2020年7月21日火曜日

四角豆の花が咲き始めた。ディルに続いてフェンネルとイタリアンパセリの種採り準備は新しい方法で。

夏から秋にかけて収穫を楽しめる四角豆
夏の蔓野菜の中で一番遅れての収穫になるのだが、きれいな薄いブルーの花が咲き始めた
淡いブルーがなんとも言えない。
雨粒もシックな花にはよく似合う。

こんな花が咲き始めたのは、蔓野菜が壁のような状態になってきた畝だ。
夏の時期の蔓野菜の畝は色々な野菜の蔓葉が入り乱れて壮観になる。
こんな中で、四角豆の苗も次第に存在感を増すはずだ。
今この畝で最も目立っている苗はゴーヤだ。
花はたくさん咲いているので、今はボチボチの収穫だがそのうち大豊作になりそうだ。


さて、ディルは今年これまでで最高の量の種採りをすることができた。
ディルの種採り方法は、大きな器にディルの花ガラを入れて自然に落ちるのを待つ方式。
これだけあると料理に使うのにも事欠かない。
もちろん今年の種まきは完璧だろう。
一方、ディルとそっくりの種が採れるフェンネルも去年までは同じやり方で種を収穫していた。
ただ今年はやり方を変えてみることにした。
こちらは2週間前のフェンネルの株で、まだ花ガラに花も混じっていた。
花ガラはたくさんあったのだが、大きな種が見れるものとそうでないものが混じっていたので、立派な種が採れそうな花ガラのみ残して他の花ガラを摘み取り、残した花ガラの種に栄養がより集中して行き届くようにしてみた。
こんな感じの大きめの種がついた花ガラのみを残してみたのだ。
そして、この時期になると、そんな花ガラも一部茶変が始まって収穫時期が近づいているのが分る。
ただ、こんな茶変する直前の種には、アカスジカメムシが集まっている
種は次第に完熟に向かっているようだが、これだけカメムシが付くと種の質が気になる。
アカスジカメムシに種の栄養を吸い取られたら、収穫する種の質が落ちるに違いない。
で、今年は新しい方法をとることにした。
彼らを追い払ってまだ完熟していない種ガラをまとめてネットで包んだのだ。
種はこの状態で完熟させようと思っている。
少数精鋭のの花ガラが10個以上中に入っている。
種が完熟するにはまだ3週間くらい要しそうだ。
この状態で種が完熟したのを確認してら種を取り出す予定だ。


また、ほぼ同じ状態で花ガラが残っていたイタリアンパセリも種採りに初めて挑戦してみることにした。
種の大きさはディルやフェンネルより小さい。
こちらにも多くのアカスジカメムシが集まっていた。
1本で4m四方の広い範囲に広がっているイタリアンパセリの株。
イタリアンパセリは落下した種から自然発生苗が出るのでそれも使うつもりだ。
近づいて見るとこんな感じ。
こちらも10個以上の花ガラを袋に入れている。
ただ、自然発生苗も今年は期待しているので、周りの花ガラは片付けていない。

もし、今年のイタリアンパセリの種採りがうまくいけば、来年からは袋に入れた花ガラがついている茎葉以外は全て片付けれるようになりそうだ。

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