2020年6月27日土曜日

今年の大梅の収穫が少なかった原因は梅の木が弱ったためでなく梅泥棒だった。今日は紫蘇を収穫、塩揉み、そしてその紫蘇を梅漬けに加えた。

今年の大梅はなぜか収穫量が予想よりかなり少なく、原因は収穫時期が遅れたせいだと思っていた。
ところが、先日知人の方が、我が家の果樹園で梅を収穫している我が家以外の人がいたとのことで近寄って話をすると、梅泥棒だったとのこと。
売るためだったらしく、秤までもって袋詰めしていたらしい。
我が家の果樹園、動物に収穫寸前の果物を持っていかれて悲しむことはたびたびあるのだが、人間に持っていかれたのは晩白柚以来でとても悲しかった。
私が収穫した後の残り物を持っていくなら許せるのだが、私が収穫する前に持っていかれたのには腹が立った。
その犯人も分かったのだが、今のご時世、生活に困っていたのだろうということで、咎めることはしなかった。

さて、梅干し作り第1ステップは、梅ちぎりから梅漬けまで
そして第2ステップ紫蘇の収穫と、塩もみ、そしてそんな紫蘇を梅漬けに加えるところまでだ。
今日はそんな第2ステップを予定通りすることができた。
こちらは紫蘇を漬け終わった2個の梅樽

今年の紫蘇はオババから立派な苗を頂いたこともあり、それらが順調に育ち、最高の状態だった。
朝、夕は大雨だったが、午後は晴れて収穫するのに全く問題なかった。
ただ、この時期は雨が上がると急に気温が上がり熱中症要注意だった。

梅泥棒被害もあり、今年準備できていた梅漬けは例年より少なく、大梅と小梅が中樽と小樽に1樽づつだった。
そのため、せっかく大豊作だった紫蘇も、収穫したのは上の方の特に葉がきれいな部分だけとなった。
篠の苗では苗の上の方が紫色が強い。
通常は少し下の方の葉も使うのだが、今回は上の方のみ。
畝に大きな容器を3個置いて、そんな紫蘇の葉を収穫していった。
紫色が強い葉の部分だけを容器に入れていった。
で、収穫出来た紫蘇は、極めて上等。
これだけあれば梅漬けに加えるだけでは少し余りそう。

今日の仕事は家人と私の共同作業なのだが、収穫と枝から葉を外すところは私の仕事。
枝の付いた紫蘇(右)から紫蘇の葉のみを外しているところ。
左の容器ほどの葉が1回分で、家人が洗って塩もみを何回もする
最後に梅酢を入れて揉むと紫蘇が真っ赤に発色し、それをしっかり絞って紫蘇ボールを作る。

そんな紫蘇揉みが終わって出来上がった紫蘇ボールがこちら。
説明を追加
7個ほどの紫蘇ボールができた。

今年も、塩もみが終わって絞ったソフトボール大の紫蘇ボールを、2個の樽にほぐしながら入れていった。
右が紫蘇を入れ終わった大梅、左が小梅の樽だ

そして梅干作りの最終(第3)ステップは梅雨明けの時期に天日干しすることになる。
数は少なかったが、今年も梅干しはうまくできそうで、ひとまず安心だ。
これから数日で梅は真っ赤に染まってくるはずだから、あとは梅雨が明けて天日干しが出来る日を待つだけの状態だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