2012年5月31日木曜日

5月ミミズ総括


バルコニーのガクアジサイもきれいな花をつけてきた。
5月はみみず君たちにとっては活発に活動する季節だったみたいだ。

どのミミズ小屋でもみみず君は元気だった、
また、畑コン3、4、5号を除いてはそれなりの堆肥を作ってくれた。
この3つのミミズ小屋は小屋の大きさに対してみみず君の数が足りないのだろうか?


一方、どのミミズ小屋でも赤ちゃんが増えてきた。卵が少し減っているので産卵は終わり孵化のピークに入っていると思われる。


堆肥の状態は上等なものが多かったが、以前入れた菜の花の太めの茎は繊維として残り堆肥取りに若干邪魔になった。
また、収穫した堆肥はしばらく堆肥袋に入れず大きな容器の中で放置。恐らくこの時期かなりの数の赤ちゃんミミズが堆肥の中で産まれてきていると思うので,もうしばらく時間を置いて、ある程度救出してみようと思う。

芽だし実験は、みみず堆肥が一方的に勝利と決めつけていたが、
つくねの種芋では市販の種まき用の土が勝利した。これは種芋そのものの要素によるのかもしれない。

畑は水菜,春菊などの葉っぱ野菜を収穫している。
蔓無しインゲンも収穫が始まった。
もうすぐキュウリやズッキーニ、ジャガイモが食べれそうだ。
ウコンとショウガの芽が出ていないのが気になる。雑草の勢いに負けないでほしい。


雑草の勢いと言えばここのところの雑草は凄いの一言。
これもみみず君の餌になっているので,雑草の収穫をしていると言っても良いのかもしれない。こう思うと、雑草抜きにも少しは気合いが入る。
ただ、これからの季節。青虫などの害虫がかなり発生してきた。駆除にはこれから益々手がかかりそうだ。
気がかりだった畑の側に植えた4本の植木は元気になり、ひと安心だ。

さて、それでは個々のミミズ小屋の経過報告(5月)だ。
1)室コン1号(金子)屋外月6日堆肥の状態チェック。上等。ネットを外しフロースルーを設定。堆肥収穫は5月7〜12日振動法のみを加え、少量づつ堆肥を収穫。黒々とした立派な堆肥!バケツ2杯強。実質堆肥収穫時間1時間45分。下の段(新しい小屋)に一部上の段に接するくらいに餌(冷凍後里芋)とベッドを入れておき、フロースルーを利用。堆肥収穫が終わったあとはそのまま新しい小屋に、日々出る野菜くずなどを5/16まで餌として与える。
2)室コン2号(横型)小屋内月24日〜28日。今回畑コン5号にみみず君を分譲したためみみず君の数、見た目かなり減った堆肥はやや早めの感じ。量はバケツ1杯ちょっと。前回の餌も少し残っている。イネ科雑草の茎繊維はしっかり残っている。一旦どんぶり型プランターに移しフロースルー光振動法で堆肥収穫。実質堆肥収穫時間約1時間。
3)室コン3号(縦型)屋外月28〜29日チェック、堆肥は上等、バケツに2/3。餌は観葉植物(セローム)、冷凍後里芋、キクイモ、豆。みみず君は元気。コンビネーション法で約45分で収穫
4)室コン4号 小屋内:前回4月22日堆肥収穫。今月はチェックできず。来月に延期
5)室コン5号(金子)屋外月16 〜22日チェック コンビネーション法で収穫。バケツ1杯と2/3、少しウェット気味なれど立派。ミミズは大人、赤ちゃん多く、卵も多い。数はミミズ小屋で一番多いかもしれない。最初の餌は冷凍(キクイモ、里芋の親芋)、ヤーコンなどあたえる。日々出る野菜くずなどを5/30まで餌を与える。
6)畑コン1号野外月6日、堆肥の状態チェック,堆肥は出来ているが小バエが大量に発生。やはり光り振動法では開けっ放しにする時間が長いため小バエが卵を産みつけたのだろう。野外設定なので小バエは無視することにする。5月17〜21日フロースルー光振動法で堆肥を収穫バケツ1/2。餌は雑草を与える。
7)畑コン2号野外月6日、堆肥の状態チェック、こちらもまずまずの堆肥。やはり小バエかなり見られる。5月15〜17日今回もフロースルー光振動法で堆肥を収穫。立派な堆肥、茎の繊維葉残っている。バケツ1/2。餌は、雑草、キクイモ茶用新芽収穫後の葉と枝。ダンボールも多め野外設置
8)畑コン3号小屋内月23日チェック。ミミズは元気?全体に乾燥気味で堆肥の出来よくない。収穫せず。少しウェット環境にして、戻す。
9)畑コン4号野外(蓋付きプラBox)5月8日チェックするも堆肥はまだ収穫には早い。餌を横に追加(みみず君の横移動実験開始)。菜の花の茎の繊維は残っていた。餌は大量のピーピーマメと新芽付きキクイモ。
10)畑コン5号野外(蓋付きプラBox):4月13日室コン2号からみみず君を分けて設定。餌は大量のピーピーマメと新芽付きキクイモ。
11)プラコン1号屋外月14日堆肥は上等、ドライ。コンビネーション法で収穫。量はバケツ1/2弱。餌は冷凍里芋親芋、キクイモなど中心。
12)プラコン2号屋外月15日チェック,コンビネーション法で収穫。堆肥バケツ1/2、状態は良好、黒々堆肥。、大人多い。食べ残し餌も結構ある。今回は豆、野菜クズなど少し少なめに与える
13)プラコン3号小屋内菜の花を入れた堆肥の状態気になり月8日〜14日チェック。まずまず堆肥。フロースルー光振動法で堆肥を収穫。バケツ1/2。菜の花は繊維だけが残り,卵は非常に多い。ボリュームは激減。餌は雑草などをたっぷり与える。
14)プラコン4号屋外月27日堆肥の状態上等。コンビネーション法で収穫。堆肥バケツ1/2。落ち梅、蘭の花などを餌として与える。
15)プラコン5号野外月20〜22日チェック、フロースルー光振動法で収穫。バケツ1/2ミミズは赤ちゃんから大人まで、元気。卵もまだあり、餌は多量の雑草
16)予備小屋野外:5/29ウェットなれど立派な堆肥。赤ちゃん多数。バケツ1/3雑草を与える。
観察小屋1号1.21〜 4匹の大人ミミズで繁殖実験をしている、4匹のミミズが通った道が小さなトンネルのようにあちこちに見受けられる。チェックする時は上1/3が乾いていることが多い。産卵した卵や赤ちゃんの姿今のところまだ見られない。

