2024年5月31日金曜日

芽が出て嬉しい宇宙芋。たくさんあるアジサイに少しづつ色付いた花が見え始めた。

今日は午前中少し雨が降ったが、予定より早く晴れてきた。
ビニールハウスの中以外は数日間は水やりをしないで済みそうなのは嬉しいが、この時期蚊が増えてくるので、しっかり予防して仕事をしよう。

こんな雨上がりに段々畑を散歩すると、あちこちにあるアジサイの花に少しづつ色付いたものが出て来た。
梅雨の訪れが近いことを実感させてくれる。

ただ、梅雨の時しっかり咲いてくれると思っていたユリの蕾のいくつかは虫にやられた。
ユリの蕾は甘いのだろうか?


さて、昨年動物にもやられたが、それなりの収穫があったのにイマイチの人気だった宇宙芋

今年は食べ残って種芋に使える芋が結構あったのだが、支柱を立てて畝に育てることをせず、防獣ネットの外側に種芋を適当に植えた。

ただチェックしてみると、いつも5月の初めに芽を出していたのに全く芽を出していなかった。
その時、1個種芋を掘り起こしてみたら、芋が腐っていた。

植え付け時期が早すぎたのだろうか?
種芋を植えた後に雨が多い天気だったことが悪影響を及ぼしたのかもしれない。
芽が出始めた芋を植えたので心配ないと思っていたのだが。

ツクネ芋もすべての芽が出白い、元気に育ち始めているこの時期、数個でも芽を出してくれると嬉しいと思って、今日防獣ネットの外側を観察してみた。
よかった!
明らかに宇宙芋と分かる芽が10本ほど出ていた。

出ている芽の周りを片付け、防獣ネットの方に支柱を立てておいた。

もう少し時間を置くと、もう数個は芽が出てくるかもしれない。
隕石のような面白い芋が、全く収穫出来ないと寂しいので、野生動物との取り合いになるかもしれないが、今年も美味しい宇宙芋のお好み焼きを食べたいと思っている。

ところで、畑の見回りをすると、2日前に大部分の葉とアオムシを取って復活を期していた黒キャベツの苗に、もうアオムシの姿があった。

2日前に見落とした輩だろう。
今日はこの小さな防虫ネットの中にモンシロチョウは入ってなかった。
念のため、しばらくは毎日アオムシチェックをすることにしよう。

努力の甲斐あって黒キャベツの中心から伸びつつある新芽がアオムシにやられず収穫できる日が来ることを期待している。

2024年5月30日木曜日

この時期のカブトムシの幼虫をチェック。トウモロコシの最初に種を蒔いた苗に雄花が見えて来た、インゲン豆の収穫が始まった。

この時期のカブトムシの幼虫がどんな感じになっているのか気になったので、ボックス容器に入れた幼虫をチェックしてみた。
動きも遅く表面の色は茶色みを帯びて硬くなっていた。
大きさも以前より一回り大きくなっている。
蛹になるのも間近なのだろうか?
子供たちにカブトムシを見せるのも楽しみだが、羽化して本能に任せて飛んでいく姿も楽しみだ。

ちなみに、昨年11月にボックス容器やチップ小屋に入れた幼虫はこんな感じだった。


さて、昨年はサルにやられて全く口に入らず、その前はアワノメイガに食べられたりカラスにやられたりで、なかなか満足な収穫が出来ないトウモロコシ
アワノメイガ対策で、今年はビニールトンネルの中で早めに種まきをしたが実際芽出しは思ったほどよくなかった。
それでもその時芽を出した苗から雄花が見えて来た。

この時期ならアワノメイガはまだ雄花に集まらないだろうから、雄花を切り落とさなくてしっかり自家受粉させられるだろう。
サルとカラス被害の予防は自信がないが、カラス対策では畝の上にテグスを張り、サル対策は電気柵とその外側のノリ網で様子を見ることになる。
今年は久しぶりに美味しいトウモロコシを食べたいものだ。


