2014年9月30日火曜日

2014年9月 ミミズ君&菜園

全国的なこの夏の日照不足は農家の方々には米や色々な野菜作りに影響が出ているようだ。

幸い、我が家の9月の畑はまずまず順調なようだった。

今月は秋冬野菜の植え付けが忙しかった。
植えた中で、一番気合いを入れたのはジャガイモ(デストロイヤー)。
その他大根、ニンジン、ホウレンソウ、シュンギク、そして今日ゴボウの種をまいた。
まだそれ用の畝が空いていないので、レタスやチンゲンサイなどの種は、まずプランターにまいた。畑が空き次第、伸びてきた苗を畝に移植する予定だ。

カボチャはまだいくつか収穫出来たが、最盛期を過ぎたカボチャに余り美味しそうなものはなかった
そして、取り忘れや長い期間の保存で少し傷み始めたものはミミズ君の特上の餌になっている。
第2菜園の雑草の陰では最近になって取り忘れで傷んで見つかるカボチャも多い。
穴があいているのは下の面で、畑に置いている状態ではミズアブが卵を産みつける事はないだろう。
ところがこんな風に逆さに、しかもミミズ小屋周辺に放置すればミズアブに卵を産みつけられる。
これらのカボチャをミミズ小屋の側に置いていて、それをミミズ君の餌として与えるとミズアブ幼虫が発生した。ミズアブがやってきてカボチャに卵を産みつけていたのだ。
そこで、こんなカボチャは一旦切って、中を確認してから餌にしている。
こんなカボチャには立派な種が出来ている。
いくつか来年用に保存しておいた。
さて、白ズッキーニは盆明けに最後の収穫をして、全ては終わったと思っていた。
ところが、一部の残した枝から根が出て元気の部分があったのでそこだけ残しておいたら、何と先日2個収穫出来た。
ゴーヤは勢いは衰えてきたが、まだまだ収穫出来そうだ。
九州でズッキーニがこの時期収穫出来るなんて聞いたこともない。

白ズッキーニの種取りの方は悪戦苦闘していが先日3回目の種取りにして何とか使えそうな種が取れた。

ミミズ堆肥から自然発生して、あちこちに勢力を広げる冬瓜は、かなりの蔓葉を片付けたが、それでもお裾分けの分も含めたくさん収穫出来ている。
この時期我が家で一番元気がいい野菜は冬瓜だ。
こちらはカボチャ用の棚にぶら下がっている冬瓜。

たくさん採れる冬瓜はとても我が家だけでは食べきれない。
ほとんどがお裾分けになっている。
私が植えた分けでもないのにここまで育つのは、何ともたくましい野菜だ。
これが、今年採れた中で今のところ最重量の冬瓜。5kg以上あった。


冬瓜以外で元気な野菜と言えば、ツルムラサキ。この時期まだまだ元気で、貴重な葉っぱ野菜として重宝している。

サツマイモは、例年に比べ植える時期が少し遅れたためか蔓の伸びが少ない気がする?
蔓葉の茂り方から判断すると、今年のサツマイモはイマイチかもしれない。
この分だた初収穫は12月にずれ込むかもしれない。
特に土嚢袋に植えたものは、冬瓜の勢いに負けて元気がない。


ダストボックスとガラ袋で育てているゴボウは概ね順調に大きくなっている。
先日は初収穫を済ませ、今日は秋まきの種の第1陣をまいてみた。

成育が遅れていた里芋は何とか順調に育ってきたようだ。

今年こそ大きな芋を!と期待のツクネ芋は順調に蔓を伸ばしているようだが、蔓の根元が細いのと、芋虫被害もありちょっと心配だ。


ナス、ピーマン、シシトウ、ヒモトウガラシはまだ収穫出来て入るが、恐らく終わりが近づいている。
一方、遅めに植えたオクラは、まだまだ今が盛りだ。

ショウガは昨年よりいい感じ。そろそろ収穫開始だ。


畑の端に植えているイチジクは3年目にして大豊作、夏の間収穫が続いた。10月中頃までは収穫が続きそうな気配だ。

果樹園の方は富有柿はそれなりのようだ。
渋柿もいくつか成っているが、まだ干し柿をたくさん作る程の収穫は無理なようだ。
今年初めての収穫が見込まれている晩白柚は自然落下して2個のみが残り、ザボンは8個しっかり残っている。
その他のミカン類は順調のようだ。
果樹園のイチジクは雑草に負けてかなり弱っていたが、畑のイチジクが大豊作だったので、こちらに立ち寄ることはなかった。


