2020年6月6日土曜日

この時期のディルにはアカスジカメムシとテントウムシがいっぱい。ジャバラの小さな苗木の新葉にアゲハチョウの幼虫発見。

この時期になると、花終わりのディルの苗にはテントウムシとアカスジカメムシが集まっている。
こちらは益虫の代表、ナナホシテントウ
ここで卵から親になったのか、それとも繁殖のためにここにきているのか?
卵から蛹になるまでが20日以上、成虫になってからの寿命は2か月位らしい。
こちらはナミテントウ
テントウムシやその幼虫の生態はアブラムシを食べることくらいしか知らない。
ナミテントウは集団で冬眠することもあるそうだ。
結構大きくなった幼虫もいるので、かなり前に卵を産み付けられたのだろうか?
ディルにはアブラムシの姿は見えないので、子の幼虫は花の蜜を吸っているのだろうか?
すぐ蛹になりそうな大きさだ。
とにかく、テントウムシにはディルの花終わりの畝で大いに繁殖してもらって、菜園の他の野菜たちにいっぱい付いているアブラムシのところに出かけて、彼らを大いに撃退してほしいものだ。

一方こちらは明らかにディルの花終わりの種になりかけた部分から液を吸っているアカスジカメムシ
可愛いが、明らかにこちらは害虫だ。
液を吸われたらスカスカの種になるのかもしれない。
どうやら、完全に硬くなった種にはあまりいないので若い実の方が好物のようだ。

ただこの畝のディルの花は非常に多かったので、出来る種の量も生半可じゃない。
少々アカスジカメムシが頑張っても被害は微々たるものだ。
この時期になると一部茶色くなった種も出来始めたので、大きな種が出来ているものから、少しづつ収穫を始めている。
こちらは収穫を始めたディルの種。
こんな形で花ガラごと収穫していると、あとで種が自然に落ちてくる。
ちなみに2年前収穫していた種の側には、次々にテントウムシの幼虫が現れた。
容器の壁に見える小さいのがテントウムシの幼虫だ。
その時は虫かごの中にこんな幼虫を集め、羽化させたかなりの数の親をアーティチョークのところに放した。
こちらは2年前、虫かごの中で脱皮(羽化)を始めているテントウムシ
こちらは去年タッパーいっぱいに収穫出来たディルの種。
今年も同じくらいの量が収穫出来ればと思っている。
ディルの種は、カレーに入れたり色々な料理に使ってもらっているが、今年も我が家で使う分と、お裾分けの分をしっかり収穫したいと思っている。
もちろん、この秋に種まきする分は残しておくつもりだ。


ところで、今年植えて2年目を迎えるジャバラの苗木に今年出てきたばかりの貴重な葉にアゲハチョウ(ナミアゲハ)の幼虫を発見。
こちらは100%害虫なので、かわいそうだが捕殺しておいた。
恐らく中齢にあたる幼虫だろう。
これから脱皮を繰り返して大きな緑色の幼虫になる。
それまでにはこの木の葉っぱは食べつくされているかもしれない。

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