2012年3月29日木曜日

ザボンを入れたミミズ小屋&観察小屋:経過報告

今日は、昼間一気に春を通り越して夏が来た感じで暑かった。バルコニーのスイセン「セイルボート」も一気に咲き始めた。

さて、ミミズの嫌いな柑橘系でも、全体の空間に対して大きなスペースを取らなければみみず君は処理出来そうとの予測の基に、先日、柑橘類の中でザボンを与えてみた。
今月の19日に観察小屋、20日にミミズ小屋(プラコン4号)にザボンを入れた。
今日はその経過報告だ。

ザボンを与えた観察小屋で、注意深く様子を見ていたが、特に環境が悪くなってどうのこうのということはなかった。
ということは、ミミズ小屋の方も心配なかろうとは思っていたが、まず26日にミミズ小屋をちょっと覗いてみた。
ザボンを置いた場所は分かるように蓋の段ボールにマーキングをしている。

ふたを開けてみるとザボンを置いている所は見事にカビていた。
もちろんザボンそのものがカビているのだ。その上に様子伺いするように数匹のみみず君が居た。
ただし、蓋の外に脱走してきたものは1匹も居なかった。
これまでの経験からすると与えた食べ物がカビるとその後しばらくしてその食べ物は奇麗に食べられてしまう。恐らくそんな経過を辿るのだろう。

受け皿の方もチェックしてみたが逃亡者の団体は居なかった。旅行者が数匹いただけだった。

さらに今日(29日)再度確認してみた。
前回の観察から三日しか経ってないのでやはりカビの方は変化なしだ。
ただ、前回は気付かなかったが、ザボンを置いた所の段ボールがへっこんでいる。
ということは、ザボンの体積が縮小したのだ。
これが、食べられて縮小したのかどうかはよくわからない。

そこで、観察小屋の方を見てみた。
表皮の内側にあるの白い部分だけを入れた観察小屋(2b)ではみみず君がかなり食べにきている。暗くて分かりにくいが下の写真の右側がそうだ。


ところが、表皮を一緒に入れた観察小屋2aではミミズ小屋に入れたザボンと同様カビている。表皮にカビやすい成分があるのだろうか?
こちらは、現時点ではみみず君が食べにきている様子はない。

2aのザボンが入ってない方にはみみず君が元気にたむろしている。まだタイミングを見計らっているのだろう。やはり全体の空間に対してザボンの占める範囲が狭ければみみず君が生活するのには全く問題ないようだ。

ということで、みみず君の嫌いな柑橘類ではあるが、表皮を除いて餌として与えると全く問題なく食べることが分かった。
柑橘類の皮に含まれるd-リモネンは皮の中でも表皮に多く含まれているのだろう。

カビたザボンがいつ頃なくなるか観察小屋でチェックして無くなった頃、ミミズ小屋の方もチェックしてみようと思う。


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