2021年12月17日金曜日

遅すぎたようだけど、今年初めて大収穫だったショウガを最終収穫。

 今年種ショウガを頂いた方に、私が経験したこともないような大収穫になったことを報告し、残したショウガをいつごろ収穫し終えるべきかお伺いを立てたのだが、この時期は筋が経ち始め収穫には遅過ぎとのこと。
その方は10月終わりには全て掘り起こし、深いムロに保存してしまうのだとか。

もちろんこれからさらに寒くなる時期に畑に放置すると寒さで腐れ始めるらしい。
そこで、慌てて今日残していた4株のショウガを掘り起こした。
ひと塊が30cm以上あるようなショウガが大量に収穫出来た。
こちらが今日収穫したショウガ。
まだ、茎葉が枯れていなかったのでしばらく置いておけると思っていた。

今日収穫したショウガは一旦家人に見せるため全てを持ち帰った。
これまでは、1年間通してもこれだけのショウガは収穫したことがなかったので感激だ。
今年、これまで収穫したショウガは料理にもたくさん使ってきたが、甘酢に漬けたものもかなりの量を食べた。

今回収穫したショウガも、そのまま置いておいて料理に少しづつ使ってもらうし、また甘酢漬けや味噌漬けにもしてもらうつもりだ。
お裾分けも予定しているが、それでも多くのショウガが余りそうなので、今年は久しぶりに来年の種ショウガとして残す挑戦をしてみようと思っている。
思い起してみると、最後にショウガの冬越しに成功したのは5年前の冬。
こちらは冬越しに成功し白い芽を出していた種ショウガ。

この年は、冷蔵庫の上では、つくね芋や里芋、そして種ショウガを保存していた。

それより前はショウガの保存は例年失敗続きだった。

下の写真は深い穴を掘り土の中に埋めて保存に挑戦した年。
肥料用のビニール袋を切って広げて、埋めたところの雨避けにしていた。
種ショウガは土深くランドリーネットの中に入れていた。
ランドリーネットに入れておくと予想通り取り出しは容易だった。
全てが腐れているわけではなかったが、アルコール臭がして使えそうな種ショウガは皆無。
これ以上深くに埋めるのは不可能と考え、土埋め法はギブアップ

で、次にはネットで推奨されていた昨種ショウガの保存法、発泡スチロールの中で、新聞紙を包んだ状態で密閉しておくというやり方もやってみた。
少しウェットな方が良かろうと、包む新聞紙は全て水に濡らしておいた。
こちらも取り出した時カビが見えアルコール臭がした。
このやり方もほぼ全滅だった。
しかし、よく見てみると2個程、芽が出ているものがあった。
この翌年は、包む新聞紙を濡らさないでやってみたら種ショウガ用の冬越しに成功したのだ。
ただ、この後ショウガの栽培の方が満足とはいかず、冬越しに挑戦するほどのショウガをここ4年間は残せなかったのだ。

ということで、今年は大豊作だったので、久しぶりにショウガを乾いた新聞紙に包んで発泡スチロールの中に置き、冷蔵庫の上で保存するという保存法で、種ショウガ用にショウガを保存してみようと思っている。

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