タマネギのネギ坊主を目にするのは、通常5月の終わりから6月だ。 これは、今日紹介する5通りのタマネギ栽培法のうち一つに出現した。 |
今年は少しづつだが、5通りの方法でタマネギを育てた。
種から育てたものが収穫の時期を迎えたので、今日はそれぞれの方法のこれまでの経過を含め、報告しよう。
で、今年育てた5通りの方法とは?
1)種から育てる方法
2)小さなタマネギを植える方法。
3)保存していた玉ねぎから芽が出たものを植える方法。
4)料理に使ったタマネギのお尻の部分から、根だし芽出しをさせて育てる方法。
5)買ってきた苗を植える方法。
だ。
これらのやり方の中で、これまでの報告では育てることが無理とされていた2)の小さな玉ねぎを育てる方法で、どうやら問題なく育つことが分かったのが一番の収穫だった。
1)種から育てる方法
9月11日に早生種の種を畝に直接蒔いてタマネギを育てた。
10月の初めには、直径2mmくらいの小さな芽がたくさん芽が出てきていた。
これらの茎が直径7mmくらいになったら、別の畝に移植の予定だったが、10月の台風による強風ですっかり痛んで、苗の数が激減。
で、同じ場所に、12〜5cm間隔で整列させた。
そして、4月下旬には雑草や、そばのルッコラには苦しめられていたようだが。かなり成長していた。
手前の方の雑草は、それほどでもなかったが、奥のルッコラの圧迫はすごかった。 |
こんな苗の大きなものから3個を収穫した。 |
大きさの比較のため鉛筆をそばに置いている。
もちろん食べれる大きさだ。 |
2)小さなタマネギを植える方法。
昨年収穫した赤タマネギに収穫できたものと、育たなかった小さなものがあった。
そんな小さな1〜2cmの小さな赤タマネギを秋まで保存できていたので植えてみた。
左の袋に入っている小さなタマネギを昨年11月に植えてみた。 |
同じ過ちをあえて経験してしまうのもいいことだと思い、この小さな玉ねぎも5個ほど植えてみたのだ。
ところが、こちらがその苗なのだが、
小さな赤タマネギが見えている。 |
小さめだが、全く問題なく食べれる赤タマネギだ。 今夕、さっそくサラダでいただいたが、美味しかった。 |
こんな結果になるのなら、小さなタマネギは、昨秋にはたくさんあったので、全部植え付けておけばよかった。
3)保存していた玉ねぎから芽が出たものを植える方法。
小さな赤タマネギと同じように、食べ忘れたタマネギもいくつか残しておいたのだが、それらは、昨年の11月には先っこから芽が出ていた。
このまま植えることも、先人がおこなっていた。 一応育つが分球して食べれるほどの大きさに育たないとのことだ。 |
これらなら、植えても分球することはないと思った。 |
写真では分かりにくいが、どれも分球している。 |
それが最初の写真だ。
分球しているタマネギは小さいのだが、だからといって、このまま放置していても、これ以上大きくならないのかもしれない。
試しに掘り出してみたのがこれ。
1個の苗が2個に分球していた。 食べれないことはないのだろうが、これでは育てる意味はなさそうだ。 |
4)料理に使ったタマネギのお尻の部分から、根だし芽出しをさせて育てる方法。
昨年、タマネギの育て方をネットで調べてみると、料理に使った後のお尻の部分も、うまく芽出しさせると苗として使えるとのことだった。
このタマネギの料理後のお尻の部分で試してみた。 |
こんな感じでハイポニカ希釈液につけていた。 |
5)買ってきた苗を植える方法。
この苗は育って当然だ。
これは中性種の苗だったので、種から育てたものより成長は遅いはずだ。 |
今日買ってきたのは中生種の苗だ。
苗は倒れ始めたものが多いが、できているタマネギはまだ小さめだ。 これらの収穫はもうしばらくしてからにしよう。 |
もしこれ以上大きくならないのなら、とても悲しい。 |
というようなことで、収穫した時のタマネギを並べてみたのがこれ。
どうやら、今年は上出来のタマネギ栽培とはならなかったが、これから食べる分だけを少しづつ収穫していくことになりそうだ、
そして、来年は種からのタマネギ栽培を頑張ってみよう。また、もし出来損ないの小さなタマネギが今年も出たら、秋まで保存して植えてみるつもりだ。
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