2011年12月31日土曜日

12月ミミズ総括

12月になり急に寒くなったためかみみず君の食欲が少し落ちた。また、冷凍&解凍餌でウェットになりすぎたミミズ小屋も見られた(これはその後の対策がうまくいっている)。このような理由で堆肥収穫は若干減り堆肥袋2袋に終わった。防寒対策は今のところ順調。寒さのため堆肥を作らなくなったようなミミズ小屋は今のところない。餌は芋類が多くなっている。多くの小屋では生と冷凍物を両方与えている。実験小屋では食べ比べ実験を中心にいろいろな実験をぼちぼちやっている。


以下が今月のまとめである。
室コン1号(金子):12月22日堆肥チェックトライするも、最終餌やりが遅かったためか、寒いためか食べ残し餌多量。堆肥取りには早すぎ!来月はじめに順延
2)室コン2号(横型)12月27~28日2100?。数を数えるためには1週間必要な感じ。とにかく大人が多く予想以上に堆肥出来上がっていた。環境は良好。前回の大量の餌も繊維の残骸以外は完全に無い。堆肥はきわめて良好でも堆肥分別時間あまりなく量はバケツ1杯にとどまった。
3)室コン3号(縦型)12月25日チェック、1000匹弱, 堆肥は若干早い、バケツに1/3。餌は前回残った餌に冷凍キクイモなど
4)室コン4号12月23日650?立派な堆肥バケツ1/2杯、大人ミミズ多く数も増えている。卵も多い。餌は冷凍キクイモ中心
5)室コン5号(金子)12月14日~チェック(1250匹?) バケツ1杯半あまり、きわめて立派な堆肥。ミミズは大人が立派!卵も多数、赤ちゃんはあまり見られず。餌を冷凍キクイモ、つくね芋、里芋の茎などじゅうぶんにあたえる、ただし、里芋の親芋や皮(生)は食べきれていなかった
6)畑コン1号12月2日チェック600(立派な大人中心)、バケツ半分ウェットな堆肥、卵非多い、堆肥の表面に白いトビムシさらに増えている)、前回の餌柿5個、冷凍梅がウェット堆肥の原因。液肥?かなりあり、ミミズが中に30匹。元気。冷凍柿、キクイモ、梅、それと生のキノコ、野菜くず。つくね芋のクズを与える。
7)畑コン2号:誤って1週前の12月1日チェック700、立派な堆肥、バケツ2/3弱。今回はサツマイモの茎や葉。梅と野菜くず。柿2個。前回の餌は里芋、大根(生)などが残っていた。
8)畑コン3号12月12日チェック。堆肥はきわめて上等、前回餌の中で生の餌、里芋、大根が食べきれていない。里芋茎、大量キノコなどは跡形もなし。今回冷凍餌工夫していろいろ。結構いっぱい与えたつもり。ミミズは1000匹くらい?
11)プラコン1号12月9日チェック,大人中心となり800上等しかし少しウェット気味堆肥バケツ1/2。液肥もあり。プールの中のミミズは4匹卵がほとんどないのが不思議。前回与えたサツマイモ(生)食べきれず,今回再投入、里芋、柿、キクイモ冷凍餌をドライヤシ繊維に混ぜて投与でウェット堆肥から脱却できると思われる。
12)プラコン2号12月5日チェック,堆肥バケツ1/3、状態はきわめてウェット、大人多い。液肥もあり。プールの中に逃亡ミミズは20匹程里芋は食べてなかったがみみず君は必死に食べようとこびりついている。今回は葉っぱ野菜、柿2個、ヤーコン、里芋再投与分など雑多に与える、ヤシ繊維もやや多めに投与。ミミズ君の数は全く数えてない。今回も800ということにしておく。だいたいそんなものだろう。
13)プラコン3号12月29日(900位)大人、青年中心,まずまず堆肥バケツ1/2
14)プラコン4号:12月20日数えてない730?ミミズは大、赤ちゃん。卵は少量。堆肥は立派バケツ2/3杯、白菜などの葉っぱ野菜、キクイモ、柿、ツクネなど餌として与える。
15)プラコン5号(小型)12月11日チェック、数(700?)数えていない、青年と大人がほとんど、元気。餌は里芋とキャベツを食べきれてなかった,水アブかなり減少それでも12匹居た。餌はつくね芋、キャベツなど。堆肥はまずまず、バケツ1/3
16)観察小屋1号(12/14~):食べ比べ実験:キャベツ、大根、里芋の茎、新聞紙 里芋の茎1位決定。
17)観察小屋2号100匹、青年多い、12.11八朔で間違いなく毒性分あり。実験終了、なんとか環境改善にてみみず君は救命。12.30冷凍&解凍芋類食べ比べ実験開始
18)観察小屋3号12/15~200匹、青年まで。食べ比べ実験:芋類(生:サツマイモ、キクイモ、里芋親芋、つくね芋)つくね芋の1位ほぼ確定。
19)観察小屋4号(11/5~)卵実験、赤ちゃん結構見受けられる
20)観察小屋5a,b号(12/16~):シマミミズの赤ちゃん~子供20匹成長に及ぼす温度の影響(室内&室外)
21)観察小屋6号(11/5~)400匹、狭い環境でのシマミミズの生まれたて赤ちゃん生育実験、大きさは少し大ききなった。12.23~同時に上下方向移動実験スタート
22)観察小屋7号400匹?、 子供から青年
23)観察小屋8a.b号20匹子供から青年,12.1~冷凍餌or not,つくね芋の髭による実験
24)予備小屋500匹?、赤ちゃんから大人

