2019年12月5日木曜日

収穫もお裾分けも順調な里芋。逆さ植えをした『赤芽大吉』の大きな株を掘り起こし、収穫量は今年最多、最大の親芋は12cmあった。

今年の里芋は極めて順調で、お裾分けも順調に出来ている。
そんな里芋の中で、育てた苗の数が圧倒的に多かったのが『赤芽大吉』
もともと育てていた『赤芽大吉』だが、苗が増えた理由はご近所さんから使わない苗をやや遅い時期にたくさん頂いたのだ。

我が家では『赤芽大吉』の他に、『黒軸』や『土垂』を育てているのだが、これらは一つな株から取れる小芋は多い。
しかし、これまで一番多く収穫してきた『赤芽大吉』の株からの収穫では、子株の数は少なく、親芋も10cmを超えるものがほとんどなかった
その理由は頂いた『赤芽大吉』の苗がを植える時期が遅かったこともあるが、すでに芽が出た苗を植えたので、植えるときにそのまま順行植えしたからだと思われた。
これまでの経験では、どの里芋でも逆さ植えのほうが収穫量が多いのだが、『赤芽大吉』の場合は特にその傾向が強いのだ。

それでも植えた苗の数が多かったので、これまで我が家で食べる分やお裾分けにする芋には事かかなかった。

ただ、里芋の収穫で大きな楽しみは、一つの株から採れる小芋の収穫量と、親芋の大きさだ。
12月に入っての里芋掘りでは、そろそろこれらを楽しむ事になる。
そして、そんな芋掘りが楽しめるのが、第1菜園に残していたこちらの畝
3種類の里芋の大きな親芋を逆さ植えした畝だ。
どの株も、かなり大きく成長している。
で、今日はこれまで一つの株から少しづつしか小芋を収穫できなかった『赤芽大吉』を、10cmサイズの親芋と、多くの小芋の収穫を目指して2株ある大きな株のうち1株を掘り起こしてみた。
こちらが第1菜園の畝にある今日掘り起こした株。
もうひとつの大きな株は後日掘り出しだ。
こちらの『赤芽大吉』にもかなり期待がかかる。

我が家の里芋は、大きな親芋を種芋として使う場合、親芋の上部を切り落とし逆さ植えして使っている。
そうすると、芽がかなり離れて出てくるので、そんな芽が大きな苗に育つと、下の写真のように育った苗同士距離ができる。
今日掘り出した株の株元を、近づいて見るとこんな感じ。
それぞれの苗の下に親芋が出来、その周りに小芋ができる
だから1株でもかなりの収穫量になるのだ。
実際このひと株から収穫した芋たちは、こんな感じだ。

この株から収穫できた小芋と、小さな親芋はいつも収穫量を見る容器で2段分あった。
小さな親芋4個も大きな小芋たちと一緒に感激の収穫だ。
これまで1段の半分にも満たない収穫が続いていた『赤芽大吉』。
やはり大きな親芋を逆さ植えしたものでの収穫は段違いだ。
ちなみに、これまでの里芋の最大収穫量は、3年前の『黒軸』からのもので、同じ容器の2段半
この時は、一株から小芋だけで容器の2段半あった。
もちろん大きな親芋を逆さ植えして育てた株だ。
そして、今日は親芋の方も大きなものが4個採れたが、最大のものは12cmあった。
今年最大、これまででも最大クラスの親芋だ。

一つの株から多くの収穫を得るためには『赤芽大吉』や『黒軸』の親芋は10cm以上あることが望ましいと思っている(『土垂』は10cm以上の親芋になったものは今のところないが、それでも8cmくらいあるとかなりの収穫ができる。)。
そして今日の収穫で、予想通り『赤芽大吉』の10cm以上の親芋が4個になった。

来年も第1菜園の里芋の畝には、大量の収穫量を目指して『赤芽大吉』の10cm以上の種芋を目標通り3個植えることになりそうだ。

収穫した親芋は、しっかり乾かして、新聞紙でくるみ、米袋に入れて冷蔵庫の上に保存する予定だ。

近いうちに『黒軸』の大きな株からも収穫する予定だが、その時は一株からどれだけの子芋が収穫できるか、親芋の大きさはどれくらいなのか、今からその収穫がとても楽しみだ。

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