2023年10月31日火曜日

2023年10月の菜園&果樹。

10月は、収穫の秋で色々な野菜や果樹の収穫が一気に増える時期なのだが、今年は頑張って育てていたサツマイモが収穫直前にサル被害で壊滅的被害を受け悲しかった。

それでもは野菜中心にいろいろな野菜が収穫できた。
今月は、そんな野菜の収穫よりも、大きなミミズ小屋の完成と、2個目の薪小屋の完成が嬉しかった。

奥に見えているのが2個目の薪小屋。

こちらは幅2mもあるミミズ小屋。
これからのシマミミズ君たちの活躍を期待している。

秋に咲く花の方はとても元気だった。

こちらは4月に移植したが元気なバラ。

ヒイラギもきれいな花を見せてくれた。

こちらはベランダに咲いたマユハケオモト
山茶花が咲き始めた。

山茶花と共に早咲きの椿も咲き始めた。
菜園では、収穫をほぼ終えたエンツァイもきれいな花を見せてくれた。


今月はサルやイノシシは現れなかったが、キジが遊びに来た。

多くの虫が見られたが、特にバッタや、カマキリ、コオロギが多かった。


野菜の方では、9月に活躍してくれた夏野菜、四角豆、ピーマン、ナス、ゴーヤが今月もそこそこ食べる分を収穫できた。
トマトの苗の復活を待っているが、花や実が見え始めたので期待できそうだ。

収穫の秋らしく芋類を順調に収穫したかったのだが、サツマイモはサル被害でメインの畝は全滅だった。
サルが来なかった土嚢袋からしばらく食べる分は収穫できたのがせめてもの救いだ。

ツクネ芋は昨年より若干出来が悪いようだがこれかのの収穫に期待だ。
土嚢袋にも育てているが、まずはこの時期畝からの収穫を開始している。
まだ若く小さいが、ボチボチ食べていく分には十分だ。

宇宙芋もここ数年では一番出来が悪いようだが、やっと10㎝近い芋が見え始めた。
宇宙芋はイチョウの木の高いところまで蔓を伸ばしている。

12月に収穫を始める予定のデストロイヤーは種芋を友人から頂いて電気柵の中で育てている。
この時期やっと花が見え始めている。
ここ数回獣害にあってきたデストロイヤーは12月~1月の収穫を期待している。

ヤーコンは倒れた後に復活した苗だが、まずまずの感じで収穫出来るのはは間違いなさそうだ

ショウガは極めて順調に収穫が続いている。

電気柵の中に見えるのがデストロイヤー、その奥にショウガの畝が2列ある。

葉っぱ野菜で一番順調だったのはルッコライタリアンミックスレタス
手前の2列にミックスレタス。
奥にルッコラの畝が見える。

たくさん育てているターツァイは来月から収穫が始まりそうだ。
ロメインレタスもバラ蒔きした場所と、それらの苗を移植した畝で元気に育っている。
こちらのも順調に育っているが、こちらの収穫は12月からだろう。

チコリー類も来月から収穫が出来そうだ。
種まきが遅れたエンダイブの収穫は12月からになりそう。

気合を入れて種まきした赤タマネギは芽出しに失敗した。

たくさんの種を蒔いて、芽が出ているのは10本弱だ。

今年たくさん育てているアーティチョークはまだ大きな苗は少ないが、順調に育っている。
こちらは三の段でいい感じに育っているアーティチョーク。
畝間の木材チップも雑草除けに一役買っているようだ。
三の段と桜の木の下を来年の初夏には、アーティチョークの花が咲き乱れる園にしたい。