観察小屋2号4/17みみず君の餌:ダンボール。多めのダンボールを入れたが今の所まだ残っている。この実験小屋も時に乾燥気味だ。気を付けよう。
観察小屋3号4.21スイセンの花後刻んだものをある程度の量(写真左)追加投与した。1ヶ月後跡形もなく食べられていた。
観察小屋4a、b号(1/11~5/24)餌因子によるみみず君の成長の差、結果は予想通り、3倍の餌を与えた方がはるかに大きく成長していた。みみず君死亡はどちらの瓶にも認めなかった。
観察小屋5号:4/4に入れた菜の花はほとんど食べられている感じだったが何せチェック時にミミズが1匹も居なくなっていた?これは原因不明のまま。5/7〜14菜の花堆肥〜通常の堆肥へ移動実験。19匹/20匹が通常堆肥の方に移動。やはり菜の花堆肥の中に何かよくない要素が混じっていたのか?
観察小屋6a,b号(1/5~)みみず君の成長因子:環境の広さ30匹づつシマミミズの赤ちゃんを広さの違う瓶に入れていた。広い方が大きくなっていたし,数も全く減ってなかった。狭い方は何とか生き延びているものも全く成長していなかった。乾燥の影響もありそうだ。5/27よりみみず君の餌:ランの花実験開始
観察小屋7号a&b:みみず君の餌雑草。4.16設定1ヶ月後広葉雑草もイネ科雑草も良い餌であることが判明。体積は減る。5/17よりイネ科雑草量を増やして実験開始
観察小屋8号卵孵化実験(乾燥しない条件で)2月に入れた卵は全く孵化してなかった。
4.22再設定(卵100個投入、赤っぽい卵が多かった)、1ヶ月後の孵化率8%と納得出来ない結果に終わった。
観察小屋9号細長い小バエB−29、3/24全滅後もそのままフォロー中、次世代に続く卵は残っているのだろうか?2ヶ月過ぎた時点で何も生き物の姿が見えない。
観察小屋10号1/23~寿命実験放置され乾燥厳しかった。5/24チェック時何も居なくなり実験終了。
観察小屋11号:4/23設定、畑コン4号と同じ条件の観察小屋作成(餌はピーピーマメ)1ヶ月後非常に良く食べていた。5/23〜同じ条件でスナップエンドウとキヌさやをチェック中。

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