* 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。
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これらのミミズ小屋に求めているのは
1)雑草を片付けてくれる。
2)手はかけないが、時に、多少なりとも堆肥を収穫が出来る。
3)餌成分が少ないので、シマミミズ君の増殖は余りないかもしれないが、ミミズ小屋が、一般の3段のミミズ小屋に比べ、ある程度の大きさがあるので、暑さ寒さの影響で、ミミズ君が全滅することがないと思われる。→万が一、他のミミズ小屋が全滅するようなことがあったら、この小屋で生き残ったミミズ君を増やせばよい。一種の保険みたいなものだ。
これらの、雑草ミミズコンポストは全部で4つ(第1菜園と第2菜園に2個づつ)ある。
野菜だけでなく、時に野菜クズも入れている。
雑草と一緒に、ある程度の土が入ってしまうのが特徴かもしれない。
ココ繊維などベッド材は全く入れていない。
今日は第3回目の堆肥収穫とミミズ分別で、扱うのは第1菜園の黒いポリバケツに入ったミミズ小屋だ。
第1菜園の2個のポリバケツが、雑草野菜ミミズコンポスト。 手前のポリバケツは、今年の初め、極く簡単に堆肥収穫した。 |
第1回目の堆肥収穫は、今年の2月頃だったと思う。上の写真の灰色のポリバケツでおこなった。10分で切り上げ、ある程度ミミズが含まれていたと思われる堆肥を畑にばら撒いた。
堆肥の量や、残ったミミズ君の数なども、全くチェックしていなかった。
第2回目の堆肥の収穫は、8月下旬、第2菜園の2個の中の1個でおこなった。
この時は、堆肥の状態とか、ミミズの状態とかを、少ししっかり見てみた。
堆肥分別には30分くらいかかったと記憶している。
第2菜園は2個の漬け物用の樽が、雑草野菜ミミズコンポスト。 2回目の堆肥の収穫はこのうちの1個でおこなった。 |
ミミズ君は500匹余りが分別出来た。
今年8月の分別ミミズ。卵胞は無く、赤ちゃんミミズも見当たらなかった。 |
今年8月の分別堆肥は、なかなかいい感じで出来ていた。 ただし、土が若干混じっているのと、小さな虫が多かった。 |
さて、第3回目の堆肥収穫&ミミズ君分別はどうな感じだろうか?
まず蓋を開けてみた。
上の方には、最近入れた雑草や野菜クズが入っている。
ミミズの居ない上層部分は、灰色のポリバケツに移した。 |
ある程度、上層部分を外すと、朽ちかけた雑草に絡まるように、シマミミズ君の姿が見えてきた。
ここから下の部分を堆肥と、シマミミズと、野菜や雑草のクズに分別した。 |
分別した堆肥はの量は、バケツに1杯半くらい。
分別時間は40分くらいだった。
雑草や、野菜の根っこを入れるとき土が混じってしまうので、堆肥に土が多く混じっているのは仕方ない。
堆肥の状態は、2回目より悪い感じ。 ミミズ君の数が少なかったことが原因だろう。 |
シマミミズ君は今回は250匹くらいで、第2回目のチェックの時の半分位。
やはり、赤ちゃんミミズや卵胞も見つからなかったので、ここでの繁殖活動は私が予測した程行なわれていないようだ。
ミミズ君の数は、私が予想していたのに比べ、圧倒的に少なかった。 やはり繁殖活動をするには、子孫が生きていけるような餌があることが条件になるのだろう。 |
やはり数種類の虫が混じっていたが、ミミズ小屋出初めて見たのがオケラ。
堆肥の上に居るのがオケラ。オケラはミミズを大好物とする昆虫だ。 当然、雑草野菜ミミズコンポストからは除外されることになる。 この堆肥、堆肥というより、土に堆肥が混じっているといった感じだ。 |
ミズアブの幼虫は、ごく少数居たが、環境に影響を与える感じはなかった。
ということで、今回、ミミズ君の数が少なかったこと、堆肥の状態がイマイチだったことから、これからの雑草ミミズコンポストでよりよい堆肥を作ってもらうためには、雑草に対し、栄養価の高い野菜クズを少しでも増やし、通常のミミズ小屋のように繁殖活動をしてもらわなければならないだろう。
ということで、食べ残していた、太い野菜の根や茎を、元のポリバケツに戻し、
ポリバケツに戻した、まだ食べきっていなかった、太い茎や根など。 太い茎は、食べきれずに残っていたかったが、空洞の中にミミズ君の姿は多かった。 茎の空洞の中は、居心地としてはよかったようだ。 |
もちろん、野菜程栄養が無くても、雑草もどしどし入れるようにしよう。 |
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