ところで、知人からインゲンの苗ということで数本頂いて1か月ほど前に植え付けていたものから、早くも収穫が始まった。
どんな豆が出来るインゲンの苗か分からなかったので、豆を収穫始めて確認できた。

初収穫はやはり嬉しいものだ。

今日は嬉しい初収穫もあったが、最近の雑草の勢いは凄まじく、日が陰る時間も多かったので、草抜きの方を少し頑張った。

2024年5月29日水曜日

順調に育っていたので、出荷でもしたいと思っていた黒キャベツがアオムシに大打撃。復活させる手はあるのか?

 今日は日差しが強く、畑仕事は長時間できないのだが、こんな花を見ていると少し元気が出てくる。

友人に頂いた苗で、名前を忘れていたが、恐らく「ピペリカム」

さて、今日悲しかった出来事は、春先に種を蒔き極めて順調に育っていた黒キャベツ、そろそろ出荷でもしたいと思っていた矢先、アオムシにより大打撃。


原因は明らかで、防虫ネットの僅かな隙間からモンシロチョウが入っていたこと。
畑を見回るとき、このネットの中に入っているモンシロチョウは何度か捕殺したし、これまで何度かアオムシも捕殺したが、斜面にある畝を利用したこと、苗が込み合っていることなどから捕殺も完全でなかったようだ。
今日捕殺したアオムシには、小さなものだけでなく、かなり大きくなったものもあった。

そこで、上手くいくかどうか分からないが、一応私なりの抵抗を支店ることにした。
まず、管理しやすい小さな畝2か所で育てることにした。

1か所はこちらで、一の段の平地に畝を作った。
苗を引き抜いて外側の葉を落とし、水溜め容器で苗を洗い、可能な限りアオムシを落とし、小さな畝に8本だけ移植した。
ただ、水に漬けて落とそうとして、落ちて来たのは大き目のアオムシのみ。
洗った後確かめると、数ミリのとても小さなアオムシは残った。
そんな確認できた小さなアオムシはすべて潰して植え付けた。

もう1か所はこちらで、元々とても育ちが少なくまだアオムシ被害が少なかったところ。
ここの葉も大部分を落とし、苗の数も減らして、可能な限り今後の見回りでアオムシの捕殺がし易いようにしたつもりだ。
ここが2か所目で、元々の畝の半分を使っている。
ほとんどの葉を外したが、すぐ新しい葉が出てくると思っている。

そして、被害が一番大きかったところは、モンシロチョウがネットの方に入ってこないようにそのまま産卵場所として残している。

私に出来るアオムシ対策は、今日やったことくらいしか思いつかなかった。
かなり長い時間水洗いししても、小さなアオムシはほとんど落ちるなんてことはなかったし、アオムシが一旦大量に出現したらその対策が難しいことを実感した。
とにかく小さな管理しやすい防虫ネットに変更したので、こまめにアオムシ捕殺することが黒キャベツ復活には一番重要だと思っている。

2024年5月28日火曜日

今年のニンジンは大豊作。その畝の側にディルの苗移植。

この時期は、セリ科の野菜が元気いい
今年は宿年株のフェンネルが元気に育ち、まずまずの大きさの花を見せ始めているので久しぶりに種採りが出来そうだ。
フェンネルの太い茎元はとても美味しいのだが、宿年株のものより種まきをして1年目に出来る茎元の方が美味しい。
種が枯渇していたので、今年の種採りには期待している。

きれいなキアゲハの幼虫も喜んで葉を食べている。
かわいそうだが彼らは捕殺されることになる。

そして今年のニンジンは、育てた畝がよかったのか、新天地に来て最高の出来だ。



同じセリ科の野菜のディルは収穫が終わり今はディルはきれいな花を見せている。

ディルとフェンネルは葉も似ているが花も似ている。
フェンネルの花は男性的で力強く、ディルの花は繊細で女性的だ。

ただ、連続して育てようと4月に桜の木の下に種をバラ蒔きしたディルも芽を出している。ここで大きく育つか不安だったので、一部の苗を掘り出し、大豊作だったニンジンの畝の側に移植することにした。

