2013年5月24日金曜日

土嚢袋の上端を締めたときと締めないときの土の乾燥度の違い。えっ!黄色いバケツに穴。

今年は土嚢袋栽培を頑張っているので、ここで一つ実験だ。
この夏、屋上の土嚢袋は乾燥に悩まされることが予想される。

そこで土嚢袋をそのままの状態で使う場合と
上部を1/5くらいのサイズに締める場合で
それぞれ土の乾燥状態がどれくらい違うかをチェックしてみることにした。

まず、3日前、5/21に2つの土嚢袋に同じように水を入れた。
下の写真は水を入れる前の土嚢袋。どちらも土を入れたばかりで少し湿っている状態。
今年の屋上の土嚢袋はコンクリートの直接の熱を受けないようにプランターの中に置いている。
こちらが右の袋
こちらが左の袋。
そして、どちらの袋にも2Lほどの水を入れた。
水を入れた直後上から見たところ。
ゆっくり入れたのでほぼ全体に水はしみわたったはずだ。
どちらの土嚢袋も下の方から少し水がしみ出ていた。
この状態で、左の袋の上端を10cmのサイズにしぼった。
左の袋は野菜の根元に近い部分をしぼったところを想定してこのくらいしぼってみた。
さあ、この3日間かんかん照りが続いた。
屋上の野菜はやはり水やりを毎日しないと少しシナ〜となっていた。
この2つの土嚢袋の土の乾燥状態はどうだろうか?

まず右の袋を上から見たところ。
予想通り、表面はカラカラ状態だ。

続いて、左の上部をしぼった土嚢袋を見てみよう。

狭いところかの覗いてもよくわからない。
そこで、しぼった紐を緩めて、上部を広げてみた。
ちょっとピンぼけで分かりにくいが、やはり表面は乾いている。


そこで、5〜6cm掘ったところで土を握ってみた。
完全に乾いていたら団子状態にはならないはず

まず、右の上部を解放していた方。
予想に反して、一応握れるだけの湿り気があった。
写真で分かりにくいと思うが、完全に乾いているのは表面から3cmくらいまで。
やはりプランターに入れている土嚢袋はプランターの土より乾燥に強そうだ。
さて、左の上部をしぼっていた方はどうだろう。
当然、同じ深さで土は握れる湿り気を持っていた。
これも写真では分かりにくいが、乾いていたのはほんの表面だけ。
やはり若干だが、こちらの方が保水状態は良さそうだった。

ということで、3日間のかんかん照り後のチェック。
僅かな差はあったが、その差は思ったより少なかった

旅行などで数日間水をやれないとき、土嚢袋の上部をしぼって、野菜のために土の乾燥予防を、と考えていたがその効果は僅かなようだった。

それでも、長期間留守にする時は、そのわずかな差も意味を持つのかもしれない。





ところで、昨日設定した黄色いバケツと青のバケツによるアブラムシ捕獲作戦。
ハプニングがあった。
こちらは青いバケツ。色々な虫が入っている。
モンシロチョウはちょっとかわいそうな感じがした。
下の写真を見ると間違いなくアブラムシも入っている。
写真では分かりにくいが間違いなくアブラムシも入っている。
ならば、黄色いバケツにはもっと虫が、と思って目をやると
油が、食用油(ヒマワリ油)でよかった。
バケツに入っていた内容はすべてバケツの下に漏れでていた。
えっ!水が入ってない。よく見るとバケツの底に小さなひびが入っていた。

慌てて、穴があいてない黄色いバケツに一日遅れで同じ条件で乳酸飲料と食用油を入れて同じ場所に設定した。
1週間放置するつもりなので1日の差は大したことはないだろう。
ただ来週初めは雨の予報。バケツから水が溢れなければいいのだが。

こちらは、昨日蕾を付けていたズッキーニ。
朝見てみると立派な花が咲いていた。
花の向こうには昨日の倍近くの大きさに成長したズッキーニが見える。
成長の早い野菜は、毎朝のチェックが楽しみだ。







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