2020年8月31日月曜日

2020年8月の菜園&果樹園。



今年も8月は猛暑。
盆過ぎても、あまりに暑すぎて、畑仕事はなかなか楽しむという感じにはならなかった。
そんな中、一番楽しかったのは、盆休暇に出かけた北海道旅行。
知床五胡での景色。
旅行については盆明けに紹介していたので、今日は懐かしい旅行の時の食べ物について少し紹介。
こちらは、ヒメマス『支笏湖チップ』料理。
旅行中一番印象に残っているのは、利尻島の『かもめ』という居酒屋での利尻ならではの釣れたての魚やウニなどの美味しくまた珍しい料理と、漁師をされているのに仕事中に飲んだくれる大将、そして店で知り合った、埼玉から来られた素敵な方との楽しい時間。
楽しかったので、可能な2日間の夜はともにそこで過ごしたのだが、残念ながら1枚も写真を残していない。

サロマ湖の側の宿ではオホーツクのホタテ貝やカニを、もうこれ以上食べれないというほど食べた。
ホタテを一度でいいからこんなにおなかいっぱい食べてみたかった。
食べた後のホタテの殻も食卓にゴロゴロ。
富良野ではメロンも美味しかったが、種なしスイカもなかなか美味しかった。

福岡に帰ってくると、涼しかった北海道の思い出と食べ物が忘れられない。
家に帰っても、富良野の町から土産にもらったメロンや、買って帰った色々な食材を美味しく頂いた。
塩ラーメンも、我が家の野菜と合わせるとさらに美味しく感じた。


さて、8月の畑仕事ではいつものことだが、雑草管理が追いつかなかった。
で、まだ秋冬野菜の畝ががほとんど準備できていない。
最近の収穫の中で一番楽しんでいるのは、トランペット型ズッキーニ
個性ある形のものが収穫出来るので、収穫した日には机に並べて楽しんでいる。

代表的夏収穫の収穫では、7月に十二分の収穫が出来たトマトは中旬まではそれなりだったが下旬にほぼ姿を消した。
こちらは中旬のトマトの収穫。
この後水不足でほとんどの苗が枯れ、収穫が一気に減った。
ナス、ピーマン、オクラ、四角豆などは順調に収穫出来た。
こちらは8発上旬に収穫したオクラ。
オクラの収穫のピークは8月の上旬から中旬で、下旬になると収穫量が減っている
こちらは8月中旬に収穫した四角豆。
四角豆の収穫は中旬がピークで後半に失速、最近また少し復活してきた。
そして、ゴーヤは毎日いやというほど収穫出来て、毎日どうしても食卓に載るゴーヤに少し飽きが来始めている。
一日にこれくらいの収穫の日もしばしばあったので、裾分けも忙しかった。

長いズッキーニやカボチャは8月に入ると収穫量は激減、通常のズッキーニは全く収穫出来なかった。
そんな中種採り用のズッキーニがいくつか畑に転がっているが、そんな中で一番興味を持っているのが丸いズッキーニ。
果たしてこのズッキーニから種採り出来るだろうか?

アーティチョークの枯れた株元からは新芽が出てきている。
こんな芽はもう少ししっかり育つ晩秋に株分けするつもりだ。
今年一番多くの蕾の収穫とがあった第1菜園の苗では周りを片付けお礼の追肥をしておいた。
まずまず元気なこの苗、例年も3年連続の最多収穫となるだろうか?

種の収穫はゴーヤは十分量を収穫した。
ゴーヤの種は収穫忘れのためどうしても増える。
来春は畝に種をバラ蒔きしては元気な苗のみを蔓野菜の畝に移植予定だ。
富良野メロンも一応種まきに挑戦するつもりだ。
カボチャは種類によっては満足な種採りにはなっていない。
こちらは、ちょっと貧弱なヒョウタン型カボチャの種。
長いカボチャは今年もいい種が採れた。

ツクネ芋や宇宙芋の苗は順調に育っているように思われるが、これからの台風被害が心配だ。
ツクネ芋は台風被害が出なければ、とても大きな芋が収穫出来そう。

今年2年目の宇宙芋が6cmくらいのムカゴが幾つもみられるので、この後の成長をさらに期待しよう。

去年のこの時期は2cmくらいのムカゴ。
今年は種芋を植えた時期も早かったのでムカゴの成長も早い。

端境期の葉野菜の中では、エンツァイ(空芯菜)とモロヘイヤ、ツルムラサキがそれなりの収穫ができた。

デストロイヤーは種芋の植え付け時期。
今年も去年と同じくらいの数の種芋を木陰に植えた。
芽が出たら畝に移植する予定だが、今年は畝の準備がそのころまでにできるかちょっと微妙だ。
木陰で他の場所よりは涼しいが、今年の残暑は半端ではない。
種芋が腐れずにしっかり芽を出してくれると嬉しいのだが。

ヤーコンは、台風も来なかったので中旬までは順調に育っていたが、後半からの水不足で多くの苗が弱っている。

ウコンの苗も水不足で少しは弱ったが、花が綺麗に咲き始めている。


秋冬野菜の種まきは始まったばかり。
第1菜園に準備した畝に秋冬野菜の種まきを終えたところ。

今後、第2菜園を中心に秋冬野菜用の畝作りが忙しくなりそうだ。


果樹園では、イノシシの壊された石垣の修復をおこなった。
イノシシがまた石垣を登らないように石の隙間に竹を刺している。

去年はこの時期に落ちてしまっていた柿はそれなりの数の実を付けをている。
ミカン類もおおむね順調のようだ。
去年2個しか成らなかった晩白柚の木に10個近い実が成っているのは嬉しい。

同じイチジクの木からなる実でも、その年や時期によって甘さが全然違う。
今のイチジクは、特別大きなものは採れないし、数も一日2~3個づつだが、とても甘くて満足だ。

オリーブの木には今年も去年と同じ2本に実を付けているが、なぜか成りが少なく去年以上の収穫は望めない。
それでも10月には楽しい収穫と塩漬け作業が待っている。
それまでに大きな台風が直撃しないとよいのだが。。

月初めには小梅と大梅を天日干しにした。
天日干しが終わってシワシワになった大梅。
今年の大梅は量は少なかったが相変わらず美味しくできたと思っている。
というようなことで、8月はとにかく暑かったが熱中症になることもなくそれなりの仕事が出来た。
9月からは台風に注意しながら、まだまだ元気な夏野菜の収穫と秋冬野菜の準備を進めたいと思っている。

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