2023年10月14日土曜日

長野への旅行から戻り、大きなミミズ小屋をブロックの中に設置開始。まずは液肥を溜める最下段を設置。

昨夜長野からの旅行から帰ってきた。
2泊3日の旅行で、きれいな空気をいっぱい吸ってきたので、1日分づつ写真を紹介。

一日目は朝一番に新潟空港について、レンタカーで戸隠村に一直線。
戸隠神社、5社ある中で宿を中社近くに取っていたので戸隠古道を戸隠中社、九頭龍社、本社と歩いた。

こちらが戸隠古道
古道周辺にも散策するには気持ちいい場所がいっぱい。



戸隠山では数日前に蟻の塔渡りと呼ばれる難所で滑落事故が起きたばかり。
とても私に登れる山ではないので、麓の散策を楽しんだ。



こちらは戸隠神社 九頭龍社
ここから戸隠山に登る登山道があるのだが、頂上近くに恐怖の蟻の塔渡りという難所があるのだ。

こちらは麓から見た戸隠連峰。


さて、私がシマミミズを飼い始めたのは2019年の冬。最初は金子さんのところから3段ミミズ小屋を購入し、少しづつミミズを増やしていった。

ミミズ堆肥の収穫が一番の目的だったが、ミミズ君の寿命や食べ物、繁殖などに関して5年間ほど積極的に調べ 、データを残したかったのでその頃のブログに乗せていた(私がこのブログを始めたのは2011年)。

ちなみに、厳重チェックで行ったシマミミズの最長寿命は4年と4カ月
いい条件で育てて平均寿命は約三年
極端な熱さや発酵などが加わると簡単に死滅する。
その頃は卵胞孵化の様子、繁殖実験(うまく育てると1年間で105倍)、食餌実験(一番好きだったのは柔らかくなったサツマイモ)などを満足するまでやっていた。
こちらは卵胞孵化実験の様子。
1個の卵胞から2~3匹の赤ちゃんが生まれることもあるが、孵化率は100%ではない。
孵化するまでの期間は季節によりかたよりがある。

そんなミミズ君の生態チェックは一応終わったので、後は目的のミミズ堆肥収穫なのだが、
購入した金子さん家のミミズ小屋では、ミミズの繁殖はそれなりに出来るのだが、ミミズ君の下の段から上への移動がやや遅く、下に溜まる堆肥の中にミミズ君がかなり残るのが難点だった。
以前はどのミミズ小屋にも、水アブ侵入予防のネットを掛けていた。
下段より下の液肥収穫部にミミズが落ちることが多かったのでネットを挟んでいた。

そこで、ミミズ君の移動が容易になるように、底に穴を多数開けた部屋を3段に密接した小屋を、その当時14個作り、畑の肥料として使っていた。
上の部屋に餌を与え、下の段からミミズ堆肥収穫その下の受け皿からミミズ液肥の収穫をしていた。

その頃ははミミズ君の世話をする時間が週に3~6時間くらい取れていたので、楽しくミミズ君の世話をやっていたが、手間がかかる割に収穫量が少なかった。

ここで、これまでの我が家で使っていた代表的なミミズ小屋をいくつか紹介。

これまでで一番堆肥の収穫量が多かったのは、このボックス3段ミミズ小屋
ボックスの値段が安くはないので、たくさん作ることはしなかった。
手前に見えてるのはミミズの実験容器。
1個200円のプランター3段を使ったミミズ小屋はかなりの数を作っていた。
1個100円のバケツなどをを使った3段ミミズ小屋も作った。
こちらは100円の網かご3個で箱型3段ミミズ小屋も作った。
ミミズ君の移動はスムースだが、側面をガムテープで覆う必要があった。
全体を包むのは座布団収納袋を使っていた。

こちらは、最近のミミズ小屋。
食物残渣は与えているがそれ以外の世話をしていない。

こんな3段ミミズ小屋に対し、畑に置いている雑草コンポストにミミズを入れたらどうなるかも見てみた。
堆肥に変化させるスピードはやはり速かった。
一つの容器で上の方に餌とミミズ君、下の方が堆肥中心だ。
こんな大きなコンポストをひっくり返してミミズを収穫するのは極めて困難。

少し小さめの容器に入れてやったこともあったが、このやり方はミミズの分別が面倒でやめた。

以前はミミズ君の世話をする時間が十分取れていたのだが、畑仕事などが忙しくなり、ここ数年は餌やり以外は月に1時間ほどの堆肥収穫と簡単なミミズ君の分離だけをやっていた。


今回新天地での生活を始めるにあたり、ミミズ君の世話をする時間は少ないままでミミズ堆肥の収穫量を増やしたかったので、ミミズ小屋を新たな大きなものにしようと考えていた。

その小屋のイメージがやっと出来上がったので、まず今日設置したのはミミズ液肥を溜める最下段

ミミズ液肥は下にある大きな容器に集める予定だ。
容器の上にはネットの下に多きな穴が空いた板が置いてあり液肥はその穴を通って下の容器に集まる。
今日使った最下段の上には堆肥収穫用の段
その上にはミミズ君と餌が入る段を作るように考えている。
案が大体まとまったので、後は私の技術で完成まで至るかどうか楽しみで仕方ない。
ただ、上の段にミミズ堆肥や野菜屑が大量に入ると、今は出し入れ容易なミミズ液肥収容容器の上の板がゆがんで容器を圧迫しそうだ。
そこで容器側に支えの丸太を入れておいた。
これで上に荷重がかかっても液肥容器は容易に出せるはずだ。

今ある4個の3段ミミズ小屋の中では、最近餌が多いためか、かなりミミズが増殖している。
それでも、ミミズ君の数は最盛期の1/10くらいだろう。
水アブの幼虫も遠慮なく住み着いているが気にしていない。
彼らが新しい大きなミミズ小屋でのびのび生活できるようになる日が早く来ると嬉しい。


新しいミミズ小屋が出来、ミミズ君にしっかり繁殖してもらい多くの堆肥が収穫できるようになると嬉しい。
新しいミミズ小屋の作成の様子は、引き続きこのブログで紹介することにしよう。

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