2020年7月31日金曜日

2020年7月の菜園&果樹園

今年も様々な地域で大きな豪雨被害が出た7月。
コロナ禍も加わり、世の中大変な状況だが、私も好きな山登りも出来ずかなりストレスが多くなり気味な時、救いは日々新しい顔を見せてくれる野菜たちと菜園でできる筋肉トレーニングだ。

里芋は、雨が多かった今月は元気に成長した。
一枚一枚の葉もとても力強い。
こんな葉は眺めているだけでも心地いい。
そんな葉を盾のように構えて、一列に並んで攻めてくるような姿は圧巻だ。

雨が多かったが7月台風は来なかったのでヤーコンは元気。
ヤーコンは、このメインの畝以外にも数カ所で育てている。
で、毎年行っていた強風で倒れないような固定処置までは手が回らない。
今月のの多さは菜園の野菜にもそれなりのダメージがあった。
6月はズッキーニの姿を見るのが怖いくらい順調に収穫出来たが、毎年7月はに弱るのだが、トランペット型と長いズッキーニ以外は全く収穫出来なかった。
とても元気だったトランペット型ズッキーニでも一部は雨に負けた。
長いズッキーニやトランペット型ズッキーニはボリュームがあるので、たくさん収穫すると使い切れないままになるものも出てきた。
カボチャやトランペット型はそのまま置いていても食べれる。
ただ、長いズッキーニは時間を置くと実が硬くなり味が落ちる。

イタリアントマトは生食でも料理しても味がしっかりしていて美味しかった。
多くの方にお裾分けができたのも嬉しかった。
大雨の後、枯れかけの苗も増えてきたのだが、まだ収穫は出来ている。
枯れかけた苗でも実の方はたくさん提供してくれているものもある。
そんなトマトはスープなど色々な料理で大量消費している。
トマトご飯も大好きなトマト大量消費料理だ。
そして、採れ過ぎたものは冷凍庫保存になっている。
トマトが採れなくなる時期に役立つはずだ。

ピーマンとナスもかなり大雨で弱って、収穫量は十分とは言えなかったが、何とか食べる分を供給できた。

長いズッキーニの1本は120cmあったのでオブジェ用に収穫したが、連日の雨で保存中に腐れてしまって残念だった。
こちらは長さ記録は出ないが、種採りやオブジェには使えそうな実。
全く腐れそうなサインがないので、もうしばらく畑に放置予定だ。

キュウリでは緑色の短寸のキュウリが順調に収穫出来ている。
ただ、結構いびつな形のものが多かった。
これも雨の影響だろうか?

カボチャの収穫はまずまずだったが、やはり雨被害はそれなり。
大きくなる途中で腐れたカボチャもたくさんあった。
通常のタイプのカボチャでは3kgを超えるものは1個のみだったが、全体的には十分満足だった。
まだ数個若い実が育ちつつあるので、それらの収穫は8月の楽しみだ。
今年も色々な方のカボチャが収穫出来た。
長いカボチャは例年の緑色だけではなく、うす緑色のものも採れた。
ヒョウタン型カボチャは去年のように4㎏を超えるものは取れず、3.2㎏が最重量で、数も3個のみ。
形も特徴的なヒョウタン型の物は取れず、くぼみがないものが多かった。

デストロイヤーは、7月はほとんど収穫していない。
7月は例年ほど高温にならなかったので、保存中に腐れる芋が少なめだったのは嬉しかった。

ゴーヤは月の後半からボチボチの収穫状況で、最近は何とか食べる分量は収穫できている。
7月中旬からの低気温傾向がまだ収穫が増えない一因だろうか?
それでも苗の数は十分にあるので、8月からは収穫が増えるに違いない。

四角豆はたくさんの花を咲かせている。
先日1個収穫したが本格的収穫は8月後半からだろう。
こちらは四角豆の花。

ツクネ芋は苗の数は少なめだが、去年比べたらその成長は順調だ。
こちらは第菜園のツクネ芋の畝。
高いところから行き場のなくなった蔓はまた下に向かって伸びている。

ツクネ芋と同じ山芋の仲間の宇宙芋は2年目の栽培だが、ムカゴ芋が大きくなりつつある。
もう4cm以上のサイズになった実が多数ある。
どうやら去年以上の収穫状況を期待できそうだ。

