2021年12月29日水曜日

2021年の菜園&果樹園を振り返って。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

       https://danji.blog/

以前から私の野菜作りの目標は『ほどほど+&』なのだが、最近生きざまの方も『ほどほど+&』になればいいなと思いながら色々な夢を描いている。
夢を描いてそれが現実化していくのは本当に心地いいのだ。

有難いことにコロナで大変な思いをしながら生活している方が多い中、今年も菜園や果樹園では楽しい時間を過ごすことが出来た。

明日からは外出予定なので、今日は今年1年の我が家の菜園や果樹園を振り返ってみよう。
今年の菜園での最大のトピックは小型管理機『こまめ』の登場


青シソ:今年もこぼれ種から育った多くの自然発生苗を7〜8本残し、そんな苗から収穫。
アスパラ:厳しい状況が続いているがまだ諦めていない。
復活を夢見て、残った苗を植え付けている。
アーティチョーク:今年も蕾を収穫して十分量食べることができた。株分け後弱ったものもあったが来年もそれなりに期待できそうだ。何より種を収穫して秋の種まきで立派に苗が育ったのは嬉しかった。
手前の畝に今年自家採取して秋に種まきした苗が育っている。
イタリアンパセリ:今年も十分に収穫出来た。
イチジク:今年はこれまでで最高!生食以外に数回ジャムを作り、10回くらい乾燥イチジクを作った。
こちらは12月に収穫したイチジクで乾燥イチジクを作っているところ。
ウコン:育てている3箇所で収穫する分には全く問題なかった。今年も果樹園の端の場所に育っているウコンは特に元気がいい。
:小梅はまずまずの収穫。大梅は豊作だったが、収穫する前に去年に続き泥棒に盗まれてしまった。それでも
宇宙芋:土づくりが良かったのか去年出来の悪かったところで最高の出来。
この芋を筆頭に大きな芋がたくさん収穫出来た。
枝豆:雑草の被害も虫被害も予防できてまずまずの収穫。
エンツァイ(空芯菜):この野菜は強くて育てるのは容易。今年も十二分に収穫できた。
エンダイブ:必要量は収穫出来ている。それなり
エンドウ豆:収穫量はそれなり。
オクラ:今年も上等だった。
オリーブ:今年も全く収穫出来ず。来年の復活に期待しよう。
:これまでで最高の出来。渋柿も干し柿にして食べれている。
カボチャ:今年も自家採取した種から育てた色々な種類のカボチャを収穫でき、今年も種採り十二分にした。
キクイモ:ほとんど雑草?芋は味噌漬けに使用する分だけ収穫。お茶用の葉は5月中旬に収穫した。花は9月に収穫。
キュウリ:緑と白の短寸キュウリを十分収穫出来、今年も種採り成功。
クコ:満足な量の実はまだ収穫できていない。葉の方でもお茶を作った
黒キャベツ:年2回種まき。秋蒔きも少し遅めの種まきの方が虫が少なく育ちが良かった。
ゴーヤ:今年も数カ所で育て十分量を収穫出来た。
ゴボウ:袋栽培のゴボウのみがうまく育った。ダストボックスや波板栽培は失敗。
サツマイモ:苗の植え付けは例年より遅めだったが、紅はるか、安納芋を土嚢袋と地植えでまずまずの出来。
里芋:『赤芽大吉』の種芋をたくさん植え、出来過ぎ?今の時期収穫出来ていない株に土を掛けて来年春までの保存を試みている。
紫蘇:自然発生苗を畝に植え最低量の収穫は出来た。
ジャガイモ(デストロイヤー):秋ジャガは木陰に種芋を植えて芽が出たものを畝に移植するやり方が我が家では定着していたが、使い古しのマルチのある畝に植え地温が上がり種芋の多くが腐れた。
シュンギク:ちょうどいい量が収穫できている。
ショウガ:これまでで最高の出来。久しぶりに来年の種ショウガ用に保存に挑戦している。
四角豆:今年も自家採種種から育てた。収穫量は十分。種採りも十二分に出来た。
ズッキーニ:相変わらずの6月の収穫大爆発で去年から育て始めた丸型ズッキーニの収穫量が驚異的。トランペいくつかット型ズッキーニは完熟させてカボチャとして今も食べきれずにいくつか残っている。
セロリ:夏の管理が良かったようで今年は秋から文句なしの収穫が続いている。
空豆:まずまずの収穫だった。
この秋は買った種と自家採取種を半分づつ蒔いたが、今の時期、いい感じで苗が育ちつつある。
ターツァイ:9月の終わりから時間差で種蒔きしたが、10月の中旬に種まきした第2陣の収穫がいい感じだ。