2011年12月30日金曜日

食べ比べ実験:冷凍&解凍芋類(観察小屋2号)、餅つき

昨日報告したように芋類の生の食べ比べは結論にかなり時間がかかりそうなので、早く結論が出そうな冷凍&解凍した芋類の食べ比べ実験を開始する。観察小屋としては、先日、柑橘類の皮実験(八朔)でひん死の重傷を負った観察小屋2号のみみず君たちは元気に復活したのでこの小屋を用いることにする。観察小屋3号の実験ではつくね芋は生でも問題なく食べられることが分かったので、今回は外れてもらって代わりの参加者はジャガイモとする。ジャガイモは生ではすぐ芽が出てなかなか食べられることがないので我が家ではミミズ小屋にジャガイモを生で与えることはしていない。冷凍&解凍実験での初参加となった。すなわち参加者は1)サツマイモ 2)キクイモ 3)ジャガイモ 4)里芋の親芋 である。今回の実験での注意点として観察小屋全体がウェットになりやすいので芋の上下にココナッツ繊維を敷き詰める際、下の方だけはドライなものとし、上も少しドライな繊維をのせてその上に慣れた寝床と一緒にみみず君たちを投入した。
さて今から観察小屋2号を新たに食べ比べ実験の設定開始。右が冷凍&解凍した4つの食材

まず、観察小屋のみみず君たちをすべて取り出し空にしたガラス容器の底にドライなココナッツ繊維を入れる。冷凍&解凍した食材はどうしてもかなりウェットになっているのでこれで丁度良くなるだろうという考えだ。

ダンボールで作った区画の中に右の食材を入れていく

こんな感じに収まっている。12字方向から時計回りに1)サツマイモ2)キクイモ3)ジャガイモ(アンデス赤)4)里芋親芋 後で極端に体積が減らないようにかなりギュウギュウ詰めにしている。この後、境にしている段ボールを上に抜く。

その上からココナッツ繊維を足す。これまでの食べ比べ実験との違いは今回の餌がかなりウェットなことで、写真のように上の方にもドライなココナッツ繊維を足した。

その上に約100匹程居ると思われるみみず君と堆肥になっている寝床を一緒に載せた。

それぞれの面を正面から見てみるとそれぞれの食材が混ざらず観察出来る。この点は筒型の観察小屋より今回のような箱形の観察小屋の方が優れている。ここに見えているのはサツマイモ

これがキクイモ

こちらはジャガイモ(アンデス赤)