ショウガは初回の芽出しに失敗し、そのあと再度種ショウガを芽出しさせて畝に植え付けた。
一応一つの植え穴に1個づつ芽が出始めたが、私にとってショウガ栽培はとてもハードルが高いことに変わりないようだ。

ミョウガの方はメチャクチャ元気。
ミョウガの梅酢漬けはこの時期に美味しい。

落花生の苗は今のところ順調なようだ。
今年は早めにマルチを外したので、雑草との戦いが少し大変そうだ。
今のところ鳥予防ネットは張っていない。
落花生が出来始めたら、鳥予防のネットを張る予定だが、苗の根元には先端に落花生を付けるはずの子房柄がたくさん土に潜ろうとしている。



ゴボウ栽培は、5個のビニール袋と3個のダストボックスで育てているゴボウの苗はまずまず元気なようだ。
2年目の苗は花が終わり、種ができるか様子見の時期だ。
こちらは菜園の隅にある、同じく2年目と思われる苗だが花を咲かせることなく葉のみとても大きく成長している。
ここに種を蒔いたり苗を植えた記憶がない。
果たして今後どんな風になるのか気になっている。
また、去年全滅した波板栽培のゴボウは、元気とは言い難いが今のところ生き残っている。


果樹園の方では、2本ある富有柿の木にどちらもそれなりの実が成っているのが嬉しい。
ミカン類の出来はぼちぼちと言った感じだ。
昨年知人から頂いて植えた『ジャバラ』の苗は植えた時よりも葉が小さい。
去年のこの時期に植えた時の写真だ。
こちらは現在の様子。

果樹園に2本あるオリーブの木は順調に大きくなっているのだが、残念ながら実を付けなかった。
菜園の方にある2本のオリーブの木では実の成り方は昨年より少ないので今年の収穫は期待できそうにない。
こちらは果樹園の2本のオリーブの木。
実の収穫は、来年に期待しよう。
6月に収穫出来たイチジクは7月は一休み。
実はたくさんなっているので、8月後半から秋にかけての収穫が楽しみだ。
釣り糸を張り巡らせて収穫時のカラス予防をやっている。

今年もこの時期恒例の紫蘇ジュースを作った。
色も味も良かった。
焼酎炭酸割りが最高に合う。
やっと梅雨が明けたので近日中に梅の天日干しもやろうと思っている。

というようなことで、雨が多い中でも夏野菜の収穫も忙しかったが、雑草はとても元気で、運動不足解消に草抜きを頑張った。
ここ1~2日、急に暑くなったが、8月はこの暑さが続くだろう。
熱中症だけにはならぬよう気をつけて野菜作りを楽しもう。

2020年7月30日木曜日

取り置きのウコンも減って、ゴボウの苗の後ろで大きく育つウコン苗を掘り返し。最近人気のモロヘイヤ、収穫量アップのために苗を追加植え。

7月もいよいよ終わるというときに梅雨明け宣言がやっと出た。
今日は久しぶりの夏の日差しを浴び、ゴボウやウコンの葉も嬉しそうだ。
まだ、ヤーコンの時のようにウコンの葉は覆いかぶさる感じにはなっていない。
それでもこのままだとこれからのゴボウの栽培にかなり影響が出そうだ。
先日はビニール栽培のゴボウの後方にあったヤーコンを切り倒したが、別のビニール袋のゴボウの苗(上の写真)はウコンの苗に圧迫されかけていた。
今年のゴボウは5個あるビニール袋がメインなので、1個1個の苗がとても貴重。
で、今日はゴボウの苗の近くにあるウコンを根茎ごと掘り起こした。

丁度お茶用に使っているウコンの取り置きが減っていた。
取り置くバケツの中は、大きな塊が減り小さなクズばかりになってきた。
で、今日掘り起こしたウコンから根茎を取り出すとバケツにいっぱい。
この時期に収穫出来るのは昨年出来た根茎だ。
次に収穫するのは秋になりそうなので、新ウコンが中心になるはずだ。
土を落として、取り置きバケツに入れ直しておいた。
大きな根茎がゴロゴロ状態になった。
これだけあれは3ヶ月くらいは持ちそうだ。
そして、5個のビニール袋のゴボウの苗は、これでどの苗も元気に育ちそうだ。
ここにはゴボウを育てているビニール袋5個とサツマイモを育てている土嚢袋が10個ある。
ウコンの苗の陰で元気がなかった土嚢袋のサツマイモも今から元気を出すに違いない。


