この暑い時期、野菜への水やりが一つの課題だ。
段々畑の方への潅水法は、まだいいアイデアが浮かばないので筋トレのつもりでそれぞれの段にある水溜からバケツに水を汲んでおこなっている。
ただ、我が家のビニールハウスは山の方から流れてくる水を溜める容器からそんなに遠くないところにある。
またその水溜はしばらく雨が降らなくても山からの水の流れが止まらないので枯れることはない。
先日ビニールハウスの中のトマトが2本枯れ、今もまた1本の苗が弱っているのだが、それは恐らく根が浅いのと水やり不足が原因だと思われた。
こちらは、ホースを水溜め容器に入れている場所、水につかったホースは出来るだけ砂を吸い込まないように20㎝ほどの深さだ。
5)
今回の潅水システム、家にあったものだけを使って0円で完成できたので満足だ。
一方、段々畑では今しばらく筋トレ兼用のバケツ水やりをやっていくことになる。
だから、まずビニールハウスに、私成りのアイデアで潅水装置を作ることにした。
2)
以前仕事場の屋上で2Lのペットボトルを使って、小さな穴を開けた点滴法でプランターに水やりをしていたことがある。
今日は心持ち小さめに穴を開けたので、流れ出てきている水の量は少ないときには穴の大きさを大きくするつもりだ。
取り置いていた散水用のホースを潅水チューブとして使った。 |
専用の潅水チューブを買って潅水することも考えたが、水の量調節が難しそうだったのと、必要以外の場所に水が漏れるのが嫌だったので、今回は以前使っていた6mほどの散水用のホースを使うことにした。
この潅水システムでは以下のことを頭に置いて作業した。
1)水溜タンクから継続的にハウス内のトマトの畝に水を引く。
2)必要最低量の水を畝のトマトに持続的に流す。
3)ホースに空気や砂が入らないようにする。
4)必要以外の場所に水を撒かないようにする。
5)出来るだけお金を掛けたくない。
1)
持続的にハウスの中に水を流すには、ホースの内部を水で満たし、水溜め容器の水面と潅水ホースに高さの差があれば、パスカルの原理を利用した持続的な潅水装置が出来るはずだ。
ハウスに一番近い場所の水溜めダンクから、水を引くことにしたが水溜タンクからハウスの最も遠い苗までには、取り置きのホースが50cm足りなかった。
ホースが足りなかった場所には他の物を使うことにした。
ホースの先端はビニールテープで閉鎖した。 長さ不足はハウスを建てたときに余った部材(ビニペット)を利用した。 |
2)
以前仕事場の屋上で2Lのペットボトルを使って、小さな穴を開けた点滴法でプランターに水やりをしていたことがある。
その時、開ける穴の大きさによって水の減り方が全く違い、小さな穴を開けて持続的に水を落とすのには一苦労があった。
今回のホースには2~30cmに1か所づつ穴を開けたが、水が噴き出るような状態では無く、少しづつしみ出るくらいの穴を開けた。
穴あけにドリルを使うと穴の大きさの調節が出来ないので、キリを使った。 水ががしみ出るところで穴あけをやめた。 |
畝の上のトマトの苗元近くに置かれたホースが見えている。 写真左上の方に水溜め容器がある。 |
今日は心持ち小さめに穴を開けたので、流れ出てきている水の量は少ないときには穴の大きさを大きくするつもりだ。
3)
ところで、山から流れてくる水には砂が混じっている。
そこで、ホースの先端から空気や砂が入らないようにホースの先に収穫ネットに石を入れて固定した。
これまで、トウモロコシやスイカなどに掛けていたネット袋。 ラッキョウの薄皮取りや銀杏を流れる水に漬け皮を剥く時など色々役にたつ袋だ。 |
石の重さで、ホースが跳ね上がり空気が入ったりする心配もなさそうだ。 それでも大雨の日など、ネットの網の目の間から小さな砂が入る可能性はあると思う。 |
4)
もちろん、水溜め容器からハウスまでの間のホースからは1敵も水は漏れない。
下の写真は装置を設置して1時間後の様子だが、いい感じだと思っている。もし、水の出が悪くなるとしたら、砂などが詰まった時だろう。
その時は、少し大きな穴を開けることにしよう。
5)
今回の潅水システム、家にあったものだけを使って0円で完成できたので満足だ。
もちろん、今の微量な量を浸みだす潅水システムで、水の量が苗に足りるのかは、これから苗の状態を見ながら判断することになる。
一番手前に見える弱ったミニトマトの苗が復活すれば、潅水は大成功だ。 |
一方、段々畑では今しばらく筋トレ兼用のバケツ水やりをやっていくことになる。
いい潅水法がないかは、これからの検討課題だ。
ただ、段々畑に置く水溜め容器に水が溜まっているのは雨が続いた日のあとだけ。
ただ、段々畑に置く水溜め容器に水が溜まっているのは雨が続いた日のあとだけ。
また、流れのない水溜め容器にはボウフラも湧きやすい。
その辺も考えていい方法を見つけていこう。
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