また、その頃は雑草の勢いも強いので、マルチなしでは雑草にかなり苦労させられるのだ。
かといって、その時期にマルチを使うと、その下の温度が上がり、植えた種芋などが腐れてしまう。
その時期は、無農薬で苗を育てる人にとっての、一つの大きな難所のようだ。
この問題の解決策を、色々考え、また調べていたのだが、一つの対策として浮かんだのが太陽光マルチ。
今年はこの太陽光マルチに挑戦してみることにした。
使うマルチは、透明がベストで、銀色や通常の黒のビニールマルチでもいいとのことだ。
このマルチを掛けるのは、地面が濡れている6月末から7月初めころが一番いいとのことだったので、6月末から数カ所に透明マルチをかけていった。
十分水分を含んだ状態で透明マルチを掛けると、これからの真夏の暑い時期、マルチの下の温度は60度以上になり、雑草の種や害虫の卵が死滅するのだそうだ。
では、太陽光マルチの設置風景を紹介しよう。
ここは、これまでブロッコリーなどを育てていた畝。
2月に温室で種を蒔いて育てた苗を、ここに移植していた。 十二分に収穫できて満足だった。 |
簡単に耕したが、梅雨の時期にもかかわらず、マルチの下で土は乾いていた。
それでも、丁度その日の夜雨が降って、翌日には土はたっぷり水を含みんでいたので、透明マルチをかける事ができた。
もちろん周囲の雑草も少し片付けた。 ここには8月終わりに、デストロイヤーの種芋を植えるつもり。 |
で、マルチを剥いだら、あまり耕すことをせずに、種芋を植えていくつもりだ。
去年の秋植えのデストローヤーは、8月の終わりに黒マルチをかけた状態で植えたら、半分くらいが熱(?)で腐れた。
だから、今年植える時は、芽が出るまではマルチをかけずに植えるつもりだ。
それで、雑草にあまり悩ませられないのなら、太陽光マルチ様々ということになる。
一方こちらは、ほうれん草や白菜の種を8月末に蒔く予定の畝。
こちらも、同じように透明マルチをかけた。
ここではジャガイモを収穫した後の畝に、太陽光マルチを掛けている。 8月の終わりに、ほうれん草や白菜の種を蒔くつもりの場所だ。 |
こうすることで、昨年散々痛めつけられたコウロギなどの被害を減らせるならば、万々歳だ。
こんな感じで、もう2カ所に透明マルチを掛けた。
こちらは、そのうちの一つ。
ということで、今年の秋冬野菜は、透明マルチによる太陽光マルチの効果を期待しよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