2012年3月21日水曜日

B-29続報




このさなぎの正体は細長い小バエだった。B−29と呼んでいる。
最初に1匹見つけたのが3月9日、その後3日程でほとんど孵化してしまったようだった。

それが最初孵化して12日目、もう数匹が死んでいる。
ショウジョウバエの一生は10日あまりと聞いていたがこの小バエもこんなに早く死ぬのだろうか?

真ん中が死んだB-29。右の生きているヤツも以前に比べたら元気がない。

寿命なのか?

寿命であればその前に交尾してどこかに卵を産んでいるはずだ。
この観察小屋では恐らく卵を産める可能性があるのは以前蓋として置いていたウェットな段ボール。
確かに写真では分かりにくいが段ボールにへばりついているヤツが居る。
しかし、目を凝らしてみても卵の姿は分からない。
ガラス瓶の底も念のため虫眼鏡で観察してみたが、見つけたのは1mm弱の黄色いダニらしき生物だけだった。

今回のB−29の死亡は、ウェットな段ボールとそのおくに堆肥を含んだベッドがあるので、乾燥が原因とは考えにくい。
この小さな生物にとって酸欠もないだろう。
狭い空間でいつも飛んではぶつかりを繰り返していたので消耗が早かった?

どちらにしても現在はっきり生存が確認出来るのは6匹程だ。残ったB−29の動きを見ていると全滅まで余り時間はかからないと予測される。

もし、今のB−29が全滅したら、次世代のB−29がこの観察小屋から産まれるかどうか分からないが、また段ボールの上からメッシュを掛けて乾燥しないようにして長期観察をしてみよう。

ところで、昨日はワラビ採りにいった。
我が家の小さな果樹園は、小さな山の中腹にあるが手入れをしてないのが良いのか、毎年この時期ワラビ、ツワブキ、そして間もなくたらの芽が採れる。
それが何と見つけたのはちっちゃいのがたったの2本。
そして、もう落ちているはずの梅の花が満開で咲き誇っていた。
採るのもかわいそうだったが一応、今年の初物。ツワブキ、ツクシと一緒に頂いた。
ちなみに下の写真が去年の同じ日の写真。真ん中はたらの芽。



今年は春が来るのが遅かったはずだ!

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