ダイコン:今年も大根と聖護院大根を育て、今収穫している最中だが、育ちは文句なし。
チーマディラーパ:この1~3月は豊作。今の時期も少しづつ収穫出来ている。
ツクネ芋:今年はこれまでで最高。初めて大きな芋を切り分けて種芋にしたがそんな育て方もうまくいった。
一株がこんな大きな塊のものがいくつも収穫出来た。
ディル:今年も自家採種した種で育つ苗とと自然発生した苗を育てている。ディルの栽培もここ数年安定だ。
トマト:1月に温室に種まきをして5種類のイタリアントマトを育てた。今年も7月中旬までは文句なしの収穫。
冷凍したトマトがたくさん準備できたので、この時期の料理にも使え助かっている。
トウモロコシ;今年は防虫ネットと釣り糸でアワノメイガとカラス被害を予防したトウモロコシ。満足な収穫だった。
ナス:買った苗で十分な収穫が出来た。
ニラ:たくさん育ったが、葉が細いのが不満足。
ニンジン:2月に穴あきマルチに種まきした春ニンジンは草抜き、間引きもばっちりで最高の出来。秋の種まきニンジンは足踏み法で今年も豊作だが、間引きが出来ず実が小さい。
ニンニク:今年は満足な収穫量で、今も食べれている。
今年は種ニンニクに自家採取したもののみを使っている。
白菜:今年最初に種を買って育てたミニ白菜は虫被害が少なめで順調。
通常の白菜は虫被害が多いが何とか食べれている。自家採取種を蒔いたものは苗が巻いていないので来年2月頃花芽収穫だ。
バジル:苗を買って数個のプランターに育てた。虫被害はやや多かったが今年も食べる分は収穫できた。
ピーマン:今年は買った苗のみ。長細いピーマン、通常のピーマンなど十二分に収穫した。
ビワ;4本の大きな木があり元気に実を付けたが、2回のみ食べる分を収穫。
ブロッコリー&茎ブロッコリー:今年は春も秋も苗を買った。どちらも満足な収穫が出来た。
フェンネル:今年は宿年株からの収穫が中心。秋の種まきしたものは来年に入ってからの収穫に期待。
ホウレン草:10月に種まきしたものが今最高の収穫。
ミカン:ミカン類は概ね豊作。温州みかんやポンカンは猿被害が少なく嬉しかった。晩白柚はこれまでで最高の出来。八朔、伊予柑は来年に入って収穫の最盛期。
ミズナ:10月の終わりに種を蒔いたものが12月から収穫でき今が最高に美味しい。
三つ葉:自然発生苗が群生して発生。食べるのに事欠かなかった。
ミョウガ:十二分に収穫出来た。
モロヘイヤ:自家採種種からプランターに苗を育て、畝に移植。作り過ぎ。種も十分量採取している。
ヤーコン:今年も豊作。消費が進まないので半分以上の株はまだ畑に放置。
ラッキョウ:未熟なラッキョウは3月に味噌漬け。本収穫は6月で我が家で消費するのに丁度良い量を収穫出来た。来年も今年と同じくらいの量の収穫を見込んでいる。
リーフチコリー(数種類):育てやすい野菜。スパドーナのみが元気に育った。プンタレッレ、パラロッサは芽が出なかった。
ルッコラ:9月の終わりに種まきしたものが、順調に収穫できたている。もうすぐトウ立ち菜の収穫も始まるはずだ。
レタス:秋種蒔きしたロメインレタスがたくさん収穫出来た。
ローズマリー:元気良すぎ。


