2023年6月1日木曜日

ラッキョウの収穫&ラッキョウ漬け。今やビロードモウズイカは今や完全な雑草。

 8年前この花(ビロードモウズイカ)を第1菜園で最初に見つけたときは、2mを超える見事な花だったので感激したのを憶えている。

だが、この植物は予想をはるかに超えて生命力がある植物だった。

ここ数年は毎年第1菜園や第2菜園の至るところに芽を出すようになったので、出た芽は見つけたら抜き取っていた。

今年も、多くの苗が自然発生している

こちらの第2菜園の土地は売却予定で最近ではほとんど手を加えていない。
こんな場所にもに多くの雑草と共に現在6~7本は自然発生し早くも1mを超える高さになっている。

今のように増えた原因の一つは、最初の年に咲いた後、枯れた苗を吊るして、あちこちに種を蒔いてしまったから。
葉や花が薬用に使えるということもわかり、増やそうと思ったのが災いだった。
その後はいたるところに芽を出すようになったのだ。

このビロードモウズイカ(Verbascum Thapsus)という植物、地中海が原産で日のよく当たるところに自生するらしい。
日本には明治時代に観賞用に「ニワタバコ」という名で入ってきたらしいが、今では日当たりの良い場所で、全国的に広がり自生しているらしい。
草丈は1.5m〜2mくらいになるとのことで、我が家で最初見つけた苗も2mあったので、十分発育が良い方だったと思われる。
葉は、タバコのように巻いて吸うことで、喘息などに効果があり、
ハーブとしてはマレインと呼ばれ、やはり葉や花が使えるとのこと。

種の大きさは1mm以下でとても小さいので、一株から取れる種は22万粒とも言われている。
しかも、その種は10年以上発芽能力があるらしい。
だから、こんな種が落ちている土壌はシードバンクと呼ばれるのだそうだ。
我が家の大菜園や第2菜園の土壌は、完全にそんなシードバンクになっているようだ。
1~2本あるだけならうれしい植物だが、新天地には持ち込まないようにしたい。

さて、ラッキョウを収穫したのは4日ほど前。
全体の8割を収穫してラッキョウ付けに使い、2割を来年用の種ラッキョウにすることにした。
こちらは漬ける寸前のラッキョウ。

日が当たるところに数日置いていたので、少し緑色がかってしまった。
今年漬けたラッキョウは去年よりかなり少ないが、去年のラッキョウはまだかなり残っているので、漬ける量はこんな感じでちょうどよいと思っている。

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