こちらは里芋の親芋
ということで観察小屋2号の設定は無事に終わり後は来年のお楽しみということです。

ところで今日はオババん家で年末恒例の餅つきがあった。私は蒸し器の火の番だ。
いつものことなのだが私が着いた頃には餅つきはもうかなり進んでいる。最近他所では見たことないんだがこんな感じの3段重ねの蒸し器がセットしてある。私はのんびり火の当番 といっても火の加減は結構難しく、面白いのだ。自分で収穫したサツマイモをアルミホイルで包んで焼いているがそちらに気を取られていると、火の勢いが弱くなる。また木をくべすぎて火が強くなりすぎると、中段にある釜との間から炎が飛び出し蒸し器を取り替えにきた人が火傷しそうになる。

こんな感じで釜からはモクモクと湯気が出ている。この湯気で餅米がおいしく蒸されていく訳だ。火の番も大事な仕事なのだ。
熱々の餅を手で切り分けているのがオババ。オババの周りはなぜか暖かい。
十分手伝いが出来るようになった姫と殿。私が作った焼き芋もうまいに決まっている。
という訳で年末の楽しいひと時でした。来年も良い年でありますように!

2011年12月29日木曜日

食べ比べ実験続報

12月中旬に設置した観察小屋1&3号の食べ比べ実験、2週間経ってどんな具合かその後の経過が少し気になってチェックしてみた。最初観察小屋1号は最初、キャベツ>大根>里芋の茎>新聞紙 の構図だったが、前回の観察で里芋の茎が人気が出てきてかなり食べられている様子が見えた。今回、里芋茎は跡形が全くなくなった。見た目では堆肥に完全に置き換わっているようだ。ただしその場所にはみみず君はまだたむろしている。眼に見えない餌の残りがあるのだろうか?一応今日の時点で里芋の茎を最終一位決定としよう。みみず君の集まり方からすると2番手はキャベツだが今日の時点で、キャベツ、大根、新聞紙ともにあまり食べられた形跡がないので今後の2位以下の順決定にはまだかなり時間がかかりそうだ。
ここは里芋の茎があった場所。前回程ではないがまだみみず君は居残っている。里芋の茎は全く姿を消し。堆肥に置き換わっているようだ。

新聞紙には最終的に他の餌が無くなったときに食べにくるのだろうか?これまでのところ実験開始からずっとみみず君たちには人気がない。

キャベツにはそれなりのみみず君の姿が見られる。それでも見た目には明らかに食べられて小さくなったと思わせる形跡はない。

最初人気があった大根だが最近は人気がないな〜

次に観察小屋3号の方に眼を移してみよう。生の芋は硬いので食べ始めるのに時間がかかるのはミミズ小屋での経験からもある程度想像出来たが、柔らかさのあるつくね芋以外は皆予想以上に人気がない。 今の時点でつくね芋が1位になるのは決定的だが、この観察小屋も2位以下の順が決まるのはずっと先のことになりそうだ。
みみず君はチラホラ見受けられるがサツマイモが食べられた痕跡は全くない。

ここはつくね芋。みみず君たちに最も人気のあるブースで、僅かの芋のかけらしか見受けられなくなってきた。かなり食べられているようだ。1位は決定的だ。

実験小屋1の里芋の茎は大人気だったが、里芋の親芋はいまのところ人気がない。

こちらはキクイモ。こちらも食べられた形跡がほとんどない。
芋の生はつくね芋以外は確かに硬い。これらの芋はミミズ小屋でも1ヶ月で食べきれず残っているものが多い。ところがこれらを冷凍&解凍したものはかなり早い時期に食べられている印象だ。観察小屋3での2位以下の結論が出るのはかなり先のことになりそうなので、次に冷凍&解凍した芋の食べ比べ実験を近日中にはじめてみよう。こちらの方が早く結論が出そうだ。