というようなことで、この1年我が家の野菜や果樹にはしっかり元気をもらった。
来年も、また野菜、果樹作りに楽しい夢をたくさん見させてもらおう。

今日から1年間の疲れを落とすために年末年始の旅行に出ている。
畑仕事は1月4日から開始予定だ。

2021年12月28日火曜日

2021年12月の菜園&果樹園。

12月の菜園では芋の収穫が毎年メインになるのだが、主力のデストロイヤーは出遅れた。
9月に芽が出た種芋を植え付けた畝ではマルチを敷きっ放しの状態で植えたので地温が上がって多くが腐れた。
それでも生き残った苗からまずまずの収穫が出来た。
奇妙な形の芋は厳しい環境を生き抜いた証だろう。
10月に入って植え付けたデストロイヤーの株の芋はまだ小さいと思われるので、寒さ対策に十分に土寄せしてをして、1月に入って収穫する予定だ。

通常12月に巨大な芋を掘り起こすツクネ芋は11月にすべての収穫が終わり12月は食べることに終始した。
今はすぐ食べる分以外は新聞紙に包んで冷蔵庫の上に保存している。

ヤーコン芋は、30cm超えの芋には遭遇していないが十二分の大きさの芋が十分量採れている。
まだまだたくさんの株が残ったままなので、1月も収穫が忙しくなりそうだ。
ヤーコンは収穫してしばらく置いて飴色になったものが甘くておいしい。
今食べる分以外はバーミキュライトの中で保存している。

里芋は一株からの収穫量はさほどではなかったが、種芋を植えた数が多かったので、文句なしなしの量が収穫出来ている。
親芋の保存は土の中と冷蔵庫の上でおこなっている。
こちらは子芋を付けたまま親芋を土の中に保存しているところ。
収穫が出来なかった株には土寄せして来年収穫予定だ。

サツマイモも量的には十分収穫出来た。

宇宙芋も、ある程度の大きさの芋がそれなりの量収穫出来た。
この芋が今季最重量で319g。
寒さで腐れやすいので早く消費したいがなかなか食べきれない。
もっぱらお好み焼きで消費している。
大きなものは冷蔵庫の上で種芋として保存中だ。

キクイモも使う分のみ収穫している。
来春も出てくる芽の大部分は雑草扱いになりそうだ。
収穫したキクイモはそのほとんどを味噌漬けにしている。

ウコンもこの時期は大きなものが多かった。


葉野菜も食べるのに全く問題なかった。
こちらはこの時期収穫が佳境に入ったホウレン草

ターツァイも第2陣の収穫が始まった。

白菜は虫被害は多かったが美味しく食べている。
ミズナも今が一番おいしいようだ、


フェンネルは宿年株から出る小さな茎元を収穫している。

ディルも十分に収穫できている。

ニンジンは間引きをさぼったので、小さ目だが必要量収穫できている。
大きく育ったものから使う分のみ収穫している。

ゴボウの収穫も終わり、例年より少なめの収穫量だったがそれでも満足だ。
こちらはビニール袋から収穫した最終収穫。

花芽野菜も色々収穫している。
花芽はチーマディラーパ以外にも収穫が始まっている。

ブロッコリーは頂花蕾の収穫が中心だが、収穫量は文句なし。
側花蕾もボチボチ収穫が始まっている。

カリフローレは苗を2本買って初めて育ててみたがうまくいった。
来年は種から育てたいと思っている。

ショウガは最終収穫したが、量は多かったがスジが多くもう少し早い収穫が良かったみたいだ。
収穫量はこれまでで最高で大満足だった。
大根や聖護院大根はたくさん消費しているが、どうやら食べきれず畑に残ってしまいそうだ。

