毎年野菜の苗は何本植えるか?どこに植えるかなど悩ましい。
一つは畝の広さの問題。
そしてもう一つは管理上の問題。
下の写真は手前に長ナス2本、中程にししとう2本とピーマン1本を植えている。
奥のパオパオを外した後にスペイン土産のトマトとナスを植える予定なのだが、パオパオをまだ撤去出来ないでいる。
そこで、一番奥のやや広めのスペースにスペイン土産のトマトを何とか1本だけ植えた。
パオパオが片付かないためすっきりしない畝。 |
スペースの関係でやや近めに2本づつ植える形になっている。
ブロッコリーの仲間は、ランドリーネットでモンシロチョウ対策だ。 この畝にも片付いていないパオパオやタマネギ等がある。 それで、ショウガやスペイン産キャベツの苗等がまだ植えれない状態だ。 |
こんな感じで、夏野菜の植え付けは、空いたスペースに少しづつ植えているのが現状だ。
パオパオの中にはまだ植えるには小さ過ぎる夏野菜の苗もいっぱいある。
5月に植え始めても遅くはないと思うのだが、ホームセンターの野菜の苗売り場にはこの時期になると色々な夏野菜の苗がいっぱいだ。
それらを見ていると、少しづつでも夏野菜の苗を買って植えたくなるのだ。
もし買ってしまったらパオパオの中で育てている苗の行き場所がなくなってしまう?
ン、悩むな〜
ところで下の写真はレンゲの花。
レンゲの蜜は美味しいのだろう。色々な虫が寄っている。 |
この時期、田んぼのレンゲがきれいに咲いている。
根瘤に含まれた植物が使える形の窒素化合物を,この状態で耕すことにより稲の栄養にするのだ。 |
稲作にとってレンゲの根に含まれる窒素化合物は有用な肥料になる。
空気中の窒素は安定している。だから、そのままでは動植物は利用出来ない。
だから、動植物にとっては窒素を使える形の窒素化合物にして取り入れる必要があるのだ。
一般の植物は土壌の硝酸イオンの形(通常の畑の作物)かアンモニウムイオン(稲、里芋等)の形で窒素を吸収する。
ただ、豆科やサツマイモなどの植物や森林の樹木(ヤマモモ等)の中には細菌を利用して自分の体の中に窒素を取り込むものがある。
レンゲも豆科で、その根に窒素固定(nitrogen fixation)ができる細菌が居て、根粒に植物が使える形の窒素を蓄えるのだ。
窒素固定が出来る植物はこの細菌のお陰で栄養の少ない土壌でも成育出来るらしい。
だから、レンゲ畑ではその根粒に蓄えられた多くの窒素化合物を、このまま土に鋤き込むことで稲作における窒素肥料になるわけだ。
それにしてもレンゲ畑は見ていて気持ちがいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