だが、畑仕事は、まだ無理をしないでおこう。
思い起こすと、5年くらい前に、今回より少し厳しいぎっくり腰をやった。
その時は、6月頃どんどん伸びてくる雑草を、力任せに次から次に抜いていた。
瞬間、グチッとやった。
その時は、その場からしばらく動けなくなった。
今回は、少〜し怪しいなと感じつつ仕事を続け、仕事を終えた後からどんどん痛みが強くなり、その日の夜動けなくなった。
さて今日は、ぎっくり腰を起こした日の畑仕事を、反省を含めて振り返ってみよう。
その日一番にやった仕事は、豆の畝への網かけだった。
こちらは思い入れがあった、カボチャの空中栽培用の竹の3段の棚。
この棚には重いカボチャを支えるためにノリ網を掛けていた。 |
このノリ網は、有明海のノリ作りで、使い古された網だった。
オババが以前畑仕事に使っていたものを譲り受けたものだったが、竹の棚でも3年間しっかり役に立ってくれた。
ところが、カボチャは広い第2菜園で作るようにしたので、狭い場所でもたくさんのカボチャが収穫出来るように、ということで作った3段の棚でのカボチャ作りは、必要がなくなった。
そこで、要らなくなるノリ網を片付けた。片付けたノリ網はこんな感じ。
小さくまとまっているが、20mくらいの長さはあるノリ網。 一見、絡んでいるように見えるが、全く絡まないのだ。 |
ツルムラサキやゴーヤも一緒に片付けられたので、竹の3段棚は久しぶりにすっきりした。
3段棚から取り外したり、新たに再設置する時は、その作業が網が絡まって大変なのではと思っていたノリ網。
ところが、絡むことも全くなく取り扱いは極めて簡単だった。
元々、海の中や、海からあげたりしても、絡まないように、非常によく出来ているのだ。
それにしても、畑で何年使われたかは定かではないが、この網の耐久性は凄い。
こちらは、第2菜園のキヌさや、スナップエンドウ、グリーンピースの畝。 2畝あるのだが、1枚のノリ網を2往復させながら掛けていった。ジャストサイズだった。 このノリ網の使い勝手や、耐久性には感服だ! |
一方、第1菜園のキヌさや、スナップエンドウ、グリーンピースの畝にも別のネットを掛けておいた。
こちらのネットは、以前屋上のゴーヤ用に使っていたもの。 ノリ網と比べたら細く、若干絡み易かった。 |
こんな感じで、一昨日は豆の畝に網かけをしたが、恐らくこれらの作業くらいで腰を痛めることはなかったはずだ。
その日に、私がおこなった網かけのあとの農作業は、ジャガイモ(デストロイヤー)の株元への土寄せだった。
私の大好きなデストロイヤーが、株元から顔を出し始めていた。
顔を出した芋を、このまま日焼けさせたら食べれなくなってしまうのだ。 |
今年のデストロイヤー は、大部分がマルチを掛けたところに植えている。
だから、その土寄せ作業は、まず株元のマルチを少し剥いで、スコップで近くの土を株元に掛けていった。
下の写真のような感じだ。
株元に土を寄せたところ。 この作業ではマルチの中にも、芋が顔を見せないように土を掛けていった。 恐らく、何十回も繰り返したこの時の姿勢が腰に悪かったのだ。 |
例年より多めに作っているのデストロイヤー、暑さでバテないうちに、土寄せ作業を少しでも終えておきたいと思って急いだことで、さらに腰に負担がかかったのに違いない。
確かに土寄せ作業の途中から、腰に違和感を感じ始めていたので、私なりに少し早めに仕事を切り上げた。
しかし、腰が悲鳴をあげているのに気付いたのは、帰りしなガソリンを入れる時だった。
車から、なかなか降りれないのだ。
時間をかけて、何とか降りても、給油口まで車に寄りかかりながらの牛歩。
もちろん、それなりの年なので、ある程度、腰の変形などあるのだろう。
それでも、急場で仕方なく力を振り絞って、ぎっくり腰になるのなら自分なりに納得出来るが、毎日の趣味の畑仕事で何回もぎっくり腰になるのは、反省に値する。
もう二度とこのような思いをしないですむように、年と体力相応の畑仕事を心がけるようにしよう。
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