これまでホウレンソウをまともに育てた事が一度もなかった。
土が酸性にならないように種まき前に苦土石灰を入れて土つくりもした。
そして、昨秋に種植えしたものは、2週程前に全て収穫が終わった。
何とか口にする事が出来たものの、人様にはとてもお見せ出来ない程小さかった。
この冬にも種まきを追加していたのだが、2月初めには芽が揃っていた。
そこまでの経過はこれまでと同じであまり大きく育つ気配はなかった。
そこで、それらの小さな苗の一部にベタがけ(不織布ではなく半透明のゴミ袋で)やってみた(下の写真)。
すると。ベタがけをしたところは何も掛けてないところと比べ明らかに育ちが良かった。
手前がベタがけしたところ。向こう側がそのままの露地栽培。 ベタがけしたところが明らかに育ちがいい。 |
ベタがけでこれだけ効果がったので、いつかトンネル栽培もしてみたいと野菜作りベテランのオババに相談したところ、すぐ必要な資材を用意してくれた。
それを見た瞬間、今の私に作るのはとても無理だと思えた。「トンネル栽培は来年挑戦することにしましょう」ということで、折角用意して頂いた資材だったが、そのままにしていた。
その数日後、朝畑を見てびっくり。小さなホウレンソウが育つ畝にパオパオトンネルが完成しているではないか。
なるほど!こんな風に作るんだ。
オババが作ってくれた不織布(パオパオ)によるトンネルがけ |
今後のために、すぐに分解して作り直してみる衝動にも駆られた。
しかし、野菜収穫時にはいやでも分解する必要が出るだろうと思いなおし、そのままにしておいた。
さすがに、雨が降っても風が吹いてもびくともしなかった。
雨の日のパオパオトンネル |
今日も雨だったがパオパオトンネルを見てみるとホウレンソウがトンネルの壁にべったり付く程育っているのが透けて見える。
へ〜もうこんなに大きくなっているんだ。
最近、私の畑では食べる前にトウが立ってしまった野菜が続出だ。
最近トウが立ち、花を咲かせたミズナ |
こんなになっては大変だ。ちょっとトンネルの中を覗いてみよう。
今日は一日春雨だったが、ちょっと小降りの時
一部外側の留め具(細い竹のアーチ)をはずして中を覗いてみた。
ン〜立派に育っている。まだトウが立ちそうな気配はない。
という事で、今日食べる分だけを収穫。
立派なホウレンソウ。虫も付いていない。葉も柔らかくて美味しそうだ。 |
これまでこんな立派なホウレンソウは作った事がなかった。
ちょっと感激した。
しばらく食べる分にはこと欠かないだろう。
パオパオトンネルのパワーは凄い!
ところで、最近のミミズ小屋は快調だ。
堆肥の出来もいいし、ミミズ君も元気。
こんなミミズ君の交接シーンもよく見かける。
約2cm程ピッタリくっついている。 その両端は締め付けられているようにも見える。 白っぽく見えるのはザーメンだろうか? |
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