2012年5月30日水曜日

小梅で梅干し作り

さあ、小梅を収穫するときが来た。
大梅ちぎり&梅干し作りは毎年の一大イベントなのだが,小梅ちぎりはその前の前夜祭みたいなものだ。
先日,今日のために小梅の木の下までの下草刈りをおこなっていた。
そのとき今年の梅は不作であることは分かっていた。
今年は梅の木の剪定をさぼったため,成りが良くないのだ。

まあ,それでも我が家で食べる分位は収穫出来るだろう。
梅の木に10本の大きな枝があるとしたら成っているのは2本だけだった。
少しづつ全体に成っているわけではないんだ。
枝の風通しなんかが関係あるのかな?
下の写真が今年の小梅収穫のすべて。
ん〜それにしても収穫少なかった。

今年の冬は思い切ってバサバサ剪定しようなどと反省しつつ
家に着いたら

さっそく,梅干し作りの下ごしらえだ。
初めは水洗い、


 へた取りをして、灰汁抜き2時間。

 こちらは落ち梅、着いている虫が死ぬように、一旦冷凍してみみず君の餌になる。
甘い香りがしていかにも美味しそうだ。


梅干し作りの行程は、次に,塩と焼酎で手もみだ。

ところで、小梅の漬け方としては一般には12〜15%の塩分で漬けるところが多いようだ。
この塩分で梅酢が出るとそれに漬けることでカビの発生を抑えられるのだ。

我が家では昨年から通常の大梅(10%の塩分で漬けている)と差を付けるため、小梅を漬ける時はさらに塩を減らし(8%)、変わりに砂糖と焼酎を入れている。

あくまでも私見だが、塩辛さがなくなかなか美味しかった。
また、昨年はカビが発生することもなかった。
今年もこのレシピでいくことにする。

小梅が1.05kgだったので,これに塩80g、更に砂糖100g、そして焼酎を100ml加えた


焼酎と塩で手もみを行うときれいな色になる。

毎年使っている梅干し作りのための樽を出してくる。大,中、小の樽がある。

今回の梅の量では一番小さな樽でも底の部分に広げる程しかない。
樽を使う意味なさそうな感じ。

ちなみに、これは昨年3.5kgを漬けた時の様子。一応梅酢が上がってくるので重しとの間にビニールの袋を敷いている。



今年の量ではビニールは必要なさそう。


ちょっと寂しい小梅の梅干し作りスタートとなったが、今年も美味しい梅が食べれることを期待して時を待とう。

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