2024年1月6日土曜日

真竹を使っての暗渠排水作りにゆっくり取り掛かろう。

     * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

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果樹園には、多くの真竹が繁殖しており、果樹にとっても厄介者だ。

こんな真竹を使って、以前は仕事場の屋上にカボチャの空中栽培をしたことがあるし、狭かった畑で立体栽培もやった。

これは11年前の写真だ。
これも11年前に写真だ。
メジロの家作りなどにも真竹を利用したが、こちらの使用量はごくわずか。

晩白柚の家に遊びに来るメジロは、大いに楽しませてくれた。
真竹は以前は、こんな勢いはなかったのだが、最近ではミカン類だけでなく生命力があるウコンも、最近は真竹の勢いに完全に負けている。
写真中央には日当たりも風通しも悪くなった八朔の木がある。
手前のエリアには数年前まではウコンが繁殖していた。

そこで、こんな真竹をもう少し利用したいと思っていた。
丁度、暗渠排水の事を色々調べていると、竹を使った暗渠排水にトライしている方があった。
これはいい方法だと、水はけが悪い段々畑に私なりの真竹を使った暗渠排水作りをやってみることにした。
竹の切り出しにはチェーンソーを使った。
私のミニバンには長い竹は入らないので。1m40cmくらいの長さで切り出した。
かなりの範囲の作業をすることになるので、出来れば6月の梅雨時期までに終わらせたいのだが、初めての仕事なので試行錯誤しながらのんびりのんびりやっていこうと思っている。
ネットで見た方は、節の破壊はチェーンソーでやられていた。
私は節の破壊や穴あけは13mm径のドリルでやった。
チェーンソーを使うと短く切り出した竹の固定が難しかった。
まず、スロープの方に流れ落ちる最終地点から竹を入れる溝を掘った。
この反対を見るとこんな感じ。
一の段から五の段に至る水の通り道。
ここに溝を掘って、竹を埋め込んでいくのだ。
五の段から一の段の方を見るとこんな感じ。
これから時間がかかる仕事になりそうだ。
それぞれの段々畑の方には、暗渠排水側に流れる水路を作る必要があると思われる。
また、浸透桝も真竹を使って特に水はけが悪い場所に設置しようと思っている。

有難いことに竹を包む防草シートは第二菜園から持ち帰った使い古しのものがたくさんある。

防草シートは竹を包める幅にと長さに設置切り、結紮帯で竹を包んだシートを締めていった。
そんな竹を包んだシートを少しづつ上に足していくことになる。
段々畑の上の方に向かって少しづつ防草シートに包まれた竹を入れていくつもりだ。
そして、段々畑の横に作っていた溝にも竹を包んだ防草シートを接続するつもりだ。
今日はまず、一番下の部分にだけ砂利を掛けたが、予想以上に砂利を必要とした。
今日掘った溝は少し幅が広すぎたこともあり、砂利を予想以上につかった。
今後掘る溝は必要最小限の幅にした方がよさそうだ。
一応、スロープの方に流れ出るところはこんな感じだ。

砂利の上には土を掛けていく予定だ。
今後、果樹園で管理不行き届きの真竹を少しでもたくさん使用して、水はけの悪い段々畑の土の状態が改善できれば嬉しい

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