2015年1月23日金曜日

今年のトウガラシスプレーは52%のアルコールに漬けて作った。

トウガラシスプレーには沸騰させたお湯でトウガラシ成分を抽出させる方法と、アルコールで抽出させる方法があるらしい。
昨年は前者で作った。
今年は後者をやってみることにした。
今年はアルコールで抽出するやり方でトウガラシスプレーを作った。




アルコールとして使ったのは以前中国の土産に買ってきて口に合わなかったため、ほとんど飲まずに置きっ放しにしていた白酒と言われる酒。
何とアルコール度数は52%もあった。
私にしては珍しく一口飲んで、それ以上飲むのを諦めた酒。
確か、成都に行った時土産に買って帰ったものだ。
今回のトウガラシスプレー作りにはこの酒を使うことにした。

昨年作ったトウガラシスプレーは収穫して使い切れなかった真っ赤なトウガラシを沸騰させた湯でその成分を抽出した。
下の写真は作っているときの様子だ。
たくさんのトウガラシを使った割に、スプレーとして使える量が少なかったのが一番の難点だった。
トウガラシエキスと抽出したあとのトウガラシそのものもアブラムシ避けに使ってみた。
ゴボウの根元にトウガラシを置いていたのだが、アブラムシ対する忌避効果はあった気がする。
今年使ったトウガラシは去年のような真っ赤なものではない。
大方の収穫が終わり先日撤収したトウガラシの苗に、まだ緑色をしたトウガラシがシワシワの状態でたくさん付いていた。
勿体ないのでそのトウガラシをスプレー用に使うことにした。
真っ赤なもの程効きそうになかったが、あとは52%アルコールの成分抽出効果を期待することにした。
こちらが3週前、アルコール漬けにした直後の写真。
さて、3週間が経った。
緑色だったトウガラシは茶色く変色した。
トウガラシのエキスは十分アルコールの中に滲み出たに違いない。
今回、この中の液を10ml使い300倍希釈液を作った。


アルコールで抽出するトウガラシスプレーについては、以前調べていた。
実際に使うときは100倍から300倍希釈して使うらしい。
理由は分からないが石鹸液をすこし加えるのもいいとのことだった。

確かにあまり濃いものを使うと植物自体が弱ってしまうような気がする。
ということで、今回作ったトウガラシスプレーは10mlの原液を約300倍に希釈。
それに中性洗剤を数滴落とした
それが最初の写真なのだが、その写真でスプレー容器の液の上の方に白いものが見えるのは、中性洗剤を入れたための泡だ。

今回の希釈のやり方なら、今年のトウガラシスプレーは遠慮なく使える。少々大量に使用しても元桶は十分残りそうだ。

ただ、トウガラシスプレーを使うときの注意は、トウガラシ熱湯スプレーのときもそうだったが、絶対自分の目に入らないよう注意すること。風の強いときには使用しない方がよい。

とにかくこのスプレー、いつでも使用OKの状態になった。
だが、12月はソラマメの苗にたくさん居た肝心のアブラムシが、1月に入ってどこにも居なくなってしまった。
早く今回のスプレー効果を見てみたいのだが、出番はもうちょっと暖かくなってからになりそうだ。

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