4月に種を蒔いたの初めてだったので、うまく育つかちょっと心配。

大きく育ったニンジンの畝の側なら、この時期のディルの苗でも元気に育つのではないかと期待している

小さな畝だが10本移植した。
10本が元気に育てば十分な収穫になるはずだ。

2024年5月27日月曜日

昨夜は久しぶりの嬉しい雨。今日は果樹園で草刈り&ビワの実収穫。

昨夜から久しぶりに雨が降って、段々畑での水やりをしないでいいのは嬉しい。

今日は雨が上がっている時間帯に果樹園で先日やっていた草刈りの追加

果樹園にはご近所さんが数年前からイノシシ用の箱罠を置いている。
この写真では中央右上よりにその箱罠が見えている。

雑草も年によって勢力図が変わる。

ここ数年圧倒的な勢力を誇っていたコセンダングサが影を潜めて、セイタカアワダチソウが復活してきた。

今は1mほどの高さだがあっと言う間に2mほどになるので、可能な場所は草刈りしておいた。
果樹園のミカン類の中では、今のところ甘夏が一丸いい感じで実を付けている。
富有柿も小さな実はたくさんなっているが、こちらは例年多くが自然に落ちるので、どれくらいの実が成るかは夏くらいにならないとはっきりしない。
写真では分かりにくいが多くの花終わりの小さな実が成っている。


今年の果樹園ではビワの実の付きが悪いのだが、その分今日は大きめのビワが出来ているようだ。
今日はそんなビワを少し収穫して帰った。

一度にたくさんは食べれないので持ち帰るのはこれくらいの量だ。
イノシシの箱罠を警戒してか、最近サルがこの果樹園にやってこなくなっているのは嬉しい。

実を言うと段々畑のビワは去年はサルにやられたので、今年は細心の注意を払ってノリ網を木に斜めに掛けたりしていたのでうまくいっていると思っていたが、昨日から大勢のカラスがやって来て、そのほとんどを食べられてしまったのだ。
こちらは2日前の写真。
今は、ほとんど実は残っていない。
で、段々畑のビワの木の下はこんな惨状だ。

もちろん果樹園のビワにもそのうちカラスがやって来て食べられるかもしれないが、畑の野菜と違って高い木の上にカラス除けのテグスを張るのは難しいので、ビワは見守っていくしかないだろう。

2024年5月26日日曜日

我が家に昨年度移植してきたミカン類などの果樹の苗木。昨日から作り始めていたヤーコン茶、ネズミモチの枝葉のエキス出来上がり。

10日前に苗木を買ってきて植えた赤いバラは、数日後全て散ってしまった。
そのあとを心配していたが、すぐまた咲き始め、苗も元気そうなので良かった。


昨年8月に小さな苗木を植えた蔓バラも、元気に花を見せてくれている。
昨年8月小さな苗を買ってきた蔓バラ「夢乙女」。
接ぎ木だったのだろう、根元の方から2本元気な枝が伸びている。
蔓バラの方に影響がなさそうなので、今のところ放置している。

さて、我が家で育てている果樹の大部分は別の場所にオババん家から借りている山のふもとの果樹園

糸島の現在地から車で15分もかからない場所なのだが、便利なのは今住んでいる場所。


で、昨年果樹園で弱っていたミカン類の苗木や、これまで育てて多くの収穫を得ていたレモンの木が枯れたので、弱った苗木を移植したり、数本のレモン、オリーブなどの数種類の苗木を買って現在地に植えた
大きなオリーブの木も第1菜園から2本移植したが、1本は根付いたがもう1本は枯れてしまったかもしれない。
イチジクは第1菜園にあったものを挿し木して5本程育てている。