2011年12月28日水曜日

室内管理のミミズ小屋(室コン2号)は食欲旺盛

今日は我が家最大のミミズ小屋、室コン2号の堆肥チェック。このみみず小屋は室内で管理している。数えてないが恐らく2000匹以上のみみず君が住んでいて、丸々と太った大人ミミズから赤ちゃん、卵までいっぱい居る。室内の温度とミミズの数の多さが堆肥つくりによいのだろう。最近食べきれてない餌が目立つミミズ小屋の堆肥チェックだが、この小屋ではサツマイモの茎の繊維のみを少量残すのみで他の餌はきれいに食べきれていた。
今回がこのミミズ小屋の2回目の紹介になるので、前回紹介出来なかったみみず君たちのアップも紹介しよう。
写真が室コン2号(横型、写真左上)のミミズ小屋堆肥取り風景。右の容器にまずミミズ小屋のすべての内容を移し、そこから分別が始まる。堆肥は真ん中下のバケツに溜め、ミミズ小屋には新しい餌と分別によって生じる前回の食物残渣とみみず君が投入されている。出来上がった堆肥は戻したくはないのだがみみず君を戻すときにかなりの量が一緒に戻ってしまう。これは仕方ない。分別に時間が取れないときにはなおさら収穫堆肥が減る形になる。写真は丁度半分程分別が終わったところ。左下はミミズ小屋に追加する餌とココナッツ繊維を入れたバケツ、左上には堆肥分別用の皿が写っている。

先程の写真の右上の容器。これが半分処理が終わって残った堆肥。写真には残った堆肥と、これまでの食べきれなかった餌(前回与えた餌はほとんど食べていたが、その前に与えた梅が種のみ多数残っている。梅の種は1年くらいかかって食べきってしまうようだ)、堆肥の表面から確認し難いがよく見るとみみず君の顔もチラホラ見えている。

分別がほほ終わり最後には上の写真のように逃げ隠れていた多量のみみず君が残る。いわゆる[ミミズの団子状態]になっている。

彼らを上の写真のように新しいミミズ小屋に全部移し終えたら

臭い防止と小バエなどが集まらないようにココナツ繊維を上層に少し加え

段ボールの蓋をして洗濯用ネットを被せて次のチェックまで1ヶ月このままにしておく。残念ながらこのみみず小屋は大きすぎて最大の洗濯用ネットでも1枚では足りず、2枚を左右から重ねて被せている。この方法だと小バエ予防が完全に出来ずその点がこのミミズ小屋の最大の欠点となっている。なお、室内管理のためこの小屋では冬の時期の防寒対策は全くおこなっていないがこれまでのところ全く問題なさそうだ。

2011年12月26日月曜日

上下方向ミミズ移動実験、経過報告(観察小屋6号)

元々11月5日に400匹程の生まれたての赤ちゃんを投入した観察小屋6号。同時に12月20日より移動実験を開始した。その6日目の経過。1ヶ月あまりで結果判定予定だが、現時点で赤ちゃんミミズの移動は予想通り。狭い空間で育てたことによる数の減少は不明。もしかしたらほとんど減ってないかもしれない。今回餌の方に赤ちゃんミミズが移動してきたことにより、ミミズの大きさが観察しやすくなったがそのサイズは間違いなく大きくなっていることが確認出来た。
12月20日の写真。餌を上方に入れたところ。下の堆肥の中に結構ミミズの赤ちゃん居るはずなのだがガラスの壁越しには分かりづらい。
そしてこれが今日の状態。おなかすいていたんだろうね。新しい餌の方に大量に移動してきた。このペースだとそのうちほとんどのみみず君が餌のある方に移動してしまうかも?また先日は分かりづらかったが、この観察小屋に生まれたてで投入した赤ちゃんミミズは実験開始50日あまりで間違いなくかなり大きくなってきている。大きいものが動きが早いため先に移動してきた可能性もある。

2011年12月25日日曜日

みみず君の防寒カバー

今日は室コン3号の堆肥チェック行ったが、やはり餌の食べ方若干遅く堆肥は収穫には少し早すぎた。それでもバケツ1/3程収穫。次回堆肥チェックは通常より半月遅らせて1ヶ月半後ぐらいにしよう。
ということで、やはりこの時期に少しでもみみず君に元気に堆肥を作ってもらうためには、寒さ対策が重要と思われる。以前、金子みみず君の家の防寒カバーを紹介していたので今回はそれ以外のタイプも紹介しよう。
これは以前紹介した金子みみず君の家の防寒カバー。以前のタイプに若干変更を加えた。シートを若干厚めのものに取り替え、すっぽりかぶさり隙間がないように工夫を加えた

