2022年9月30日金曜日

2022年9月の菜園&果樹園。

この9月は、糸島市の山のすそ野にある土地に新たな菜園作りのための新天地に少しづつ手を加えた。
購入した土地の大部分は雑草や雑木や笹竹に覆われ、イノシシが掘ったと思われる穴もたくさんあったので、差し当たって獣害予防のネットを張った。


この土地の大部分は以前所有していた方が段々畑として使っていたようで、かなりの可能性を秘めているように思っている。
こちらは三の段南に植え付けたニンニクの畝。
四の段に獣害被害予防と思ってマルチに切れ込みを入れずにデストロイヤーを植えたのは失敗だった。
マルチの下は熱を持った空気が張り詰めて風船状態。
マルチの下には雑草が腐れかけて、種芋も半分ほど腐れていた。

今月は二の段に作った畝では種まきもしたが、うまく芽出し出来たのはルッコラ。

芽出しがうまくいかなかった白菜は苗を買って植え付けた。

以前段々畑の一番下の段として使われていた場所(一の段)はウェットなので、ニンジンの芽出しやニラを育てている。

一番上の段(五の段)には、栗の木があるが今月はさっそく栗の収穫が出来た。

この新天地には栗や柿やビワなどの実がなる木だけでなく、以前所有されていた方が、紅葉など楽しめる色々な木を植えているので、そんな木も出来るだけ生かしたいと思っている。
ここは二の段南で花壇にしようと思っている。
こんな小さなモミジの芽も可能なものは残している。

ただ、敷地内にある茂り過ぎた笹竹はちょっと厄介者。
先日根元から切った笹竹も可能な場所では掘り返している。

第1菜園ではエンダイブや黒キャベツを適時収穫。
新天地でマルチの下で多くが煮えたようになったデストロイヤーの種芋も、第1菜園で切れ込みを作って植えたところでは順調に芽を出した。
背は伸びたが茎は細いので、大きな芋は付けそうにない。

第2菜園では、夏を乗り切ったニンジンや土嚢袋ショウガや土嚢袋の短寸ゴボウそして四角豆やサツマイモが収穫出来ている。
安物土嚢袋のビリビリ状態には閉口したが、土嚢袋ショウガの出来は上等だ。
ニンジンは雑草の下に宝探し状態。
夏に腐れずに乗り切ったニンジンは結構立派だ。
収穫出来るサツマイモも少しづつ大きなものになっている。


果樹の方ではもうすぐ柿の収穫が始まる。
イチジクは、まだ食べれる実が次々に出来ているのだが、台風の後採り忘れた実にスズメバチがたくさん寄ってきているので、怖くて近づけなくなった。
熟れる前に収穫しておかないとこんな状態になる。
この状態で実を落とすのは雨が降っている時しかない。
まあ、これまで十分に収穫してこれたので、今年の収穫は終わりにしてもいいだろう。

いよいよ来月からは秋本番で畑仕事もし易くなるはずだ。
新天地ではやりたい仕事が山積みなのだが、無理はしないようにボチボチ出来ることをやっていこう。

2022年9月29日木曜日

一の段と二の段の間のスペースに芽が出た聖護院大根の移植と蔓なしインゲンの種まき。芽出しがイマイチのニンジンや大根も追加種まき。

 花壇では年に2回咲くバラの木に秋の花が咲き始めた。

春と秋、年に2回花を楽しませてくれるバラ『Queen of Sweden』。

さて、一の段に芽を出していた聖護院大根はその一部を、一と二の段の間のスペースに移植。
一と二の段の間のスペースの土の感じがよても良かったので、野菜をこの場所で育てたくなったのだ。

で、時期的には遅過ぎるかもしれないが蔓なしインゲンの種が大量にあったので、この種も同じ一と二の段の間のスペースにバラ蒔きしておいた。
2年目の種なので、来春の種まきが最後になりそうだ。
インゲンの秋蒔きは8月の終わりがいいらしいが今日種をバラ蒔いた。
10月末から11月にかけての収穫を期待している。


ところで、一の段の数カ所には、ニンジンなどの種も蒔いていた。
それらの種からの芽出しはイマイチ
そこで、同じ一の段の奥の方に、足踏み法でニンジン種まきを追加した
写真右下がニラ、左下と奥がニンジンの畝。
このウェットな一の段はニラ以外はまだうまく使えずにいる。