大根はやっと形が見えるようになったが収穫できるようになったが、収穫できるようになるのは来月中旬からだろう。
今年は聖護院大根の種を蒔き忘れたのが残念だった。

空豆やエンドウ豆は種蒔きが終わり、いくつか芽が出始めたところだ。

鳥除けに防虫ネットを掛けている畝は空豆。
手前がエンドウ豆の畝で、こちらは芽が出揃ったら支柱とネットを設置予定だ。

ニンニクは買ったものだけを植え付けたが、今年も芽出しは極めて順調のようだ。
去年の様にカラス被害が出ないように上の方には釣り糸を張っている。

フェンネルは宿年株から一部花が咲き、株元から芽は出ているが、種が枯渇して種蒔きが出来なかったのが残念。

ディルは種をバラ蒔きしたところに大量の芽が出ている。
ディルは最近間引き収穫も始めた。

ニンジンは出遅れているが、一応芽出しは成功。
まだまだ収穫には程遠い。

久しぶりに、ひょうたん型カボチャが収穫出来た。

5年ほど前は種袋の写真のようなカボチャが採れていたのだが、交雑のためかここ数年はツルンとした表面だ。
来年はまた種袋に入っている種を使う予定だ。

10月の果樹の収穫は、極めて順調だった。
甘柿は段々畑や樹園の柿を枝ごと切り落として収穫した。
熟れすぎた柿はミミズ小屋に直行。

渋柿は収穫時期が遅れたが、食べる分くらいは吊るして干し柿にしている。


ミカン類では温州ミカンの収穫を始め、中旬に収穫したものは酸っぱかったが今収穫している実は美味しくなった。


昨年少し弱った感じだったレモンの木が完全に枯れたのは残念だった。
枯れたレモンの木にはカラスウリの赤い実がいっぱい付いている。

その他のミカン類は順調のようだ。
しばらくは温州ミカンンの収穫、来月後半には八朔伊予柑ポンカンの収穫が始まり、そして来年に入ると2本ある晩白柚の木で、昨年同様の収穫が期待できそうだ。

ところで、この春新天地に移植したブドウやフェイジョア、サクランボ、大きなレモン、オリーブなどの苗、今季はこれらの苗木からの収穫はまだ出来ていないが、来年以降の収穫を楽しみにしている。


というようなことで、朝晩は少し涼しくなった10月は、ミミズ小屋や薪小屋作りも含め、畑仕事をしっかり楽しませてもらった。

11月はツクネ芋の収穫や、ミカン類の収穫などさらに楽しくやっていきたいと思っている

2023年10月30日月曜日

丸太からユンボを使って薪作りを考えたかったがミニユンボでは無理みたい。近いうちに薪割り機を手に入れよう。

今年の9月中旬、新天地の平地にはまだこんな感じに木が積み上げられていた

 その後薪小屋を2個作り、チェーンソーで細目の木は薪にして、太めの丸太は短い玉切り状態にした。

玉切り作業では家人もかなり頑張ってくれている。

で、今のところ玉切りした丸太は作業小屋裏の空いたスペースに少しづつ置いている。
玉切りした丸太の一部には雑草除けシートを掛けている。

そんな玉切りした丸太を薪にするのに役立てようと、以前薪割り機のデモ(7~10トン)をしてもらった。

もちろん私が斧で割るのとは段違いだったが、その薪割り機のパワーは十分と言えない。
蒔き割り器をデモに来られた方も、30cm以上の丸太はデモ機では薪にするのが無理とのことだった。

その頃TV『ポツンと一軒家』で山形の山中で88歳のおじいちゃんが、同じ様な玉切りした丸太から見事な薪を作っているのも目にした。

たが、その薪割り機は今買えば80万円以上もするプロ仕様とのことで、10万くらいのデモ機とは価格が違う。

ただ、そんな高い薪割り機を買わなくても、今我が家にあるユンボの油圧の力を使えば丸太割りが出来るのではないかと思った。
調べてみると2トン以上あるユンボならバケットを交換して使える商品は発売されていた(価格は8万円)。
ただ、その商品は私のミニユンボ(1トン)では力不足とのことだった。

蒔割り機を自作する方もいるようで、どんな風にされているか調べてみたが、部品調達も不可能だし私にはそんな薪割り機をつくる技量もない。

そこで、再度太い玉切りした丸太を薪にするための蒔き割り機を色々調べている。
外国製のものには日本製と比べ、同じパワーでも半額くらいだ。
一番に目についたのはそんな外国製の薪割り機で、26トンあって割安でよさそうだったのだが、自分で組み立てる必要があり、重さも300kgあり法人専用で売っているとのこと。
運搬についても業者の方に問い合わせてみたが、福岡止めでその後は自宅までは個人で運ぶ必要があるとのことだった。
このサイズの機器をを自分で運んだり降ろしたりするのは不可能だ。

そこで、今日その製品を扱っている販売業者の方に連絡したら、パワーが少し小さくなる(15トンくらい)が、直径30cmまでのサイズの丸太なら薪に出来る薪割り機があり、その機種を勧められた。
その薪割り機なら軽トラで運べ、価格も15万円を切っているので何とか我が家で買えそうだ。
ただ、ネットで調べてみると日本製ではないので、組み立ての際はネジのサイズが合わなかったりして苦労される方が多いようだった。

それでも、我が家の薪割り機はどうやらこの機械で決定ということになりそうなので、機会が来たら、組み立てや初使用の様子をこのブログで報告しようと思っている。

とにかくまだまだ増えそうな玉切りした丸太を薪にする必要がある。
そんな薪は今のところ、野外料理用に使っているが、急速に朝晩冷えてきたこともあり、増えてくる薪の消費のためにも薪ストーブのある生活もそのうち実現させたい

2023年10月29日日曜日

一旦終わったトマト、復活する苗は出てくるだろうか?段々畑と果樹園の柿を枝ごと落として収穫。

我が家の甘柿の木は果樹園と段々畑に2本づつある。
不作の年もあるのだが、豊作だとお裾分けなどがちょっと大変。
で、来年少し収穫量が減ってもいいので、今日は高枝切りチェーンソーで大胆に枝ごと落として収穫した。

こちらは果樹園の富有柿

熟れ過ぎた柿は近くに置いてある猪箱罠の中に入れた。
まだ熟れていない実も少しあったが一緒に収穫した。
それにしても黒斑が付いた柿が多いのは無農薬なので仕方ないか?


