2017年1月5日木曜日

イチジクの枝の剪定。残念ながら幹にはカミキリムシ幼虫被害が起こり始めた。ニンジンの収穫。

ニンジンは芽出しさせるのが難しく、私には育てるのに結構ハードルが高い野菜だ。
それでも、畝2箇所とプランター1箇所に分けて種蒔きした中の1箇所が何とか収穫にありついた。
収穫出来るようになったのは、下の写真の畝だ。
採れたニンジン、長さは20cmにまだ及ばないが、これくらいの大きさがあれば合格だ。
今から1ヶ月間くらいは収穫出来そうだ。
苦労してたどり着いた収穫には嬉しさがこみ上がる。
思い出してみると、この畝に種蒔きをしたのは9月22日
スジ蒔きをして、乾燥予防のために不織布を掛け、芽が出るまでは時折水やりもした。
こちらは種を蒔いて3週目の畝。
不織布の下に、小さな芽が透けて見える。

目の出具合を確認してみようと、不織布を半分剥いでみてみたが、出ている芽はまばら
ここにある小さな芽が、収穫できるように育つのか、ちょっと不安だった。
この状態から、3ヶ月半が経ちようやく収穫出来るようになったのだ。

その後、1ヶ月ほど後に雑草抜きもした。
その時、不織布が邪魔なように見えたので取り除いた。
今回、この畝でまずまずのニンジンが育ったのには感激した。
同じ日に同じ種をプランターにスジ蒔きしたものがあったが、なぜかこちらはうまく発芽しなかった。
うまく育ったものと、育たなかったものの違いがどこにあるのか、今いろいろ考えているのだが、結論は出ていない。
ニンジンが、私にとって育てる(特に発芽)のが難しい野菜であることには変わりない。
この秋もうまく育った畝と全く同じ方法で種蒔き&育苗をするようにしよう。


さて、一昨年イチジクは茂り過ぎて、スズメバチやカラスが食べた実の方が私の食べた分より多かった。
そこで、昨年はスマートに育てて、少数精鋭の美味しいイチジクを食べたいと思い、1月に下の写真のように大胆な剪定をした。
昨年1月の剪定時の写真。
私にしては、かなり大胆に剪定した。
結果は、夏の間もちょうど良い実の付き方で、葉が茂りすぎることもなく、熟れ過ぎてスズメバチや鳥に突かれる前に、私が収穫することが出来た
たくさんの収穫があった時は、家人にジャムも作ってもらった。

そして今日の状態は下の写真。
葉は落ちてしまっているが、また細い枝がたくさん伸びている。
このままにしておくと、一昨年のように実が見えないくらいに葉がが茂り、スズメバチやカラスの被害に逢うに違いない。
葉は落ちてしまったが、まだ実を付けている。
で、今年も昨年1月と同じ程度に剪定しておいた。
今日の剪定後の写真。
剪定の程度にはなんとなく自信がある。
ただ、今年は別に新たな心配事が現れた。
ところで、短く切った枝の断端は、どこも健康そうで、カミキリ虫の幼虫などが入りこんだ形跡はなかった。

ところが!!
幹の下に、数カ所細かい木屑が溜まっている。
こんな場所の真上には、幹に小さな穴が開いて、そこから木屑が落ちているのだ。
小さな穴は、カミキリムシの小さな幼虫が木の中に入った場所なのだ。

そこで、何ヶ所か見つけた小さな穴に、細い管を差し込んでスミチオン希釈液を入れておいた。
昨年はみかんの木にスミチオンを散布して、絶大な効果があった。
今回も、この殺虫剤の力を借りよう。

これで、木の中に居る幼虫は死滅するはずだ。
しかし、またどこからかカミキリムシが卵を産み付けに来るかもしれない。
もしかして、これから先も長い期間にわたって、カミキリムシと私とのイタチごっこが続くのだろうか?

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