福岡県は４年連続大雨特別警報。今季のデストロイヤー。受賞芋はこのご時世を反映？

今年も梅雨明け前のこの時期に大雨。
福岡県、佐賀県、長崎県では夕方近くに大雨特別警報が出た。
福岡県では４年連続の大雨特別警報だ。
２日前球磨川流域中心に大被害を出した線状降水帯が少し北の方に上がってきたようだ。
有難いことに、数年前あふれた我が家菜園の前の小川は今のところ持ちこたえている。

以前は滅多になかったこんな自然災害が頻繁に起こるようになったのは本当に残念だ。


さて今日は、雨で畑仕事ができないので、毎年デストロイヤーの収穫後年に２回行っているデストロイヤー賞の表彰式。

今回の受賞者は今のご時世を心配そうに見ている芋たちだ。
デストロイヤー賞を受賞したのは『モグラ兄弟』。

土から出てきたのが心配なのか、今の世の中が不安なのかわからない。

次に紹介するのは賞を逃した候補者たち。
こちらは若いときは元気いっぱいだったが、先行きの仕事が不安になっている中年オヤジ。

今の世の多くの中年の代表だ。

こちらは恋人に逃げられ泣きべそをかいている若者。

こちらは一芋二役で、上の写真と同じ芋。

目の奥に悲しみをため込んだおじさん。

こちらは、ホームステイ生活に疲れ歯を折ってしまった青年。

というようなことで、今年のデストロイヤー賞にノミネートされた芋たちは、世相を反映した芋たちばかりになってしまった。

ところで、今季のデストロイヤーを総括してみると、梅雨前に半分くらい収穫出来ていたこともあり、病気や腐れが少なく、芋の状態も収穫量もまずまずだった。
嬉しかったのは久々に５００ｇを超える芋が出たこと。

何年ぶりだろうか？
久々に５００ｇを超える芋に出会えた。

ただ、梅雨の時期の保存は難しく、新聞紙に広げて保存しているが、この時期は毎日腐れ芋が見つかり処理が大変。

最近は毎日のようにチェックしているが腐れ芋をその都度発見してしまう。
ただ、芋を重ねていないので、腐れがほかの芋へ広がりにくい。

もちろんこんな芋の保存には日に当たらないように新聞紙を被せている。

ジャガイモは日に当たると緑色に変わり有毒物質ソラニンが生成される。

このデストロイヤーの保存、毎年苦労させられているので、来年くらいは野菜庫中心の冷蔵庫の購入も検討している。