こちらは、段々畑の1の段にある小さくて甘い柿。
種は多いが、種の周りがトロリとして美味しい
こちらの熟れすぎた柿はミミズ小屋へ直行だ。

また、段々畑の三の段には四角の大きな実が成る木がある。
やはり甘柿で種は小さめだ。
成る実の数は少ないので、畝の彩光のため切り倒すことも考えたことがある。
ただ、甘くておいしいので他の木と同じく今回も大剪定に留めている。
調べてみると、この木はどうやら次郎柿という品種のようだ。


さて、我が家の夏野菜ではトマト、ナス、キュウリ、ピーマンで、トマト以外はまだ十分収穫できているのだが、トマトは8月後半から収穫出来なくなり、多くの苗は姿を消した

ただ、たくさん育てた苗のいくつかはまだ枯れずに生き残っている。

ここは二の段のトマトの畝。
1/4くらいの苗が生き残った。

そんな苗には最近花の姿が見られ、下の苗では実も見え始めた。

青い実が見え始めたこの苗はミニトマトのようだ。
トマトが復活してくれると嬉しい限りだ。

2023年10月28日土曜日

段々畑のキクイモが、サルにやられたので第2菜園から収穫。

先日花が咲き始めたマユハケオモトが満開状態になって来た。
確かに眉刷毛みたいだ。

さて、段々畑の雑草シートの上の限られたスペースで育てていたキクイモは順調に育っていたのだが、先日サルにサツマイモをやられたとき一緒にやられていた。

すぐ傍にあった甘い柿の方には手を付けず、キクイモに手を出したのにはびっくりした。
最近のサルは健康志向が強くなったのだろうか?
とにかく狭い範囲で作っていたキクイモがサツマイモ同様きれいにやられた。
雑草シートの外に芋が少し散らばっていたので、来年畝の方に勢力を広げないといいのだが。

で、仕方なくもうすぐ手放す予定の第2菜園にたくさん育っていたキクイモの収穫をした。

キンピラなどにされる方も多いが、我が家ではもっぱら味噌漬けだ。
若干早めの収穫だが、この時期の方が皮が薄く土を落としやすい。

今回数回では食べきれないくらいの量を収穫して帰ったので、それらは黒い土嚢袋の中で土と一緒に保存した。
キクイモは収穫して外に出しているとすぐシワシワになる。
土嚢袋の土の中ならいい状態が保たれるのだ。
この土嚢袋から食べる分だけのキクイモを取り出しながら、芋の状態が落ちる2月初めまでは食用に使えるはずだ。
そして、余ったキクイモは今年と同じように雑草除けシートの中でも育てるが、来年は土嚢袋でも育てようと思っている。
サルによる壊滅的被害を減らすにはそんなリスク管理が必要だろう。

2023年10月27日金曜日

果樹園のコセンダングサなど、ミカン類の収穫の際に通る場所の雑草を片付け。

 種になると服にくっつき厄介な雑草、コセンダングサ

これから果樹園ではミカン類の収穫が本格的になるので、収穫するときの通り道になる場所にあるコセンダングサを片付けた。

こちらはポンカンの周囲に蔓延るコセンダングサ。

完全ではないがある程度片付けるとこんな感じまでにはなった。

八朔の木は決して小さくはないのだが、この雑草は木を突き抜けて高く伸びている。
片付けると、周りを歩けるようになった。


伊予柑は上から見ると、他の雑草も木の上に覆いかぶさっていた。

横から見ると、セイタカアワダチソウもいっぱい。
それらを片付け、この木の周りも歩けるようにしておいた。

晩白柚も順調に実を付けているので、色付いてくるのが楽しみだ。


こんなミカン類の中で、一番先に収穫が始まったのが温州ミカン
以前はこの時期サル被害が多かったのだが、数年前から知人の方が温州ミカンの木の側に猪捕獲用の箱罠を置いている。
サルもこの罠が怖いのか、イノシシが捕まった時の鳴き声を聞いて怖がっているのか?
この箱罠を設置された後は、サル被害が全く無くなっている。

とにかく、この数年サル被害がないのは嬉しい限りだ。
今年もこのままサル被害が出ないことを期待しておこう。