2013年3月3日日曜日

EM1による米のとぎ汁発酵活性液2本目の出来は?ヒヨドリとミカン

EM(effective microorganisms:有用微生物群)の製剤EM1を使った発酵液の効果にはとても期待している。
多くの人によりその効果は実証済みなので、私が作ってもうまく出来ないわけがなかろうとマニュアル通りにEM1による米のとぎ汁発酵活性液をつくった。
ところがうまく行かなかった。何がって、発酵も不十分だったようだし、出来上がりのサインとされる甘いいい匂いもしなかった。どうやら最初の保温が不十分でうまくいかなかったみたいだ。

そこで2月17日、2本目の作製をした。
窓際管理の際の気温は少しは上がったが、理想とされる気温にはほど遠い。
2週間経ったので経過報告だ。
下の写真は2本目作製日(2/17)のもの。
作ったときは糖蜜の色でかなり黒っぽい。

2本目(右側)は米のとぎ汁が少し少なめだったので全体量が少なめ。
それでもこれもマニュアリ通り1本目から1/10量を移動させて作っている。
さてどんなになるか?
そしてこれが今日の状態(右側が2本目)。
最初の3日間のみ夜間風呂の湯に漬けて保温。それ以外は窓際管理。
経過期間中ペットボトルがパンパンに膨張する程のガスの溜まりは1回もなかった。
今日もプシュッというガスは少しは出たが、前回作製時とあまり変わった印象はない。
不完全な発酵液でも植物に毒性はないだろうと、希釈して植物に与えている。
左の1本目の液が減っているのはそのためだ。
この液のため?かどうかは分からないが最近右に見えるパセリの葉の色が悪くなった。

左側の1本目の量が減っているのは、規定通り薄めて鉢植えの植物に与えてみたのだ。
それと同時にこの液(1本目)をスプラウト用の種でブロッコリー芽出し実験に使ってみた。
なお、この実験は以前、ミミズ堆肥と水を入れたココ繊維でおこなったが、その時はミミズ堆肥の圧倒的勝利だった。今回もEM1活性液が失敗作とはいえ勝利することを確信していた。

ところが、この実験結果は予想に反し、この液で芽出しを行ったものは水に完敗だ。
まず、下の写真は2.26(設定10日目)
完全に対象液(水)に負けている。
こちらは対象液(水)に入れた種。ボチボチ立派な芽が出てきている

失敗したと思われるEM1活性液ではこんなもの?
逆に芽の成長を阻止する何かがあるのだろうか?
そしてこれが昨夜の状態。完全に勝負あった。
こちらは水

こちらはEM1発酵液(失敗作)
EM1使用経験者の話によると、野菜の種を植える時、EM1希釈液 (1000 倍希釈)に種を一晩漬けて植えるとよい。また、芽が出た後の水やりも同じくこの液を使ってやるとよいとのこと。

上のブロッコリー種の芽出し実験結果は、ちょっと話が違った。
EM1活性液もうまく作れなければ植物に有害なのだろう。
種出しによくないものが植物の成長によいとは考えられない。

しばらく鉢植えの草花に与えていたが、これも不安なので中止だ。
自分の作った液で種出し実験がうまくいくまでは植物に投与するのは控えておこう。

だんだん暖かくなってきた。数日中に3本目に挑戦だ。
今度こそうまくいってほしいものだ。
一応2本目の液でもブロッコリーの種の芽出し実験はおこなっておこう。
この液がうまく出来たと判定するもう一つの基準はPHとのことだ。
畑に小屋に置いている酸度計を持って帰って、3本目の液では経過中の酸度の変化もチェックしてみよう。



さて、話は変わって最近畑によく野菜を食べにくるヒヨドリ。
なかなかかわいいのだが、あくまで害鳥だ。
ミカンが好きだというのでちょっといじめてみることにした。

まずは先日雨が降った時ミカンで餌付けした。
袋の上に置いていたミカンが風で落ちていたが、ちゃんと見つけて食べにきていた。

そこで昨日分かり易い場所にミカンをつり下げた。
ミカンを吊り下げている紐はミカンの近くは細いビニールひも。これはヒヨドリが掴むのは困難と思われる。
上の半分は麻紐。麻紐の部分には止まれるかもしれない。
しかしそこからミカンは食べれないのだ。

ヒヨドリは昨日も畑に飛んできた。
やはり、最初は前にミカンが落ちていたところでミカンを食べていた。
好物のブロッコリーのところより先にこちらに来たということは、よほどミカンが好きなのだ。
さて、吊るしたミカンは写真右端に写っている。まだ気付いていない。
落ちたミカンでお腹が一杯になった頃、やっと吊り下げたミカンに気付いた。
かなり考えている風だった。

しかし、あきらめたみたいでどこかに飛んでいった。
今日は畑には行かないので、明日落ちたミカンを片付けておこう。

吊り下ったミカン、食べたいよ〜食べれないよ〜と鳴いてくれ。ヒヨドリ君
これが、これまでずっと畑を荒らしてきた罰なのだ。



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