その上からもう一枚カバー(これは以前紹介した洗濯機カバー)をかけている。

これは縦型ミミズ小屋(今日堆肥チェックをした室コン3号)。まず防寒シートを下に敷いてミミズ小屋を包む

サイズぴったりのランドリーネットを被せると防寒カバーがぴったり動かなくなるのでテープ固定なども必要ない

こちらは最も多いどんぶり型プランターを用いたミミズ小屋。こちらも同様に下に防寒シートを敷いてそのままミミズ小屋を包みこむ。

包んだものをランドリーネットで囲んで防寒シート固定。この操作と餌に米ぬかを少量加えることで寒さ対策は終了。ただし、このどんぶり型ミミズ小屋は同じ型のものが8個もあるので、防寒シートで包み込むことでどのミミズ小屋なのか区別が出来なくなる。ミミズ小屋の区別と堆肥チェック日だけは外から分かるようにしておかなければならない。

2011年12月24日土曜日

里芋茎は良い食材

観察小屋1で食べ比べ実験行っているが里芋茎はほとんど跡形のなくなった。
里芋の茎の面影はほとんど見えなくなった、とともにみみず君たちもここから姿を消し、大根の方に移動をはじめている。1位の里芋の茎は決定としてこれから2位以下どうなりますやら

2011年12月23日金曜日

ミミズ移動実験、上下方向(2)

先日のミミズ上下方向の移動実験ではみみず君は思った程早く移動しなかった。また、先日の観察は瓶ではなかったので移動状態のチェックが出来なかった。そこで移動状態が見えるガラス瓶を探していたが今のところ堆肥が溜まった適当なものが見当たらず。仕方なく観察小屋6号を用いることにする。この容器には大きなミミズが居ないのでみみず君の移動状態観察には不向きだが、丁度堆肥が出来あがり全体量も結構減っていたので、餌を与えるついでの上下方向移動チェックをやってみよう。赤ちゃんミミズでも餌の方にあがってきたものは結構観察出来るだろう。ただし、堆肥側にどれくらい残っているかは最終チェックのときしか分かりそうもない。1ヶ月あまり放置しての最終チェックになるが、それまで餌を加えず見てみたいのでやや多めに餌を与えている。ところでこの観察小屋6号は、元々は11月5日にきわめて小さな赤ちゃんを400匹程入れて、非常に狭い空間でどれくらい生き残れてまたどの程度成長するかを観察しているガラス瓶。実験開始から50日目の現在、数の減少の程度は全く不明。サイズはあまり大きくなってない印象。この観察小屋は2つの実験を同時にチェックすることになる。
観察小屋6では堆肥がかなり出来てボリュームもかなり減っていたのでこれをそのままみみず君の上下方向移動チェックに用いることにする。餌はつくね芋、白菜、エノキタケを刻んだものを適当に入れている。

寒い日の堆肥チェックは大変

クリスマスに向けて全国的に寒波が押し寄せてきているようだが、福岡も寒い。こんな日の堆肥チェックは大変。今日は室コン4号の堆肥チェック。20分行ったところで手がかじかんできたので休憩。このブログを書いている。昨日の室コン5号はまだ堆肥チェックには早かったが、こちらのミミズ小屋は堆肥の状態上等だった。ミミズ小屋の大きさ、与えた餌、中に居るミミズの大きさや数などが微妙に影響しているのだろう。
下の写真が堆肥チェック風景だ。
室コン4号堆肥チェック風景。写真真ん中がもともとの小屋(上等な堆肥が出来ていた)。右が新しい小屋、バケツは収穫堆肥入れ、左下の使わなくなった炊飯器の釜が餌入れ(冷凍解凍後のキクイモをウェットにならないよう工夫したもの)。丁度半分程チェック終わったが、手がかじかんで休憩。寒い日の堆肥チェックはさすがにつらいものがある。

2011年12月22日木曜日

12月に入りみみず君の食欲落ちた!

