2011年12月30日金曜日

食べ比べ実験:冷凍&解凍芋類(観察小屋2号)、餅つき

昨日報告したように芋類の生の食べ比べは結論にかなり時間がかかりそうなので、早く結論が出そうな冷凍&解凍した芋類の食べ比べ実験を開始する。観察小屋としては、先日、柑橘類の皮実験(八朔)でひん死の重傷を負った観察小屋2号のみみず君たちは元気に復活したのでこの小屋を用いることにする。観察小屋3号の実験ではつくね芋は生でも問題なく食べられることが分かったので、今回は外れてもらって代わりの参加者はジャガイモとする。ジャガイモは生ではすぐ芽が出てなかなか食べられることがないので我が家ではミミズ小屋にジャガイモを生で与えることはしていない。冷凍&解凍実験での初参加となった。すなわち参加者は1)サツマイモ 2)キクイモ 3)ジャガイモ 4)里芋の親芋 である。今回の実験での注意点として観察小屋全体がウェットになりやすいので芋の上下にココナッツ繊維を敷き詰める際、下の方だけはドライなものとし、上も少しドライな繊維をのせてその上に慣れた寝床と一緒にみみず君たちを投入した。
さて今から観察小屋2号を新たに食べ比べ実験の設定開始。右が冷凍&解凍した4つの食材

まず、観察小屋のみみず君たちをすべて取り出し空にしたガラス容器の底にドライなココナッツ繊維を入れる。冷凍&解凍した食材はどうしてもかなりウェットになっているのでこれで丁度良くなるだろうという考えだ。

ダンボールで作った区画の中に右の食材を入れていく

こんな感じに収まっている。12字方向から時計回りに1)サツマイモ2)キクイモ3)ジャガイモ(アンデス赤)4)里芋親芋 後で極端に体積が減らないようにかなりギュウギュウ詰めにしている。この後、境にしている段ボールを上に抜く。

その上からココナッツ繊維を足す。これまでの食べ比べ実験との違いは今回の餌がかなりウェットなことで、写真のように上の方にもドライなココナッツ繊維を足した。

その上に約100匹程居ると思われるみみず君と堆肥になっている寝床を一緒に載せた。

それぞれの面を正面から見てみるとそれぞれの食材が混ざらず観察出来る。この点は筒型の観察小屋より今回のような箱形の観察小屋の方が優れている。ここに見えているのはサツマイモ

これがキクイモ

こちらはジャガイモ(アンデス赤)

こちらは里芋の親芋
ということで観察小屋2号の設定は無事に終わり後は来年のお楽しみということです。

ところで今日はオババん家で年末恒例の餅つきがあった。私は蒸し器の火の番だ。
いつものことなのだが私が着いた頃には餅つきはもうかなり進んでいる。最近他所では見たことないんだがこんな感じの3段重ねの蒸し器がセットしてある。私はのんびり火の当番 といっても火の加減は結構難しく、面白いのだ。自分で収穫したサツマイモをアルミホイルで包んで焼いているがそちらに気を取られていると、火の勢いが弱くなる。また木をくべすぎて火が強くなりすぎると、中段にある釜との間から炎が飛び出し蒸し器を取り替えにきた人が火傷しそうになる。

こんな感じで釜からはモクモクと湯気が出ている。この湯気で餅米がおいしく蒸されていく訳だ。火の番も大事な仕事なのだ。
熱々の餅を手で切り分けているのがオババ。オババの周りはなぜか暖かい。
十分手伝いが出来るようになった姫と殿。私が作った焼き芋もうまいに決まっている。
という訳で年末の楽しいひと時でした。来年も良い年でありますように!

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