今年4月初め頃の写真だ。この頃は雑草が急に元気を出す季節。
そんな時はこのコンポストが役に立つ。 |
そこで、ちょっと遊び感覚で、この中に50匹くらいの大人ミミズと
投入したのは50匹程のシマミミズ。大きさは普通サイズ、妊娠しているものはあまり居なかった。 |
さらに、1000個くらいの卵胞を放り込んだ。
投入した1000個の卵胞が孵化して、無事大人になればこのコンポストはどうなる? 5ヶ月後の今の時期にはミミズ君が大量にひしめいていることになる。 |
その後も何度かこの容器の蓋が出来なくなるくらいに雑草を入れこんだ。
その後この容器の中はかなり熱を持っていた。 ということは、ミミズ君にとって生き残るのは厳しい? |
ということは、この中のミミズ君は全滅か??
さて、ミミズ君や卵胞を投入して5ヶ月が経った。
さあ、どうなっているだろうか??
私の予想では、全く正反対の2つの状態をイメージした。
一つの可能性は、高熱の環境の中でも投入した50匹のミミズ君のうちの生命力の強いものや、運良く孵化し生き延びたミミズ君が繁殖に励んでミミズ君が大量に増えて1000匹以上になっているというもの。
もう一つは、熱のある環境に負けてミミズ君が全く居なくなっているというもの。
このコンポストの蓋を開けてみた。
あれだけ満タンぎゅうぎゅう詰めになっていた内容は容器の1/3くらいに嵩を減らしている。
もうちょっと上まで堆肥があるかと思っていた。 |
それも、かなりドライな感じだ。
これでは、やはりミミズ君は皆無になっているだろうか?
コンポストの中は予想された“堆肥”ではなくて“土”だった。 |
間違いなくシマミミズだ。
そこで、ミミズ君を分別しながら土を少しづつ取り出した。
この土には多くの雑草の栄養が入っている。野菜に取っていい土に違いない。
取り出した土は先日から冬瓜に痛めつけられたツクネ芋の蔓の根元に撒いていった。
全体のツクネの根元に撒くのに丁度いい量の土だった。
さて、それでこのコンポストの中から何匹のミミズ君を取り出したかと言うと
約200匹。
何と中途半端な数なのだろうか?
取り出したシマミミズ。写真で分かりにくいがやや小さめの大人ミミズだ。 全部で200匹くらい居たが、この数は私が全く予想しなかった中途半端な数だった。 |
今雑草が入っているのはこのポリバケツ。
先日溢れんばかりに冬瓜の蔓葉を入れていたのだが、たった1週間でこんなに嵩が減っている。
このポリバケツには、水抜きようの穴と空気穴を開けている。 もしミミズ君を入れてもミミズ小屋として機能出来るだろうと思っている。 |
餓死寸前とも思えるやや小さめの200匹だったので、
丁度空いた観察小屋容器があったので、しばらくその容器に入ってもらい、久しぶりにイチジク、芋、カボチャなどの美味しい餌を数週間食べてもらおう。
しばらく観察小屋容器に200匹を入れ、美味しい餌を与えることにした。 |
ということで、5ヶ月前に50匹のシマミミズと1000個の卵胞を入れていたコンポストの中では5ヶ月後200匹のミミズ君が生きていた。
200匹と言う中途半端なミミズ君の数は、ミミズ君が熱には耐えたが餌が足りなかった、と理解しておこう。
ただし、今回雑草収容のコンポストもミミズ君が住むことが出来る容器だと分かった。
新しいポリバケツの方は、ミミズ君を入れたあともしばらく新しい雑草などを入れ続けてミミズ君たちがもう少し住み易い環境になるように考えてみよう。
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