さて、それでは9月のミミズ君の状況報告だ。
今月もどのミミズ小屋もまずまずの堆肥収穫が出来た。
餌としてカボチャをかなり与えたが、ミミズ小屋の側に長らく放置したカボチャを餌として使ったミミズ小屋に、ミズアブ幼虫が大量に発生した。
これに対しては一応私なりのミズアブ幼虫とミミズ君の分別法で対応した(9/26当ブログで報告)。

それではいつものようにそれぞれの小屋の様子を簡単に紹介だ。
金子3段9/1ミミズ君は赤ちゃんも多く全部で1200匹。堆肥は上等バケツ2杯半。
箱3段9/10堆肥上等、バケツ2/3杯。受け皿には子供大人200匹くらい?下の段は卵胞は少なくなっているが、赤ちゃん〜子供〜青年500匹くらい。大人ミミズはやや少ない。分別したミミズ700匹上の段へ、餌は保存カボチャに腐れたものがあったため大量のカボチャ。
バケツ3段9/10保存カボチャに腐れあり。餌にするため早めの堆肥収穫。下段にはほとんど餌は残っていなかったのにも拘らず600匹くらいの赤ちゃん〜子供ミミズ〜大人ミミズ。受け皿にも200匹。分別したミミズ800匹上の段へ。卵胞は少なかった。餌はカボチャと少量ジャガイモなど。堆肥はバケツ3/4、極めて上等

どんぶり1号9/1 下段にはミミズ赤ちゃん〜子供中心で300、卵胞は少ない、大人ミミズは上段の方に移動良好のようだ。堆肥バケツ2/3。餌は解凍梅&キクイモ。キャベツ葉、ジャガイモ。
どんぶり2号9/5下段のミミズ250、卵胞も少ない。受け皿に200匹。堆肥上等バケツ1/2。上段中段には移動した多くのミミズ、餌はツルムラサキ、解凍キクイモ。
どんぶり3号9/9まずまずの堆肥バケツ1/2。受け皿に150匹、下段には赤ちゃんを含めて200匹、卵胞は減っている。中段、上段にもみみず君は少ない?感じ。ミズアブが中段に多く見られた.大丈夫だろうか?餌は里芋の芽掻き後。9/10予備小屋から赤ちゃん〜青年200匹追加。
どんぶり4号: 9/13まずまずの堆肥、バケツ2/3杯。下段の大人ミミズと赤ちゃんで400匹以上いる。受け皿に大人〜子供ミミズ100匹くらい。餌はカボチャ、ツルムラサキ
ボックス3段9/25上段に大量のミズアブ幼虫発生。腐れたままミミズ小屋の側に置いていたカボチャを餌として与えたたのが一番の原因と考えられた。上段のミズアブ幼虫の分別にともないミミズ君もかなり減ったと思われる。下段の堆肥はバケツ2杯。上等。ミミズは子供中心に300匹くらい?受け皿にも50匹くらい。餌はミズアブ幼虫が付いていないカボチャ。その他里芋の茎葉など。

一方、[観察小屋]では、今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験だ。

54匹寿命実験127ヶ月目(9/1)54%(24匹)、9ヶ月ぶりのミミズ君の減少は激減。
50匹寿命実験210ヶ月半目(9/10)50匹(100%)ほとんど大人ミミズだが妊娠ミミズは減り、卵胞は少し減っていた。
35匹寿命実験36ヶ月半(9/8)35匹(100%)、大人ミミズ、卵胞も80個と多く、赤ちゃんも20分。
50匹寿命実験49ヶ月目(9/18)。50匹は元気(生存率100%)。卵胞は50個くらい、赤ちゃん〜子供は5匹。
40匹寿命実験515ヶ月目(9/13)38匹(95%)、妊娠ミミズ多く、ミミズのサイズが大きめ、卵胞は150個くらい。卵胞も大きめ。
10匹寿命実験6:5ヶ月目(9/25)ミミズは大人ミミズ。8匹のまま(生存率80%)妊娠ミミズ出現。卵胞はない
8匹繁殖実験14ヶ月目(9/6)35匹(4.4倍)、卵胞は少し減る。10個くらい?
2匹繁殖実験24ヶ月目(9/21)22匹(11倍)
8匹繁殖実験39/3、3ヶ月目先月の60匹(7、5倍)から24匹に激減。産まれたての極めて小さい赤ちゃんが生き残れなかったようだ。とくに環境悪化はない。


予備小屋:恐らく1000匹以上のミミズ君が居た。今月初めミミズ君を欲しがった方に半分くらいを譲渡。来月も別の2名の方にこの予備小屋の全てのミミズを譲渡予定。
ポリバケツ雑草堆肥コンポスト:新たに雑草堆肥にいたミミズ200匹+ボックス3段で発生したミミズ&ミズアブ幼虫を投入。数は全く不明。5ヶ月後くらいにミミズ君をチェックしてみようと思っている。

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