ブルーベリーやジューンベリー、ブドウやキウイ、イチジクについてはまた別の機会に紹介することとして、今日は新天地(糸島)で育てているそれ以外の果樹の紹介しよう。

○ミカン類
1)ジャバラ
私に軽い花粉症があるので、数年前に花粉症にいいとされるジャバラを育ててみようと、3本の苗木を果樹園に植えたが、雑草管理が悪かったこともありその後雑草の陰に見えなくなっていた。
確かめたら2本のみ何とか生き延びていたので新天地に移植した。

苗木の大きさは2本とも変わっていないが、昨年より明らかに葉を多く付け元気な印象だ。
これから大きく育って、来年くらいから実を付けるようになれば嬉しい。

2)本柚子
こちらの苗木はもう買って5~6年目になるのだが、果樹園でうまく育たず昨年ここに移植した。
移植してからも葉の数も少なく、枯れた枝は少ないのだがまだ元気を出してきたようには見えない。

苗元の雑草を刈りとり、葉が付いていない小さな枝は切り落とした。
元気になるサインが少しでも見えてくるといいのだが。。

3)晩白柚
晩白柚は果樹園の方に元気な木が2本あり、今のところさらなる収穫は要らないのだが、将来のことを見据えて、昨年1本苗木を買ってきて植え付けた。

葉の色が薄い印象だが、急斜面の下で日照時間が少ないためだろうか?
こちらも周りの雑草を刈っておいた。

ノリ網を掛けているところは雑草が抜けないのが難点だ。
実を付けるにはまだ2~3年はかかりそうだ。
4)ブラッドオレンジ
こちらは昨年苗を買った苗木。
育てたことも、食べたこともなかったので収穫を楽しみにしている。
実をいくつも付けていたのだが、大部分を摘果した。

5)レモン
4本の苗木を植えたが、一番元気なのがこちら。

2年前の秋に植えた「璃の香」という大き目の実を付ける品種だ。
こちらも小さな実が見えているが、近いうちにいくつか敵化しよう。
こちらは2年前まで果樹園で収穫していた「リスボン」という品種。
残念なのが昨年秋に苗木を植えた「ユーレカ」。
全ての葉がなくなっている。
苗木は死んではいないので、このまま様子見だ。

6)キンカン
昨年植えてさっそくいくつか食べることが出来た。
苗きは元気そうだが全く大きくなっていない。

7)シークワーサー
冬はビニールを掛け一応防寒処置をしておいた。
苗の状態は昨年買った時と変わりないように思える。

○オリーブ
昨年第1菜園から移植して生きているかどうかわからず段々畑に移植した「アスコラーナ」

こちらは間違いなく生き残った「レッシーノ」

その他買ってきた小さな苗木が3本ある。


○フェイジョア
3本の苗木を植え付けているが。この苗木が一番多くの花を付けているので、今年実の収穫が出来るかもしれない。

というようなことで、まだ今年収穫できる苗木は少ないと思うが、何とか来年くらいからたくさんの収穫が出来るようになると嬉しい。


ところで、昨日作り始めたヤーコンの葉のお茶は昼前には完全に出来ていた。

以前作ったヤーコン茶が入っているタッパー容器に入り切るだろうかと心配していたが。、パリパリになった葉は簡単に容器に収まった。


一方、昨日から薪をくべながら大鍋の中で作っていたネズミモチの枝葉のエキスはまだドロドロとは言い難いが、一応夜雨になったので製作終了とした。

火が弱るとマキタのブロアーが役に立った。


まだ、ドロドロとは言えないが私のお茶に加えるのなら全く問題なさそうだ。

中国では古来から万能薬として使われてきたネズミモチ(女貞子)。
これをスペシャルティーに加えたら、免疫能がさらに上がりそうだ。

以前オババに教えてもらったネズミモチの葉のエキス、冷蔵保存していたら1年間くらい使えるのではないだろうか?