最近、日本の方が篩法を進化させた立派な道具を作られているのを拝見し感服した。
以前より、金網の篩で“ふるいにかける”単純な方法は日本でも紹介されていたし、欧米でもwire mesh method として広くおこなわれているようだ。
それに対し、あまりの規模の大きさに唖然としたのはyou tubeで見かけた篩法。
これは、業者の方がされているやり方だ(勝手に高低差利用筒回転式篩法と呼ばせて頂こう)
大きなドラム缶を3本位繋げたような筒状の枠に篩(ふるい)になる網が張り巡らされている。この筒には僅かな傾きがつけてあり、高い方からミミズを含んだ堆肥を入れると、その筒が回転することにより,堆肥を下に落としながら少しづつ前方にミミズと堆肥が進んでいき、丁度筒から出てくる頃はほとんどの堆肥は筒の下に落ちて、筒の出口からはミミズと堆肥以外の食物残渣などが一緒に出てくる形になるというものだ。
これは、発想が凄いし、極めて優れた堆肥とミミズ分別法だ。
しかし,とても大掛かりでとても私には縁がないと思っていた。また、最終的にミミズ君が分別されるまで何十回も筒の中を上に下に転がる姿を見せられると、みみず君が目を回すのではないかとかわいそうな気もした。
このような大掛かりな装置ではなく、自作の手動回転式篩で堆肥を収穫する方法が日本にもあったのだ。
それは
ガッコシェンシェのミミズeco活動
の中にあった。
発想法は高低差は利用してないがyou tubeで見たものとほぼ同様で、サイズがぐっと小さくなり、手動で回転させるのでより現実的に思えた。六角形の水車型の枠に3mmの金網が張り巡らせている。ミミズ堆肥の出し入れもシンプルに出来るようになっている。
細かな出来上がりの状態も、写真で見る限りすばらしい!の一言だ。
同じように作ってみたいが、不器用な私にはやはり手が出せそうにない方法だ。
私は未だ篩方はやったことは無いが、もしやってみるとしたらやはり原始的なやり方になるのだろうか?
どなたか大掛かりな高低差利用筒回転篩法を小型化して、手動で回転させる方式でやってみようという方が出てくることを期待して待ってみようと思う。
この方法は堆肥収穫の効率はピカイチだと思われ、とても興味があるのだが....
0 件のコメント:
コメントを投稿