何がって
金子ミミズ小屋の堆肥収穫が大変だったのだ。
この小屋は3段重ねとして機能させて初めての堆肥収穫だった。
その際、ミミズ君の下から上への移動状況極めて悪かったのだ。
まずはこの小屋の状態を見てもらおう。
これが全体像。
一見、見た目には以前の状態と何も変わっていない。
よく見ると、以前は中段と下段の間に挟んでいた移動予防用のネットが敷いてない。 当然だ。 今回は下段から中段、中段から上段へと多くのミミズ君に移動してもらうはずだったのだから。 ネットは蓋に虫予防で、また下段の下に逃亡予防として敷いているだけだ。 |
何の問題もない。環境悪化予防にココ繊維を餌の上からかけている。下の方にはかなりのみみず君がいるのは間違いない。
この中にはこの1ヶ月で投与した餌がいっぱい入っている。 先日紹介したミカンの皮も右下のココ繊維の下に埋もれている。 |
次にこれは中段。
もちろん餌はまだ残っているが、写真では分かりにくいがきれいな堆肥が出来ていた。
ミミズ君もかなりの数いる模様だ。 |
そして最後に今日堆肥を収穫する下段。
見ただけで非常に多数のミミズが上へ移動せず残っているのが見える
この段の側壁に這っているミミズ君はこのまま登って中段に移動していく途中だったのだろうか? ここの堆肥は上の段に接していない。ミミズ君が上へ移動するには側壁を這い上がるしかないのだ。 堆肥ミミズ分別作業で800匹のみみず君が残っていた。さすがに堆肥ミミズ分別が嫌になった。 |
これじゃ3段重ねにした意味が全くないではないか。
この金子3段重ね、段同士は密着しているが堆肥部分で見てみると、
下の段の堆肥部分とその上の段は密着していない。
その点が我が家の他の3段重ねと異なる点だ。
以前からこうなることは予想出来ていたので、これまで金子ミミズ君の家を下から上への3段重ねとして使ってこなかったのだが.......。
いや〜今後どうしようか?
そこで、今後のことを考えるにあたって、もう一度ミミズの3段重ねについてどんなタイプのものがよいか思いつくことを列記してみよう。
そこで、今後のことを考えるにあたって、もう一度ミミズの3段重ねについてどんなタイプのものがよいか思いつくことを列記してみよう。
[理想的な3段重ねとは?]
1)ミミズ君は下から上へ移動、各段の接触面では堆肥と堆肥が接触し、且つ移動用の穴が十分にあること
2)餌を与えるのに便利なもの
3)出来るだけ見かけもいい方がよい
4)液肥を集めるところが優れている
5)いい堆肥が出来る
6)1回での堆肥収穫量は多い方がよい
7)堆肥収穫時間が少なく済む
8)ミズアブなど虫が混入しにくいもの
9)夏の時期に出来るだけ蒸れたり発酵したりしないものがよい
10)小屋の設定費用が安い方がよい
さて、我が家のミミズ小屋は金子3段重ね以外は自作の小屋で、それらは概ね上記の点を満足している。
堆肥収穫量はそれぞれの小屋の大きさで差が出る。その点では金子ミミズ小屋に取って代われるのは、いちばん大きなボックス3段重ねしかないだろう。
さあ、金子3段重ねを破棄してボックス2号を作る?
もう少し考えて決めよう。
金子3段重ねは ミミズ君の移動の点を除けば、極めてよく出来た小屋だ。初期投資としては決して高い買い物ではなかったように思う。
ただ、1)と7)を満たしていないので、このまま継続することは出来ない。
それでも、お金を出して買ったものを捨ててしまうのには気が引ける。
そこで、一つ別の案を思いついた。
金子ミミズ小屋の下段はそのまま堆肥収穫することはせずに、一度、ミミズを多く含んだ堆肥をそのまま全て、2段重ねのどんぶりの下段に入れ、餌を入れたどんぶりの上段にミミズ君を移動させた後に、下段の堆肥を収穫をするということではどうだろう?
手間は増えるし、どんぶり2段重ねを置く場所を用意する必要がある。
それでも、全体の堆肥収穫時間は圧倒的に短縮されるはずだ。
金子3段重ねの長所も今のまま生かせるのでいいんじゃなかろうか?
もちろんミミズ君が移動したどんぶりの上段は、餌共々金子3段の上段に戻すことになる。
底に多数の穴を追加したどんぶり型プランターなら2週間くらいでミミズ君は移動してくれるのではなかろうか?
最終決定は後日に回し、
今日のところは収穫後の金子3段重ねの下段を上段に移し、ある程度の餌と分別した800匹程のミミズを入れておいた。
新しい餌と約800匹のミミズを入れた上段。 この金子3段重ねを破棄してしまうか?それとも1ヶ月後どんぶり2段を用意して、 下段の堆肥を収穫するために一旦そちらに移動させるか?が検討課題だ。 恐らくどんぶり2段を用意する形に収まるだろう。 |
さて、春爛漫になってきた。
最近は桜の花が3分、5分、8分と場所により違った咲きっぷりで通勤途中を楽しませてくれている。
最近は桜の花が3分、5分、8分と場所により違った咲きっぷりで通勤途中を楽しませてくれている。
我が家のバルコニーの小さな花たちも少しづつ咲き始めた。
モミジの花 |
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