今は寂しい我が家の花壇。 これから、春に向かって少しづつ賑やかになってくれるはずだ。 |
さて、果樹園には、大梅3本、小梅1本、ミカン類9本、富有柿2本、渋柿1本、ビワを4本、それにイチジクも植えている。イチジクは菜園にある1本で足りているので、ここのイチジクは放置状態になっている。
ビワは大きくなり過ぎて私の手には負えなくなっている。
そこで、梅、ミカン、柿の木に対して、ここのところ、この時期に剪定をしている。
果物や梅は必要な分だけ程々に収穫したい。
また、これから先もずっと収穫を続けていきたいので、
剪定するときはその辺を意識している。
ところが、私の剪定はどうもへたくそのようだ。
昨年の梅は出来過ぎて、かなりの梅を収穫出来ずに終わった。
一方、柿は完全に不作だったし、一昨年収穫できた晩白柚も今年は全く実を付けなかった。
ミカン類も、スス病の被害もあり、豊作とは言い難たかった。
で、昨日は久しぶりに野良仕事をする時間がたっぷりあったので、例年のように梅とミカンと柿の木の剪定をおこなった。
剪定するときは、木をじっと眺める。
何となくその木と対話しているような気分になって、とても楽しいのだ。
こちらは大梅の木。剪定前はこんな感じで徒長枝が凄い。
大きな幹から、真っすぐ上に伸びているのが徒長枝。 昨年は大きな幹もいっぱい切ったが、今年は徒長枝が中心の散髪気分。 |
剪定後はこんな感じだ。
豊作は嬉しいのだが、昨年は収穫しきれなかった。立派な梅を少なめにという剪定は無理? ただ剪定をさぼって、梅が全く収穫出来なくなるようなことがあったら、それこそ寂しい。 5月末から6月始めの梅ちぎりは、我が家の一大イベントなのだ。 |
もちろん、徒長枝だけでなく、数カ所は太い枝を切り落としたところもある。
山の中で道に迷ったら、木を切ればその切り株の様子から方角が分かるらしい。 この、切り口の年輪を見たら、植えてからの年数や、方角が分かる? 確かにお天道様に近い方が、中心からの距離が長いようだ。 |
昨年収穫出来なかった晩白柚は、まわりに攻めてくる梅の枝を落とし、晩白柚自体もかなり剪定してみた。
剪定前の晩白柚。やはり黒スス病になっていた。 側の梅の木に葉が茂ると、風通しが悪くなっていたのだ。 |
これで、夏でもかなり風通しが良くなるはずだ。 これなら、今年は実を付ける? |
レモンやザボンは少しづつ収穫、夏みかんはまだ収穫していないので、昨日は剪定していない。
伊予柑、八朔、金柑は昨日全て収穫して、剪定しておいた。
今年の八朔は、スス病で全て汚れている。 食べるのには全く問題ないのだが、お裾分けするときは少し気が引ける。 |
こちらは、剪定後涼しげになった八朔。
近いうちに、ミカン類には、害虫よけの薬かけをする予定だ。 スス病が出ている木には、マシン油でカイガラムシの予防をしよう。 |
柿の木は、富有柿も渋柿も剪定しておいた。
昨年剪定を失敗した富有柿は、実が付く枝を切らないようにして、徒長枝だけを切り落とすことにした。
後方にあるダラの木が重なって分かり難いが、徒長枝がいっぱいだ。 今回の富有柿の剪定は徒長枝のみを落とした。 今年は豊作になりそうな気がするのだが。。。 |
我が家の果樹園では、2月は梅の花、3月から4月にかけてはワラビやダラの芽、ツワブキなどの山菜採り、4月終わりからはシャガの花、5月末〜6月初めの梅収穫、すぐそのあとのビワ収穫、そして秋になったら柿収穫、そして冬になると温州ミカンから順次ミカン類の収穫、とほぼ1年を通して楽しみがある。
まずは、もうすぐ梅が満開になる頃には、メジロが遊びに来るはずなので、楽しみにしておこう。