2020年7月2日木曜日

通常のズッキーニの収穫がほぼ終わったこの時期、長いズッキーニの今年初収穫。

イタリアのシチリア島中心に栽培され、本場イタリアではZukka Longa他多くの名で呼ばれ、アメリカではCuccuza SquashとかCuccuza Sicilyと呼ばれ、日本では長いズッキーニの名で通っているズッキーニ。
数年前から我が家でも栽培を開始し、種採りも出来ているので、毎年育てている。
今年は去年よりかなり遅れての初収穫だ。
食べるのにはやや早取りした方が美味しい
そこで、まだまだ大きくなりそうなのだが早めの収穫。
それでも短い方で70cm、長い方は90cmあった。
この長いズッキーニ、名前はズッキーニという名がついているが、厳密にはヒョウタンの仲間だ。
ズッキーニの花は黄色で大きいが、この長いズッキーニの花は白で若干小さい。
種を見ると、ズッキーニの仲間でなくヒョウタンの仲間であることが分かる。
こちらは自家採取した種。
ヒョウタンの種と全く同じ形だ。

そして、この長いズッキーニの収穫時の楽しみは長さと形
形を楽しむには、苗を地面に這わせてスネークタイプにして育てるのがいい。
こんなところからできてくる実はスネーク型になる。
長さを楽しむには支柱に沿わせて育て、高いところに実を付けるのがいい。
こちらでは手前に長いズッキーニ、奥に宇宙芋を育てている。
今は2m以上の高い部分にも小さな実が成っている。
うまくいけばかなり長いスッキーニが収穫できるのではと期待している。
こちらは支柱に沿わせて育てて出来る実と地面に這う実の両方を採ろうと思った場所。
2本の竹支柱に沿わせた苗のうち、左側に出来た実を今日収穫した。
右側にも数日前まで竹支柱に苗が伸びていたのだが、実の重さに負けたようだ。
上の写真の左側の苗から今日は2本の実を収穫した。
姿を見せ始めて日が浅いので、冬瓜のような食感だが美味しいはずだ。
右側の苗には大きな実が成っていたためが、苗が支柱からずり落ちた。
そんなずり落ちた大きな実と今日収穫した2本を並べたところ。
今日収穫した長い方(写真下)が90cmになっていた。
ずり落ちたズッキーニ(写真上)はもう1mを越しているはずだ。
このズッキーニはどこまで大きく成長するか楽しみなので、このまま畑に置いておくことにした。
昨年記録した137cmに近い記録を出すかもしれない。
こちらの緑色の実が、昨年収穫した、これまでで最も長い137cmズッキーニ。

ただ、カボチャは大きくなっても食べれるが、この長いズッキーニは大きくなった後しばらく畑に置いておくとヒョウタンの仲間なので皮を含めとても硬くなり食べれない。
だから、長さに挑戦するこのズッキーニは収穫した後オブジェにしたり種を利用することになるはずだ。

とにかく、通常のズッキーニの収穫がほぼ終わったこの時期から、この長いズッキーニの本番が始まる
形や長さも楽しみなのだが、まずは今日収穫したような美味しそうな実を時々収穫することになりそうだ。

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