更に、一部しか芽が出なかった通常の大根も同じ畝に追加種まきをしておいた。
1ヶ月ほど前に種まきした大根の畝では20%しか芽が出なかった。
今日はこの畝の芽が出なかった場所にも追加種まきだ。

うまく芽出しが出来ない秋野菜には、これからもあまり遅くならないうちに追加種まきをすることになりそうだ。

2022年9月28日水曜日

ブロッコリーと白菜の苗を買って植え付け。植え付け場所は第1菜園と新天地。ニンニクも、新天地三の段南に2畝目の植え付け。

3週間前にイチジクの木の下で第1陣の花が咲き始めたタマスダレ(ゼフィランサス)が今は第2陣の花が見事だ。



さて、例年だと9月初めには第1陣の植え付けをするブロッコリーや白菜
今年は遅くなり今日が苗植えだ。
残念ながら、種から育てたものはまだ育っていないので、買った苗を植えることにした。
なぜか種まきしたところからは芽が出なかった新天地の白菜
今年は同じ場所に買った苗を植え付けた。
コオロギやヨトウムシの被害に逢わないと嬉しいのだが。

遅めに苗を植えるメリットは、コオロギなどの被害が若干減ることだ。
それでも畝の廻りにはたくさんのコオロギの姿が見えるので心配だ。
こちらは第1菜園ブロッコリーを植えた畝。
この後、防虫ネットを掛けておいた。
こちらは新天地に苗を植え、防虫ネットを掛けた状態。
同じ苗なので、第1菜園と苗の育ちの違いを見るのが楽しみだ。


そして、今日はニンニクも第2陣の植え付けをした。
ニンニクの畝を作っているのは三の段南だ。

10日あまり前に植えた第1陣のニンニクは、丁度芽が出てきたところだった。
ただ、今日第2陣の苗を植えようとしてびっくりしたのは、畝を作る予定の場所に直径60㎝程の穴がポッカリ空いていたこと。
原因不明の穴だ。
地盤沈下??
もちろん、この穴は埋め直して畝を作った。
こちらが今日準備した種ニンニクを植え終わったところ。

この新天地の三の段南には広いスペースが残っているが、笹竹の根茎もかなり張っているので、今後どのように使っていくか思案中だ。
とにかく、少しづつ少しづつ新天地は開拓していこう。

2022年9月27日火曜日

今朝はかなりの雨が降り、昨日に続いて第1菜園で種まき。今日はレタス類やチコリー『プンタレッレ』の種をバラ蒔き。

 9月も終わりに近づき、第2菜園ではキクイモの花がそれなりに咲いている。

毎年この時期はキクイモ花茶を作るのだが、今年は今のところ余裕不足。

今朝はかなりの雨風だったようで、風の音で早めに目が覚めた。

こんな日の畑の畝は種蒔きに適した状態になっているので、昨日に続いて第1菜園に種まきをすることにした。
種蒔きしたのは、下の種袋の4種類。

3種類はレタスの仲間、一つはチコリー「プンタレッレ」だ。

そこで、以前ニンジンやモロヘイヤなどを育てていた畝を片付けることにした。

近くには青シソも大きく成長していた。
そんな苗を全て片付け種まき用の畝を作った。

今日の種まきは全て直まきでバラ蒔きだ。
出てきた芽がそれなりの大きさになったら、苗を畝に移植する予定だ。

下の写真で一番手前がチコリー『プンタレッレ』。
その奥の3区画は、ロメインレタスなどのレタスの種をバラ蒔きしている。

バラ蒔きした種から順調に芽が出てきてくれたら嬉しいのだが、それがはっきりするのは10日後くらいだろうか?

明日は畑仕事する時間が少し多めに取れそうなので、植え付けが遅れていたブロッコリーの苗やまだ芽が出ていない白菜の苗を買って植え付けニンニクの2畝目の種まきなどをしようと思っている。
この秋は新天地での畝作りなどに要する時間が多くなって秋冬野菜の植え付けがかなり遅れている気がする。
例年ほどの収穫は望めないかもしれないが、何とかそれなりの収穫が出来るように、この時期種まきや苗植えを頑張ってみたいと思っている。

2022年9月26日月曜日

今日は久しぶりに少し雨が降ったので、第1菜園にこれまでの種まきで失敗したいくつかの野菜の種を直蒔き。

実りの秋、菜園前の稲穂もしっかり頭を垂れてきた。
例年、この場所では10月の中旬に稲刈りされている。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
この格言を伝えたい人は政治家を含めいっぱいだ。

