2017年7月26日水曜日

シマミミズたちにとってこの暑さは残酷。寿命実験第3弾は全滅。寿命実験第4弾の43ヶ月目は11匹に減少。ボックス3段の上段からはミミズ君がいなくなった。

今日はももち花火大会、17年ぶりとのことだ。

さて、こちらの花は、5月から咲き始めたのだが、とても長い期間咲き続けている。
中心の花はまっすぐ伸びて、てっぺんまで、高さも2mくらい。
横の方からも、新しい花芽がどんどん伸びている。
この暑さの中で弱る草木が多い中に、たくましい植物だ。
これは、未だ正体不明の植物で、5月蕾らしきものが見え始めた時はこんな感じ。
肉厚の葉が広がり、場所をとっていた。
その葉の中心に、5月の初めに顔を出した蕾。
これが2mの高さまで伸びていくとは思わなかった。
道ゆく人から「これはなんという花ですか?」と尋ねられること、しばしば。
今のところ、何とも答えようがない。
ニュージーランドに行った時、野生の花畑で私のポケットに何かの種が入った?なんて答えるわけにはいかないのだ。


ところで、この暑さは、シマミミズくんたちにとっては残酷だ。
今月はシマミミズの寿命実験第3弾、39ヶ月半目のチェックの予定だったが、先日の雨の後見に行ったら、排水が悪かったようで、観察小屋の中に水が溜まっていた。
ミミズ君が浮いているのが見える。
気づくのに遅れてしまった。悲しいかなミミズ君は全滅だった。
水が溜まっても、ここまで暑くなかったら生き延びられたのだろうが。。

35匹の赤ちゃんでスタートしたこの実験、ここ数ヶ月8匹の状態が続いていたが、残念ながらこの小屋の寿命記録は38ヶ月半で終了となった。
やはり、夏の暑い時期のミミズ小屋や観察小屋の管理は難しい。

一方、同じ場所に置いていたのだが、寿命実験第4弾の方は外から見る限り問題なさそうだ。
でも、心配しながらおこなったこの観察小屋の、43ヶ月目のチェックでは、ミミズくんは先月より一気に6匹減って11匹(22%)になっていた。
ただし、その11匹は皆元気だった。
卵胞はたくさんあった。
この観察小屋では環境は決して悪くなかったと思われる。
数は減ったものの、この観察小屋のシマミミズくんたちには、これまでの最長寿命記録4年3ヶ月を是非とも超えてもらいたい。
そのためには、まだまだ続く暑い時期をどう乗り切るかが大きなポイントだ。

一方、ミミズ小屋の方では、最近ボックス3段の最上段に野菜くずをたくさん入れていたのだが、この段のミミズ君の姿が見えなくなった
どうやら、食べ物が溢れて、環境が悪化したみたいだ。
上段だけが温度が上がっていた。
中段や下段ではミミズ君たちは元気にしている。
とにかく、観察小屋でもミミズ小屋でも、ミミズ君たちには、なんとかこの地獄のような暑さを乗り切ってほしいものだ。

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