2020年3月30日月曜日

2月に種まきしたスイスチャードの収穫開始。美味しそうだがまだ軸太の本来の姿からは程遠い。

下の写真の2つの野菜が同じ種から育ったように見える?
こちらは、葉が柔らかそうなホウレン草に似た野菜。
一方こちらは、太い軸で葉も硬そうな感じの野菜。

どちらも今日収穫した野菜なのだが、この2つの野菜は間違いなく全く同じ種で育てた野菜なのだ。
違いは種を蒔いた時期だけだ。

この野菜はスイスチャード、和名は不断草だ。
暑さ寒さに強くいつでも育てられるのでこんな名が付いているらしい。
軸は、赤、白、黄色、紫、オレンジなどがあり、色々な色のスイスチャードを育てておられる方もいる。

我が家で育てているのは軸が白いタイプのもので、種袋には『VERDE A COSTA BLANCA』と書かれており、私は茎太スイスチャードと呼んでいる。
軸の部分の歯ごたえもよく、イタリアでは人気のある野菜のようだ。
最初に出した写真は、下の写真の畝から収穫したもので、今年2月の初めに種を蒔いたものだ。
2月後半からはビニールトンネルを掛けて育てていた。
すぐ側には同じ時期に種を蒔いてもビニールトンネルを掛けなかった苗があるが、そちらはまだとても小さい。
こちらは、どんな料理に使ってもおいしそうに見える。
ただ、本来の軸太な感じにはなっていない。
この時期間引き収穫していると、そのうち残った苗が軸太になるのかも?
2枚目の写真は、去年の9月の終わりに種を蒔いたもので、大部分の苗は虫の食べられたりしてうまく育たなかったのだが、何とか生き残った苗を収穫したもの。
ある程度軸太で、葉は硬そうだが、苗は本来のものよりはるかに小さい。
それでも、炒めると美味しく食べれそうだ。
こちらの苗も4月に入るともう少し大きくなるのかもしれない。

このスイスチャード、2年前から栽培を始め、今では我が家の定番葉野菜の一つになりつつある。
ただ、昨年4月には下の写真のような立派な状態で収穫出来ていたのだが、今年はまだこんな感じで収穫出来そうな苗は見当たらない。
こちらは昨年4月の収穫。
葉の長さは50cm、軸は4㎝あった。
炒め物に最高だった。
いつでも育てられるというスイスチャード(不断草)、確かに育てやすい野菜であるのは間違いなさそうだが、うまく育てるにはまだまだいくつかの偶然が重なる必要がありそうだ。
色々試行錯誤しながら、毎年去年の4月のような大きな苗を育てれるようになることを願っている。

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