さて、 秋の葉野菜、ルッコラだけは順調に育っているのだが、他は今のところうまくいっていない。

今日は久しぶりに少し雨が降り明日の午前中までは雨予報が出ているので、こんなこれまでうまく芽出しが出来ていない種のいくつかを第1菜園で蒔くことにした。

こんな種はポットに蒔くこともあるのだが、今日は直まきだ。

今日種まきしたのは、ターツァイチーマディラーパ、そして白菜だ。

こちらは、今年6月に収穫したターツァイの鞘。
今は鞘がはじけて種がいっぱい。

チーマディラーパも同様。

こんな自家採取の種に対し、白菜も自家採取の種はあるのだが、こちらの種では巻かない白菜が出来るので、これらは

白菜も8月末に種まきしたものでは芽出し失敗。
今日はこんな残った種を畝に直蒔きした。

今日は第1菜園の空いたスペースにこんな種を蒔いていった。

ここにはターツァイの種をバラ蒔きしたが、芽が出てきたら畝に移植予定だ。

ここはマルチのある畝に植え穴を作りチーマディラーパの種を蒔いた。
ここに出てきた芽は間引き予定だ。
こちらは同じ畝に白菜の種を蒔いた。

八月末の種蒔きではうまくいかなかった、秋冬葉野菜の芽出し。
今回の種まきでうまく芽が出てくれると嬉しいのだが。。

2022年9月25日日曜日

マルチを突き上げてきていると思ったデストロイヤー、マルチに切り込み入れても出てくるのは雑草ばかり。そんなデストロイヤーを掘り起こして植え直し。

ここは、新天地の四の段デストロイヤーの種芋を植えていた場所
今日の作業が終わった後の風景。
4列マルチを掛けていた畝があったが、3列マルチが無くなった。

そろそろ、最初植えた種芋が出た芽でマルチを突き上げているだろうと思い今日はマルチに切れ込みを入れようと思って見に行った。
マルチは膨らんでいるが、苗で突き上げられているのではない。
風船のように空気がいっぱいで膨れているのだ。
畝の間で少しでも土がある所には雑草が物凄い勢いだ。
これはヤバい!
二度目に植えた種芋は小さなものを切れ込みを入れて植えていったが、ここも出ているのは雑草だけだ。
この畝の種芋はまだ芽を出す時期ではないと思っていたが、とにかく雑草が凄い。
植穴からは雑草だけが元気に出てきているのだ。


今年のデストロイヤー、最初の2畝だけは防獣ネットをまだ張っていない時期だったので獣害が怖くてマルチを開けずその下に植え付けた
どうやらこれは大失敗だった。
芋を植えたと思える場所を開けてみたが、そこには熱で煮えて腐り始めたような雑草が出てくるのみ。
ここには3列立派な種芋を植えていた。
芋も煮えて全滅なのだろうか?
実際、掘り出してみると多くの芋が腐っていた
マルチの下は予想以上に熱くなっていた。

それでも何とか生き残った感じの芋もあったので、下の写真左の畝では3列の畝を1列で植え直した。
同じ様に右の畝も1列の植え直していたが少し種芋に余裕が出来たので一部は2列。
マルチを剥ぐのが遅れたらもっと多くの種芋がダメになっていたと思われ不幸中の幸いだ。

切れ込みを入れて植え付けた右側2列のうち1列は掘り返して植え直し。
右端の畝は余力がなく、切れ込みから出てきた雑草を可能な限り引き抜いておいた。
マルチを剥いだ場所は、収穫までは何度も草抜きが必要になると思われる。

ということで、4列マルチを掛けて育てていた畝は、予定とはかなり変わった形で育てることになった。
ただし、周囲に張り巡らせた防獣ネットは効果があるようで、今のところ全く芋を掘り返されていなかった。
最初に種芋を並べて植えて、何者かに掘り返されていた栗の木の下の日陰部分でも、掘り忘れの芋からしっかり芽が出ていた。
出てきていた芽は日が当たる方に向いてヒョロっと伸びていた。
近くには虫に食べられた栗がたくさん転がっている。

まだまだ、収穫までは色々あるかもしれないが、今日植え直した芋から晩秋に美味しいデストロイヤーが収穫出来るのが楽しみだ。