うまく出来たサインはいい香り、赤っぽい色、そしてPH2.5ということらしい。
EM(effective microorganisms:有用微生物群)の製剤EM1を使った発酵液は、多くの人によりその効果はすでに実証済みのはずだ。
だから、私が作ってもうまく出来ないわけがなかろうとマニュアル通りにEM1による米のとぎ汁発酵活性液をつくった。
1本目は2月1日
ところがうまくいかなかった。
そこで2月17日、2本目の作製をした。
残念ながらこれも失敗した。いい香りがしなかったし、途中ペットボトルがパンパンになるような発酵によるガス発生もなかった。
1本目の液でブロッコリーの種で芽出し実験をしたが、結果は通常の水にも負けた。
という事は、これら失敗したEM1による発酵活性液の酸度は目標とされるPH2.5にはほど遠いのだろう。
そこで畑の側に置いている酸度計を持ってきた。
これで、これまで失敗したと思われる1本目、2本目、そして3日前に作った3本目のPHをチェックしてみた。
下の写真の一番右が3日前(3/9)に作った3本目だ。
これに合わせて、それぞれのボトルの酸度チェックをしてみることにしたのだ。
左から1本目、2本目、3本目。 2本目は少し赤っぽくみえる。完成品に少しは近づいているのだろうか? 手前に置いているのが畑から持ってきた酸度計 |
そこでさっそくPHチェックをおこなってみた。
まずこれが基準の7.0
この酸度計ではPH3以下は計れない。 |
続いて1本目(作製から39日目)のPHは6.0だった。
次に2本目(作製から23日目)のPHは5.8。1本目より若干酸度が強い。
完成品にはほど遠くても色が若干赤っぽかったのはやはりいいサインだったのだろう。
ここから3本目のチェックに入る。
その前にEM1の原液を約20倍に薄めた液(3本目を作るのに使用)のPHをチェック。
薄めてもPH4.5とかなり酸性だ。
原液のチェックはしていないが、原液のままならPH2.5くらいなのだろう。
そして、これが作ったばかりの3本目、すなわち、米のとぎ汁と糖蜜液、さらにEM1をペットボトルに入れて作ったものだ。この液のPHは5.9だった。ここまでは誰がやっても同じ結果のはずだ。 問題はこの後の経過だ。 発酵がうまくいけば、酸度が上がっていくのだろうか? |
その後、発酵がうまく行くと、2週後にはPH2.5になるというのだが.....。
設定から3日後の今日、蓋を開けると結構ガスも出た。ペットボトルの液も暖かくなっていた。
どうやら、EM1活性液作りは3本目にしてうまく行くのではと期待が持てた。
とすれば、今日の時点で少しは酸性度が上がっているはずだ。
さあ、チェックだ!
ところが???
PH6.4。逆の方向に動いている。
ん〜なぜだろう?
やはり発酵がうまく行っていないのかな?
2日間夜は風呂のお湯にも漬けた。
昼間は窓際に置いている。そこの気温もかなり上がってきたはずなのだが。
皆がうまく作っていると思われるEM1による発酵活性液。
3本目もうまく行くかどうかちょっと自信がなくなってきた。
それでもこの3本目は、これからしばらく経時的に酸度をチェックしようと思っている。
早くEM1発酵活性液が土作りの補助として使える日が来るとよいのだが。
さて、急に春らしくなってきている。
畑の側の球根たちも小さな花が少しづつ咲き始め、花壇らしくなってきた。
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