特に理由はない。以前から時にひょうたんを作っては家の中に置いて眺めている。
特に色を塗ったり、磨いたりはしない。自然のままの感じが好きだ。
今年はミミズ堆肥の効果だろうか?私が作ったひょうたんの中では最大のひょうたんが出来た。
ひょうたんの廻りにある元気のよい葉っぱはサツマイモ。ひょうたんの葉の方はかなり枯れてきた。
こうして見るともう収穫しても良いのかもしれない。
ところで、ひょうたんの種取りの方法知っている?
バケツの水の中に漬けたりする人も居るらしい。
私のこれまでのやり方は、種が出るぎりぎりの大きさの口を開け、中に水を入れては振って種を少しづつかき出すやり方。
水をしばらくひょうたんの中に入れていると果肉部分が腐れてかなりクサイ。
家の中でこれをやろうものなら家人から苦情がくる。
この臭くて苦労するひょうたんの種取りに、みみず君に一役買ってもらうことを思いついた。
これまでカボチャを餌にして与えた場合など、種だけ食べきれなかったみたいで、翌年撒いたミミズ堆肥から多くのカボチャの芽が出た。
ひょうたんもカボチャも同じようなものだろう。きっと、硬い皮と種と少しの堆肥を残して果肉だけをきれいに食べてくれるに違いない。
そう思い立つと早速準備に取りかかった。用意したのは口のところで切るのこぎりと、口に穴をあける電動ドリル。
以前はキリで穴を開けていたが、電動ドリルのほうがはるかに楽なはずだ。
ひょうたんの口をノコで切り、種が出る大きさにドリルで穴をあける。
ここまではこれまでと同じ手順だ。
これまではこの穴から水を入れては一日くらい置いてそれを振っては種をとりだすという操作を繰り返していた。
この操作がとにかくクサイのだ。
今回はひょうたんの口を切ったところから、割り箸でみみず君が通れるくらいの穴をあけてやり、元気なみみず50匹程中に投入しようと思う。
1ヶ月もすると、ひょうたんの中ではみみず君が果肉を食べきって、種とみみず君だけになっているに違いない。そこで種とみみず君を取り出せばクサイ思いをせずに、ひょうたんの種出し一件落着となる予定だ。
さて、実行に移す前にもう一度予定通りうまくいくか、よく想像してみよう
中が酸欠になったらみみず君は全滅するかもしれない。入り口は蓋をしないでメッシュでカバーするだけにしておくので何とか酸素は入ると思うのだがどうだろう。
でも、種とみみず君を取り出すときは、やはり水を入れて振って掻き出すことになるのだろう。もし、みみず君が振って出てこなかったらどういう方法で出そうか?
ひょうたんの中ではつまんで取り出すというわけにはいかないぞ。
また、全部取り出したつもりでみみず君が残っていると悲惨なことになるので。ひょうたんの中に入れるミミズの数と、水で洗うとき出てくるミミズの数を正確に数えた方が良さそうだ。
また、万が一ひょうたんの中で、みみず君が死ぬことがあったら、きっと恐ろしく臭くなるぞ。臭くないことが最大の目的なのでひょうたんの中が臭くなったら元も子もない。
色々考えていると、みみず君を利用したひょうたんの種出しのトライ、少し不安になってきた。
今日はひょうたんを眺めるだけで実行には移さないことにしよう。
1週間程時間を置いて、それでもうまくいく様な気がしていたら実行に移そう。
ただし、その時もこの実験に用いるひょうたんは3個あるうちのまず1個だけにしておこう。ある程度の失敗の可能性は残るのは仕方ない。
もしこの方法がうまくいったら、残りのひょうたんにもこの種出し法をおこない、ひょうたんの新しい種出し法として皆に教えてあげることにしよう。
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