Beetrootも順調に収穫が始まっている。
こちらは来年になってからが収穫のメインになっていく。

エンドウ豆や空豆の苗も今のところ順調に育っているようだ。
こちらは空豆のメイン買った種を蒔き蒔き防虫ネットを掛けて少し過保護?
自家採取した種を蒔いて育っているこちらの畝でもまだ小さいが元気に育っている。

こちらは第1菜園のエンドウ豆の畝。
絹さや、スナップ、グリーンピース3種類を同じ畝に育てている。

移植して元気が落ちたアーティチョークも、無事に育ち始めた。
手前の畝には、今年秋に自家採種した種を蒔いて育っている苗がある。
移殖しなかった株は一回り大きく元気だ。

ニンニクの畝では、芽出しは少し遅れたが元気に苗が育っている。

初めての試みでクコの葉を使った茶も作ってみた。


果樹園では、ポンカン晩白柚の収穫が凄かった。
ポンカンは他の収穫を始めて間もない八朔やレモンも合わせ先日いっぱい収穫した。

今年大豊作の晩白柚は昨年より早めに収穫して窓辺に干して皮の色がしっかり変わるまで置いて食べる予定だ。
重さも2.2kgのこれまでの最重量記録の並ぶものが2個収穫出来た。

イチジクが12月まで収穫出来たのはビックリと共に感激だった。
こちらは12月初めに作っている干しイチジク。

ということで、12月の菜園や果樹園は1年でも最も収穫物が多い時期だった。

1月に入っても多くの秋冬野菜がまだ収穫適期で楽しみだ。
寒い時期だが時間があるときに、トマトなど夏野菜の種まきのための小さな温室も設置予定にしている
果樹園ではポンカン、晩白柚に変わって伊予柑、八朔、レモンの収穫が中心になるはずだ。

2021年12月27日月曜日

育てるハードルが低くなってきたホウレン草の収穫が佳境に入ってきた。

 ホウレン草は10年ほど前、畑仕事を始めて間もないころはうまく育てられず、まだハードルが高い野菜だった。

だが、ここ数年は満足な収穫が続いている。
今年も10月中旬に種をバラまきして、出てきた芽を10月終わりから11月初めにかけて畝に移植した苗が大きく成長してきた
この畝に育つのは11月初めに移植した苗。
こちらは10月末に移植した苗。
どちらの畝でも、移植した苗はきれいに育っているので、いい感じで収穫出来るようになっている。

こんな苗の元はデストロイヤーが育たなかった場所に10月中旬にバラ蒔きした種。
そんな場所には10月末には小さな芽が集団発生していた。
そんな小さな芽を、10月末に畝に移植したときの写真がこれ。
こんな芽も乾燥や寒さに弱そうなので、移植した場所にもみ殻を撒いていた。
この写真では分かりにくいが、小さな芽を移植しもみ殻を撒いたところはこんな感じ。
こんな芽が、今は立派なホウレンソウになっているのは感慨深い。

今日収穫したホウレン草はまだ小さめだが、虫食いは少なく立派だ。

ちなみに、こちらが種をバラ蒔きしたところに残っているホウレン草。
こちらも、移植した苗より小さいがそれなりの大きさに成長しているので間引き収穫している。
今年デストロイヤー植え付けを失敗した畝のほとんどがそれ以外の野菜に占められた。
他にシュンギク、フェンネル、ルッコラなどがこの畝に育っている。

で、今日はホウレン草リッチな親子丼が夕飯だ。

私にとって育てるハードルが低くなってきたホウレン草、来年もしばらく収穫は文句なしの状態で続きそうだ。