梅干し作りの第1ラウンドは、梅ちぎりから梅漬けまで。
こちらは先月の初めに終了し、漬けた3樽の梅はしっかり梅酢に漬かった状態だ。
紫蘇の収穫&紫蘇の塩もみ、さらに、塩もみした紫蘇を、樽の中で梅酢に浸かった梅に加えるところまで。
今日はここまでを一気におこなった。
ところで、こちらが私が紫蘇を植えていた畝。
今年はプランターにたくさん育った小さな苗を直接畝に植え付けた。 若干背丈が低く、収穫量が私が予想したほどなかった。 |
ひと苗から収穫できる葉が、我が家のものの倍ほどあった。 恐らくポットである程度大きくなった苗を移植したのだろう。 |
で、福岡市指定のゴミ袋いっぱいに紫蘇の葉を収穫して帰った(最終的に収穫量がオーバーで少し余ってしまった)。
紫蘇を育てて、収穫し、葉をちぎり、葉を洗い塩もみする。
これらは、それなりに大変な仕事なのだが、紫蘇を買わない最大のメリットは、梅干し作りに使う紫蘇が完全無農薬であることが、保証されていることだ。
さらに、買ったものよりはるかに発色がいいのも大きなメリットだ。
葉をちぎる作業と、葉を洗い塩もみする作業を、我が家では分業でやっている。
塩もみの方が、力が必要で大変な仕事なのだが、こちらを家人がやっている。
理由は、葉をちぎる時に出てくる虫。
動かない虫が葉に付いているときは、家人でも簡単に処理をする。
こちらは、小さなクモの卵胞だろう。 |
こちらはハスモンヨトウの幼虫だろう。 |
こちらは色は違うが、恐らく同じハスモンヨトウの幼虫だ。 |
中には、バッタの赤ちゃんもいる。
クツワムシの赤ちゃんのように見えるがどうだろう? |
小さなクモもいる。
というようなことで、虫を外し、紫蘇の葉のみを集める楽な仕事が私の仕事だ。
で、家人は集めた葉をある程度の量づつまとめて、洗い、塩もみする。
1回に塩もみするのはこれくらいの量。 ザル1杯の量が小さなボールのサイズになる。 |
藤色に泡立つアク汁を数回捨てながら揉んでいき、塩もみの最後に、梅酢を加えて揉むのだが、この時に真っ赤に発色するのは、見ていて気持ちいい。
最終的に軟球サイズに縮んだ紫蘇玉を20個近く作ることになる。
家人が頑張って塩もみして作った紫蘇玉。
昨年までは、梅を樽から瓶に移しながら、梅の周りに紫蘇を置いていった。
今年は、塩もみした紫蘇を、梅酢に浸かった青い梅がある4個の樽に直接入れていった。
うち1個は小梅の樽だ。
紫蘇を入れた大梅はこんな感じ。
瓶に入れた時のように、時間ごとに発色を楽しむことはできないが、今年は手間を省いた。
小梅の方はこんな感じ。
小梅は量が少ないので、紫蘇も少なめだ。
この後の行程は、梅がしっかり赤色に染まった頃に、梅干し作りの第3ラウンド、天日干しだ。
それが終わると出来上がった梅を瓶に収めて梅干し作りが完成となる。
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