我が家ではレモンの消費量が左程でないため、レモンの木に対する愛情が足りなかったのかもしれない。
今期は、2本の木ともに不作だった。
例年はレモンの最終収穫は3月に入ってからなのだ。 今日は、木を休めたいので早めの収穫。 と言っても、あまり上等のレモンではない。 |
今日の剪定では、来年のより良い収穫はもちろんだが、どちらの木にも元気になってもらうのを一番の目的にした。
まずこちらが果樹園にある1本。
去年、極端に弱った木で、今期の実付きは極めて悪かった。 それでも、怖いネキリムシなどの被害は出ていないみたいだ。 |
レモンの木は日に当たることを好み、寒さには弱い。
この木では数年前からそれらの条件を満たしていなかった。
木の上には近くにある大きな雑木が覆い被さり、去年の2月の初めには数cmの雪をかぶったままの状態が数日あった。
すると、そのあと2月末には下の写真のような状態になっていた。
まだレモンはたくさんつけていたが、中はスカスカで使い物にならず、枝葉が大量に枯れた。
昨年2月末の写真。この原因は、実の成り過ぎではなかったと思われる。 覆いかぶさる雑木の影で、元気が落ちたところに雪が決定的なダメージを与えたのだろう。 そのあと、3月に覆いかぶさる雑木の一部を切って、枯れた枝葉を落とした。 |
それでも、枝葉の方はかなり復活したのでよかった。
そこで、今年は高い所の枝のみ軽い剪定をした。
レモンの木の根は浅いところにあるので、マルチで保温と雑草予防をするのだ。
そこで、今年は高い所の枝のみ軽い剪定をした。
このあと、幹の周りは枯れた松葉や竹の枯葉で厚めにマルチをした。
マルチをかける前に、幹の周りを片付けた。 |
これで、まだ寒い日が続いているが、根の保温はバッチリだろう。 |
愛情をいっぱい注いだので、今年は以前のようにこのレモンの木は多くの実を付けてくれるに違いない。
そして、こちらは第2菜園にある1本。
これまで元気だった、このレモンの木が今年あまり実をつけなかった原因は明らかだった。
昨年1月に笹竹をユンボで掘り起こした時に、このレモンの木の周りにも笹竹がたくさんあり、それらを掘り起こした時にレモンの根も傷つけたのだ。
通常なら、次の花が咲く頃、青々とした葉が残り、レモンの実も少し残っているのが普通だ。
今年残っているレモンをそんな時期までそのままにしておく訳にはいかない。
弱った木がもっと弱りそうだ。
今日は剪定とともにすべての実を収穫した。
一応、それなりに枝は伸びているようだがこの時期に早くも葉が落ちている。 木をもう少し良い状態にキープするには、昨年の剪定をもっとしっかりすればよかったのかも? |
ところで、このレモンの木は、最初隣の家から2mくらいの所に植えてしまったので、そちらに枝が伸びないように枝を切ることも必要だ。
その分、右側の枝は伸ばしたかったので、そちらの剪定は少なめにしている。
下の写真で左側の枝は、隣の家が近いのでここでストップだ。
今年右側の枝にどれくらい実をつけるかで、剪定範囲が正しかったかどうかを判断しよう。
今年右側の枝にどれくらい実をつけるかで、剪定範囲が正しかったかどうかを判断しよう。
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