最近のミミズ小屋の堆肥チェックの際、食べきれてない餌が若干目立つようになっていたが、今日の室コン1号(金子ミミズ小屋)のふたを開けてビックリ。かなりの餌が食べられずに残っていた。これではいくらなんでも堆肥取りには早すぎる!堆肥チェックは中止とした。原因は明らか。12月になっての気温低下だ。先日紹介した保温カバーをして正月開けまで堆肥チェック延期とした。
この写真が室コン1号の蓋を開けたところ。まだ堆肥になってないココナッツ繊維も見られるし、何と言っても食べきれてない餌の量が凄い。仕方ない。2週間程置いて堆肥チェックのやり直しだ。

ということで、堆肥チェックをやめ観察小屋を覗いてみた。ん!室コン1号の食べ比べ実験に大きな変化が出た。何と、これまでトップだったキャベツが3位に後退し。里芋の茎が圧倒的1位になっている。2位は大根でビリケツはやはり新聞紙だ。
見ての通り里芋の茎には集団でみみず君がやってきた。里芋の茎は投入したときの様子と比べその形が見えなくなった部分もある。かなり食べられたのは間違いない。どうやら食べ比べ実験最終1位に向かって独走しそうな感じになってきた。

こちらは、大根だが、先日までトップだったキャベツを僅かにかわして2位になっている。

2011年12月20日火曜日

ミミズ移動実験、上下方向(1)

我が家のミミズ小屋は現在フルースロー型を用いていないことは前にも紹介した。フルースロー型のミミズ小屋は、古い堆肥部分から新しい餌の方へのミミズの移動を前提にしている。フルースロー型の経験が少ない私はみみず君の移動の実態をあまり把握していない。丁度、堆肥が出来上がった予備小屋があったのでこれをを用いて新しい餌の部分にどれくらい移動するのかの実験。2ヶ月置きっぱなしの予備小屋(ミミズ赤ちゃんから青年まで400匹くらい?)には立派な堆肥が出来上がり体積が半分くらいに減っていた。通常はここで入れ替えをするのだが、今回、その上に十分量の餌と新しい寝床を上積みしてみた。さて、その上積みした餌の方にどれくらいのミミズが移動し、堆肥部分にどれくらいのミミズが残っているだろうか?1週間経ったので今日はそのチェックである。8割程移動していることを予想してチェックしてみた。
これが予備小屋。ミミズ小屋に大きな問題が起きてミミズの数が減少したときにミミズを補給するための小屋である。前回餌を与えて2ヶ月経っていたので下半分に体積が縮んで出来上がった堆肥が見えていた。上に新鮮な餌をたっぷり与え1週間置いてチェックしてみた
結果であるが予想に反して新しい餌の部分に移動してきたのは半分以下であった。
考えられることは
1)1週間という期間が多くのミミズに取って移動するには短すぎた。
2)きれいに出来ている堆肥の中にまだ食べきれてない餌が僅かに残っていた
ということぐらい。もう少しミミズの移動については正確に観察したいので次は透明なガラス瓶(大きめの観察小屋)で同様の実験をしてみよう。さらに上下方向の移動だけでなく横方向の移動実験を行い、畑に置きっぱなしにする横方向移動型ミミズ小屋に対する基礎実験を行ってみたい。というのも、以前畑に置きっぱなしにする小屋は梅雨の時期、トカゲやカエルにやられて失敗しそのまま中止している。今回、横移動の生態を十分つかんで、天敵予防も考えて畑放置型ミミズ小屋をもう一度トライしたいと思っている。もし、うまくいくようになったらこれが手がかからず一番楽な堆肥収穫法になるはずだ。

2011年12月19日月曜日

食べ比べ実験 その後

寒い日が続くとミミズ小屋の管理が少し嫌になる。1時間弱の堆肥取りがおっくうになってきた。みみず君たちの食欲も落ちてくるはずなので、約1ヶ月間隔で堆肥取りをしていたのを少しのばそう。
観察小屋の方は、食べ比べ実験のその後だが大きな変化はない。今日は食べっぷりの悪い食材のアップだ。
観察小屋1号のキャベツ>大根>里芋の茎>新聞紙 の構図は変わらず。
こちらは実験小屋1号で人気のない新聞紙(左)と里芋の茎(右)

