そんな中には、これまでで最長記録の芋もあった。
コブが付いているような芋は、その部分を外して記録測定している。 それでも何と、19cmもあった。 これまでの17.5cmの記録を大きく更新だ |
7月10日を過ぎての芋収穫では、傷んだ芋が多くなる。 でも、こんな大きな芋に巡り会えるのなら、この時期の収穫も捨てきれない |
で、こちらが今日収穫した芋。
収穫する時に腐り始めた芋は除外していたので、ここにある芋は大丈夫だと思っていた。
これらの芋を洗って乾かしたのだが、10個以上の芋がやはり傷んでいた。 当然それらは、ミミズ君の餌になった。 |
洗った時、腐り始めに気づいた芋が予想より多かったので、ミミズ君はさぞかし喜んでいると思う。
芽や根が出ている芋は、そのまま乾かして、夏の終わりに種芋として植えるつもりだ。
この時期の収穫では、毎年こんな芋がたくさん出る。 芽や根が出ている芋は他の芋より味は落ちるような気がしている。 ただ、実際味の違いを確かめている訳ではないので真実は分からない。 |
また、食用にする芋は、収穫して重ねて置いておくと、一つでも腐れる芋が出ると全体に伝染してしまうので、水洗いした後は、新聞紙の上に広げて乾かしておいた。
今後暑い夏の時期、それらの芋で臭い芋が出てきたら、それはまちがいなく腐れ始めのサインなので、外していくことになる。
さて、兎にも角にもこの時期のデストロイヤーの収穫が全て終わったので、今期のデストロイヤーについて整理しておこう。
デストロイヤーは使う種芋がいつ採れたものかによって、種芋を植える時期や収穫の時期が違う。
前半戦の芋は、昨年この時期に収穫した芋を種芋として使ったもので、種芋を植えた時期は1月の終わりから2月の初めで、収穫は5月の終わりから6月の中旬。
後半戦の芋は、この冬に収穫した芋を種芋として使ったもので、2月の終わりから3月の初めに種芋を植え、収穫はほとんどが6月中旬以降。
梅雨の雨にあまり影響を受けていない前半戦の芋にきれいなものが多かったのは当然だろう。
ただし、後半戦の芋でも7月10日以降に収穫する芋では、傷ついて食用にならないものが増えてくることは頭には留めておこう。
植えた種芋の大きさで、収穫時の芋の大きさや収穫量に差が出ると思ったのだが、実際の収穫では、後半戦の3cmという小さな種芋を植えたものでも、収穫できた芋の量や大きさは大きな芋を種芋として使ったものと差がなかった。
3cmの種芋で、16cmくらいの芋が収穫できたのにはびっくりした。
基本的に、大きな芋は食用にして、小さな芋を種芋として使うということで問題ないようだ。
また、種芋は半切して植えたものと、そのまま植えたものがあったが、半切したものとそうででないものでの収穫量や大きさの差はなかったように思う。
今後も大きな芋は半切で植えるというやり方は続けるつもりだ。
今年も前半戦に植える芋の霜被害は、不織布を用いることで、完全に防御できた。
不織布は全てベタ掛けにしたが、来年も同じようにやっていくことになりそうだ。
ところで、秋冬の収穫ではモグラ被害が心配なのだが、今年はこの時期のモグラ被害は全くなかったので喜んでいる。
全体の収穫量は、今年は少し多過ぎたのかもしれない。
しかし、お裾分けで喜ばれるデストロイヤーなので、これからも同じくらいの量を作っていこうと思っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