2012年5月25日金曜日

みみず君の成長:空間因子(結果)

観察小屋6号(a,b)で育つ空間が広いか狭いかでの育ちの違いが出るかの実験をした。設定したのは1月5日。
10倍以上の空間の差がある瓶を用意した。
みみず君はサイズを合わせて赤ちゃんミミズから子供ミミズまで30匹づつ(子供ミミズは2匹づつ)。卵も5個づつ入れておいた。餌も同等量をいれた。観察期間は2か月の予定だったが,子供がはっきり差が見られるように4ヶ月半待った。

これが投入時の写真。左の大きい方が6a、右の小さい方が6b。
どちらも2cm弱の赤ちゃんを中心に30匹づつ投入した。
さて,御開帳。




結論だけ示す、
6b僅かに6匹、ということは環境悪化にてかなりの数が死亡
6a何と34匹、ということは全員生き延び更に卵も4/5孵化したことになる。

サイズは下の写真で示す、同じ数(6匹)を並べてみた。左が6a、右が6b.
見ての通りの違いである。
2cmなかった赤ちゃんは、大きな空間で育てた6aのミミズは6〜7cmに成長。ある程度太さもある。
一方、小さな空間で育てた6bのミミズは4cm程にサイズは伸びたが,極めて細い。

ということで、予想はしていたが大きな成長の違いが出た。

みみず君は出来るだけ大きな空間で育ててあげるべきである。


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