでの実験では、みみず君には餌成分だけでなく寝床成分も必要なことが分かっている。
我が家のミミズ小屋ではココナッツ繊維がその役を担っている。餌成分だけだと環境がウェットになり、場合によっては発酵してしまうのだ。
ところが今回、このコンポストの中には寝床成分がない。
そこのところもちょっと心配な点だ

しかし、今回のコンポストに入れる雑草は生半可な量じゃない。
空間の広さも,これまでのミミズ小屋とは全く違う。環境悪化が一部に起こっても、どこか逃げる場所がありそうな気がする。
また、これだけの雑草を与えたら、少々ミミズ君が増えたって、皆丸々と太るような気がするのだがどうだろうか?

まずは結果のお楽しみという事になりそうだ。

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