イチジクの挿し木から芽が出た、といって喜んでいるのは私だけかもしれない。
だが、種を植えるわけでもないのに、枝を刺すだけで、そこから根が出たり、芽が出たりする。
やはり、これは凄いのだ。
昨年11月と2月にイチジクの挿し木をして、4月チェックした時は、本に書いていた通り、2月に植えた方だけがうまくいっているように思えた。
しかし、今回見てみると、一概にそうとは言えなくなった。
2月に植えたのは8本の細い挿し穂、4月の時点ではすべて生き残るかと思ったが、4本だけが最終的に生き残った。
こちらは2月に植えた細い挿し穂から出た芽。 芽が出た2本が重なっている。 |
2月に植えた4本の挿し穂は芽を出すことなく完全に枯れた。 |
一方、全滅と思われていた11月に植えた3本の挿し穂のうち、1本が立派な芽を出してきた。
11月に植えた挿し穂の中で、もし生き残るものがあるとしたら、下の写真の1本だと思っていた。
しかし、この挿し穂は芽を出すことなく枯れたようだ。
芽を出したのは下の写真の挿し穂。
完全に枯れていると思った挿し穂から4カ所くらい芽が吹き出している。 |
結果的に、植える時期に関しては、2月と11月で4/8と1/3。
これは有意な差ではない。11月の挿し穂がもう1本芽を出していたら結果は逆転だったのだ。
さて問題は、芽が出た苗木をどこに植えるかだ。
元々、イチジクの挿し木を思い立ったのは、昨年台風のとき根こそぎ倒れたイチジクに手は入れてみたものの、そのまま枯れてしまうことを想定したからだった。
倒れた木はカミキリムシの幼虫にやられて、イチジクの木自体がかなり弱っていた。
そこで、虫の退治をして、ボンドで穴を塞ぎ、大幅な剪定をした。
下の写真が大幅な剪定をしたものの、恐らく枯れてしまうだろうと思ったイチジクの木。
これは、昨年9月根こそぎ倒れた木を大幅剪定し、支柱で固定した時の写真 |
ところが、約1mの幹だけが残って、もうダメかと思ったそのイチジクは、下の写真の様に見事に復活した。
0 件のコメント:
コメントを投稿