さて、最初に苗を植えたモロヘイヤは、高さが5~60㎝くらいに育ち、中心の枝は収穫し終わっているが、今は周りから次々に出てくる枝先を収穫している状態。
最初に植えたこんな苗が10本ほどある。
周りに出てくる枝先を収穫すると、これらの苗から1回の料理に使う量は収穫出来る。
ここに見えているのが初回植えた苗たち。


ただ、まだこれらの苗では、今の必要量に少し足りない感じだかったので、先日第2陣として10本ほどの苗植えをして、それらからも収穫できるようにした。
こちらは先日植え付けた第2陣植え付けのモロヘイヤ。
高さは30㎝くらいになって、これらの苗からも少しづつ収穫が始まった。
ただ、最近小さな孫たちがモロヘイヤを食べるとのことで、お裾分けしている。
すると、とてもじゃないが収穫量が追い付かなくなった。
そこで、今日は雑草予防にマルチを引いていた場所に、ヒョロ苗を植えていった。
20㎝強の高さのヒョロ苗。
18本も植えたから、大きく育ったら十二分の収穫量になりそうだ。
モロヘイヤのこれまで植えた苗は元はと言えば、同じプランターに種をバラ蒔きしてそこに芽を出した苗。
だから今日植えたヒョロ苗も、最初植えて大きくなった苗も、元は同じ苗なのだ。
そしてプランターに残った苗は、密集してどれもヒョロ助だが、先日捨てようかと思っていた苗が役に立ったのでが、ここに残った苗も捨てずにもうしばらく置いておくことにする。
こちらが、プランターに残ったモロヘイヤの苗。
さすがに、もう使うことはないと思っているのだが。。
こんなヒョロ苗でも畝に植え付けると10日もすれば収穫できるようになるはずだ。

2020年7月29日水曜日

この時期に出来る『野菜の壁』。壁の出来が一番なのはツクネ芋。

今日は梅雨明け前の最後の雨?と思いきや、明日の天気予報にも雨マークが入っている。
さすがに、ここまで降ると雨が苦痛になってきた。
野菜達も同じだと思うのだが、雨にも負けず元気に育つ野菜たちがこの時期『野菜の壁』を作っている。
その一番手は第1菜園のツクネ芋だ。
まさに『野菜の壁』状態になっている。
2階から見ると2m程ある10本の竹支柱が全く確認できない状態だ。
これからもっと“頭でっかち”になるはずだ。
この方向から見ると2列の竹支柱が一塊にしか見えない。
今のところツクネ芋の苗の育ちは文句なしのようだ。
これからの時期はシモフリスズメの幼虫による被害にも注意が必要だ。
しかし本当に怖いのは台風だ。
台風が来るとすべてが倒れてしまい一気に苗が弱る可能性があるのだ。

ヤーコンもまだ高さは1mちょっとだが、全体としては低い壁になっている。
今年のヤーコンは今のところ順調そうだ。

今年、ヤーコン以上に元気に育っている里芋もヤーコンの隣の畝で育っているが、低い壁状態だ。


毎年素晴らしい壁を作るノリ網のところにある蔓野菜たちは、今のところまだスカスカ状態で、出遅れている。
ここまでやや低温だったためかゴーヤの育ちは今一つ。
それでもボチボチ収穫は出来ている。
ただ、この畝には元々ここの野菜ではなかったトランペット型ズッキーニも入り込んでいる。

一方、こちらは色々な蔓野菜の混成チームだが、もうすぐ立派な壁になりそうだ。
宇宙芋、ツルムラサキ、ゴーヤ、インゲン、四角豆などが育っている。
今のところ右側に見える宇宙芋が分厚い壁になっている。

菜園の端の方に自生しているキクイモも、今は塊として壁状態になってきている。
このキクイモと奥の木に挟まれた木陰は8月後半に秋ジャガを芽出しさせる場所だ。
我が家の菜園の中でそこが一番涼しい。

今日紹介した野菜たちは、これから真夏に向かってまだまだしっかりした壁を作ってくれることだろう。
これからの畑仕事ではこんな『野菜の壁』が作る日除けスペースが熱中症予防の休憩場所になることもあるはずだ。