観察小屋3号は大きな差はないが、今のところサツマイモとつくね芋は僅かにつくね芋がリードといった感じ。これらから大きく遅れて里芋親芋=キクイモ の構図だ。
こちらは観察小屋3号のキクイモ(左)里芋親芋(右)どちらも少し出遅れている感じ


2011年12月16日金曜日

観察小屋1&3、食べ比べ実験、経過報告

観察小屋1は2日目。昨日大根が圧倒的首位に立っていたが今日はキャベツが僅かに逆転
左が大根、右がキャベツの区画。昨日圧倒的首位に立っていた大根はキャベツに逆転された。新聞紙のビリケツには変わりない。


観察小屋3は1日目。どの食材もほとんど差はないもののほんの僅かサツマイモがリード。
観察小屋3号:1日目。どの食材にもほぼ均等にミミズか来ている。写真左はつくね芋。右のサツマイモが4つの食材の中で頭一つリードか?

観察小屋5号(a,b):みみず君の成長に関わる因子[気温]

観察小屋5が実験終了しているので、新たな実験として、みみず君の成長と温度の関係を調べるために観察小屋5を再スタートさせよう。さすがに福岡でも冬は寒い。全く同じ条件の観察小屋を作り、一つは室内管理、もう一つを室外管理とする。我が家は暖房をほとんど使わないから一般の家庭と比べ室内外の温度差は少ないと思われるが、それでも温度差は5度以上ありそうだ。12月から3月までの期間放置してみみず君の成長に差が出るかどうかチェックをしてみる。寝床は長期間放置するのに適しているツクネの髭で、これはは冷凍物と生があるが今回は冷凍物を用いることにする。観察小屋5aを室内、5bを室外管理とする。赤ちゃんから子供までのみみず君で成長を見ていくが、室外管理のみみず君はあまりの寒さで命が危うくなる可能性もあると思われるので、数は20匹という少数精鋭で頑張ってもらおう。
左のもともとの観察小屋5の瓶を5aで再スタート、ほぼ同じ条件で右が5b。5aは室内管理、5bは室外管理とする。それぞれの観察小屋には赤ちゃんからやや大きめの子供まで、サイズを合わせながら20匹づつ投入した。今のところみみず君は外から見えるところには顔を見せていない。春までのみみず君の成長に温度差が関わるかどうかの実験だ。

2011年12月15日木曜日

観察小屋3号、食べ物比較(サツマイモ、つくね芋、里芋(親芋)、キクイモ)生

まず、昨日の食べ物試験の経過1日目の報告。予想に反してみみず君たち大根に集中。その次がキャベツ。ハンディをつけた新聞紙が一番出遅れている。
いやービックリした。大根にこの人気。少しトウが立ち始めた大根で甘みが出てきてたのかな〜。今後の経過楽しみに見守っていこう。食べ物の境界がきれいに分けられているのは昨日の段ボールによる仕切りがよかった!



食べ物比較実験、なかなか面白いので今日も段ボールの仕切りを用いて芋類の比較。観察小屋3号において200匹の青年ミミズに参加してもらおう。芋類は冷凍したり時期が過ぎ柔らかくなったものは好物の様で非常に早く食べるが、新鮮な硬いものはかなり時間を要すようだ。今日は新鮮な芋類の方の比較とする。一応食べやすいようにかなり小さく刻んでいる。芋はサツマイモとつくね芋は小さなクズ芋を用いているので、結構皮もついている。昨日の観察小屋1の餌より食べ応えありそうなのでみみず君の数も昨日の100匹に対し今日の実験は200匹とする。

写真は下から時計回りに、サツマイモ、つくね芋。里芋(親芋)、キクイモ。すべて生。昨日と同じ要領で段ボールを外し上に約200匹の青年みみず君をココナッツ繊維とともに投入。

横から見るとこんな感じ。正面に見えるのはつくね芋、右にサツマイモが見えている。やはり境界はばっちりだ。

さて、今日の実験結果はどうなりますか?生ではつくね芋が一番柔らかいので、私は一番早く食べ終わるのはつくね芋と予想する。